オフィス松山 オペラの部屋

オペラ&ミュージカル制作企画オフィスの徒然

ドイツ北の国からシリーズ3

2007-01-28 14:20:47 | 劇場
デュッセルドルフから少し西へ行くとそこは国境の街メンヘングラードバッハ
小さな街ですが立派にオペラを上演しています。プログラムとしてはオペラと演劇
が半々で時折バレーやミュージカルも上演されます。
最近はドイツ北部地方の劇場は新しく生まれ変わった劇場が増えてきています。え?こんな小都市にも歌劇場がある?っと思うくらい小さな街なのです。何しろ道を西に歩けば、そこはオランダなのです。が立派です。ランドマーク的存在の歌劇場も多いのです。こののメンヘングラードバッハはその一例です。
外観はモダンです。

この歌劇場ではこんな作品に出会えます。
モーツアルトが子供の時に作曲した。ちいさなオペラ「バスティアンとバスティアンヌ」↓

同じモーツアルトの「コシファントゥッテ」臨場感溢れるドイツならではの映像の効果を生かした舞台です。↓

さらにモーツアルトの極めつけ「魔笛」では洗練された洒落たデザインが目を惹きます。↓

重厚さについてはドイツそのもの的舞台創りのドニゼッティ「レメンムールのルチア」です。
このままワーグナーが出来そうです。↓

さてこのメンヘングラードバッハは必見です。ドイツの真面目さを誇りにしている所が伺えます。ご時世ながらの諸般の情勢にも創造制努力で旨く対応しています。
この街の劇場のパフォーマンスこそ本当の意味でのその街の独自のエンタテイメンとなのです。日本の市民会館などの公共施設においても大いに参考になるでしょう。

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ドイツ北の国からのエッセン2

2007-01-25 02:44:13 | 劇場
エッセン2です。
小都市ながらご時世によらずオペラは色々頑張っています。
先ずは何も無い時の舞台です。


上記のゆとりのある席から見えるのは、
プッチー二「ボエーム」一点象徴型舞台デザインはシンプルでもあり豪華でもあります。


                      次はモーツアルト「魔笛」

              


                 
子供向け番組の域を越えたフンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」色使いが見事です。
伝統的様式のリヒャルトシュトラウス「薔薇の騎士」
                                      

まだまだいろんなレパートリーがあります。
大きな大劇場ばかり観るのもいいのですが、たまにはこんな地方の中都市劇場も
お奨めです。それこそ出演するソリストもこの土地に在住し、文字通りわが街のオペラ歌手が出演します。これがドイツおぺらの強さです。
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ドイツ北の国から

2007-01-23 17:28:04 | 劇場
ドイツ北西部に炭鉱の街(都市)エッセンがあります。
エッセンは世界遺産の炭鉱もあるほどの炭鉱の街です。
もう少し西へ行けばオランダになります。
ここエッセンの歌劇場は近代的総合施設の一部で
同じ敷地にフィルハーモニーコンサートホール、演劇場、歌劇場が並んでいます。
特に歌劇場客席もユニークなデザインです。


客席内です。



さて舞台はオッフェンバックの「天国と地獄」オペレッタ(地獄のオルフェオ)
まるでミュージカルを思わせる舞台には今ドイツのミュージカルブームを彷彿とさせます。


ヴェルデイ「アイーダ」もあります。
とても地方の小都市の劇場とは思えない程、どのオペラも頑張っています。



ちょっとモダンなところでは」プッチー二「マノンレスコー」



以上のようにここエッセンから伺えることは歌劇場はどこを観ても舞台は経済性を重視する傾向が見られます。その昔1940年代50年代のドイツ復興の時代に演出家のゼルナーと舞台装置家スボボダのコンビがあみ出したモダンドラマ表現重視の精神が受け継がれています。一言で言うとドラマ内容を特出させた省略舞台。
これが今のドイツの舞台創りの基礎となっている考え方です。とは言え大都市には大都市なりの豪華な舞台喪ありますが諸般の情勢から鑑みてご時世とでも言いましょうか、我が日本も参考にすべき舞台はドイツには多いのです。では。
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お久し振り!元気です!年を越してしまいました。

2007-01-23 16:20:39 | 夢舞台制作
遅ればせながら謹賀新年!
さてようやくブログに戻れました。イヤー忙しかった。
今年第一弾は豊橋市民オペラの舞台の紹介です。

豊橋市制100年を記念して制作された豊橋初の市民オペラ「魔笛」
モーツアルトイヤーに相応しく昨年12月17日豊橋アイプラザ大ホールにおいて開幕しました。豊橋市民オペラの誕生です。
え?どんな舞台?って、
それに関しては豊橋市民オペラには実行委員の中野氏が管理する。
自主製作の立派なホームページがございます。
昨年は世界で色々な魔笛が上演されました。」豊橋市民オペラ「魔笛」の特徴としては。先ず、童子が80余人である事。全てが総勢300人の市民参加であること。
手作り感満載の小道具類世界初とも言える80余人の童子
オペラにおける若年層育成番組としての活用が目的で企画されました。

さあ、では豊橋市民オペラ「魔笛」でインターネット検索して下さい。
舞台画像の」多さはまるで連続写真を見ているみたいに構成されています。
そして市民オペラの出来るまでがご覧になれます。
オフィス松山が参加した頃は公演まで3ヶ月あまりに迫った。ゼロ出発の状態でした。
市民オペラとしてのオリエンテーションや舞台構成からはじまり、
演出指導、演技指導、小道具制作、公演指導、まで今日本における市民オペラらしい市民のための市民オペラ制作の実際を体験していただきました。
豊橋市民オペラ「魔笛」のホームページをご覧になればお解かりいただけます。
ではごゆっくりと検索し、市民がオペラ文化を享受する姿をご覧下さい。
豊橋市民オペラ「魔笛」で検索をどうぞ≪メールアドレスを打つよりも
ホームページ検索の方が早道です。

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