記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

1日10分ずつ片付けても家は一生片付かない

2012-01-12 22:23:38 | 本の感想
いやいや、前言撤回するわけじゃないんですよ、ええ、ええ。

あれは忘れもしない、昨年の12月くらい、僕が新しい片付け法(新しくもなんともないみたいですが)「1日10分片付け」を編み出して鼻息荒くブログに書いてツイッターに報告したら、友人から
「有名な片付けの本によると毎日少しずつやってもダメらしいよ」
と。。。べ、別に何でもかんでも人の言うとおりにしてたってダメなんだから!その人が有名だからって絶対正しいなんて決まってるわけじゃないんだから!と強がってみたものの不安になっていたところへ妹からも追撃。
「あ、それ私も言おうと思ってた」

Wahoooooooooooooooooooooooo!!!!!
そうですかそうですか、どうせ俺は片付け下手ですよ、そんな奴が編み出した片付け法なんて使えるわけないですよ、ちぇっ。と不貞腐れてても仕方ないので、読むことになりました、その「有名な片付けの本」。

ご存知の方も多いかと思いますが、ときめき片付け術で有名なこんまりさんの本です。友人に章立てをメインにさらっと読ませてもらい、ぐぬぬってなり、改めて妹に借りました。むーん、確かにこうやったら片付きそうだわ。。。実際に妹の部屋はすごくきれいに片付いていた。。。正直なところ、「ちょっと極端じゃね?」とか「スピリチュアル(←好きじゃない)入ってね?」と思うところもあるので全部を実践する気はないのですが、なるほどと納得するところも多く。

細かい方法は本を読んでいただくとして(そこが結構面白いというか納得の内容なのだけど)、大枠としては「手にとってみてときめくものは残す、それ以外は捨てる」というもの。妹が興奮気味にその内容を訴えてきたとき、「えー、なにそれーw」と感じたものですが、読んでいくと「なるほどなー」と納得しちまうんですな。たしかに、ときめかないもの(特に洋服)はきっと使わないんですよね。ならばとっとと捨てた方がいいな、と。先にスピリチュアルなのがどうのこうのと言ったのは、「着てない服は捨てられた方がタンスの肥やしにするより喜ぶ」とか「家にお礼を言いましょう、そうすると幸せになります」みたいなところなんですよね。きっとそう思うことで自己暗示をかけることができて幸せになるんでしょうけど、なんとなーく受け付けないんですよねー。まあイヤなことはやらなければいいのでいいんですが。
個人的に一番「へー、なるほどー」と思ったのは、「贈り物は貰った時点でその役割を終えている」というところでした。確かに、好みじゃないものって貰っても使わないから困るんですよねー。貰ったところで役割を終えたと思えば、躊躇なく捨てることができますなw もちろん、気に入って使えるのが一番なんですけどね!(そういう意味では結構我が家は貰い物の活用率が高い気がします。確実に使ってもらえるものをおがたに贈りたい場合は先のエントリー「ウィッシュリスト」をご参照ください!)

ちなみにどうして1日10分片付け法がダメなのかというと、「そんな毎日コツコツやることができるくらいなら最初から散らからない」というごもっとも過ぎる理由でした。ただ、片付けの腰を軽くする方法として序盤はそれでもいいんじゃね?と自分を慰めることにします。

そんなわけで、こんまりさんの片付け本、面白いです。オススメ。
人生がときめく片づけの魔法
サンマーク出版


ちなみにこんまりさんがその片付け法を開眼したきっかけがこの本。
新装・増補版 「捨てる!」技術 (宝島社新書)
宝島社

過去エントリにこの本についても書いてます。
「捨てる技術」を身につけたつもり ←身に付いてなかったw


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