バレエ&音楽日記

舞台は一期一会。素敵な舞台にまた出会えますように…。

ルンキナの代役(大阪)/ボリショイ

2008-10-21 14:51:05 | ひとりごと
ジャパン・アーツに出ましたね。

妊娠のため出演キャンセルとなったスヴェトラナ・ルンキナと、それに伴うパートナーの代役が大阪公演だけ調整中となっていたのですが、決まったようです。

オデット/オディール:スヴェトラナ・ルンキナ→マリヤ・アレクサンドロワ
ジークフリート:ドミトリー・グダーノフ→アルチョム・シュピレフスキー

だとさ。マーシャが来てくれるのはとてもうれしいです。先日も記事にしましたが、マーシャの黒鳥pddでKOされましたので、ぜひ全幕を見てみたいと思っていたところだったんです。だから、代役とはいえすごくうれしい!
…。これで、パートナーがフィーリンだったら最高だったんだけどなぁ!その願いは当然ながら叶わず。シュピと発表されました~。うーん、大丈夫か?背が高くて男前なので、王子にふさわしいとは思うのですが…存在感という点でいま一つピンと来ないんですよね。マーシャに喰われてしまんじゃなかろうか?まぁ、とりあえずマーシャを楽しみに行きたいと思います。
フェスティバルホールは今年末でリニューアルのために閉鎖されますが、私にとってフェスティバルホールに行くのはこのボリショイの『白鳥の湖』が最後になると思いますので。

Kの次回作は『ピーターラビット』!

2008-10-15 15:53:46 | Kバレエ・情報
Kのサイトに、2月の公演情報が出ています。
2月25日~3月1日まで『ピーターラビットと仲間たち』だそうです。ロイヤルが上演している『ベアトリクス・ポター物語』のような感じでしょうか?会場はオーチャードホールで、詳細はまだ出ていません。
うぅ~ん…どうしましょうか。見たことがない作品なので(そりゃそうだ)興味はあるといえばあるのですが、そのために「遠征までして見たいか」っていうと、ちょっとね。その前の『くるみ』は見たいですが、もうしばらくすると作品の詳細が出るでしょうし、予定を詰めるのはその後でもいいかな、と。

それと、Kではありませんが、ボリショイのキャスト変更(ルンキナ降板)情報がytvにも出ました。やはり代役は調整中となっています。
気になったのが、
「ケガ、病気等々、もうちょっと体調管理を万全にしてほしいものです」
というくだり。確かにプロなんですから体調管理も仕事のうち、といえばそうです。ちょっとした風邪や明らかに不注意による(例えば階段で足をひねった、とか)とかだと「しっかりしてよ~」って言いたくなる時もあります。ですが、基本的に「ダンサーに怪我はつきもの」ですし、一般人には考えられないような身体表現の限界に挑戦しているのですから、「ケガをビビって踊る姿」なんて見たくないです。少なくとも私は。ルンキナが踊れないのは妊娠ですし、本来はファンみんなが一緒に喜んであげるべきこと。「相応の代役」さえ立ててもらえれば文句はないです。マーシャだと最高なんだけど…。「マラーホフの贈り物」で見せてくれたフィーリンとの黒鳥pddは本当に素晴らしかった!
そして、ルンキナには身体を大切にして、無事に出産を終えてまた元気に踊ってくれることを祈りたいと思います。

ボリショイ/ルンキナ降板

2008-10-14 12:45:37 | ひとりごと
フェスティバルホールのサイトに、ルンキナ降板の情報が出ています。産休との情報は以前から目にしていましたが、日本公演もキャンセルになったのですね。代役は決定次第発表するとのことです。これについて…会場であるフェスティバルホールのサイトには情報が出ているのに、大阪での主催者であるytvのサイトは更新されていません。ここのところスタッフのメッセージにも動きがありませんし、どうなってるのでしょうね?

なお、ボリショイの『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』大阪公演は、ぴあやイープラスなどでは既に完売しているようです。関西でもバレエに関心を持つ人が増えると公演そのものの機会も増えていくきっかけにはなると思うので嬉しいことではありますが、チケットが取りにくくなるのは厳しいことでもあり…。やはり、常時なんらかの公演をやってくれる新国立劇場のような存在が望まれるところです。

あと、招聘元であるジャパン・アーツのサイトにも出ていますが、マトヴィエンコが来日できなくなったということです。
なお、ジャパン・アーツによると『白鳥の湖』公演でルンキナの代役となっているのはアントニーチェワが多いかな。多分12月の第二週の週末は予定が空きそうなので、劇場でチケットを買えるなら行ってみたいとも思います。

さて…こんな月も珍しいのですが、08/09シーズンに入って9月にウィーン・フィルの演奏会を聴いたのですが、10月は劇場にもコンサートホールにも行く予定がないんです。結局、「東京に行った時に『トゥーランドット』を見る」のも断念しちゃったし。そうそう、先週末は東京に行っていたのでした。金曜日のお昼に羽田に着いて上野に行き、東京都美術館でフェルメール展を見てきました。フェルメール。私が大学に入学した年だから2000年か。大阪市立美術館に珠玉の名画たちがやってきたのは…。かの有名な「真珠の耳飾りの少女(または青いターバンの少女)」を見て、こんなに繊細な、それでいて上品な絵を描く画家がいたんだ~!って感激したんです。それ以降も一つ二つなんらかの展覧会で見ていましたが、七点も一度に見られる機会なんてないですものね。期間中にちょうど東京に行く機会があってよかったです。今回初めて見た作品の中では、「ヴァージナルの前に座る若い女」と「手紙を書く婦人と召使い」がフェルメールらしくて好きです。光の表現が本当に素晴らしいんです!

しくしくしく・・・

2008-10-08 17:53:04 | ひとりごと
ytvさんのご尽力もあって、この秋は関西のバレエ事情も比較的に恵まれているかとは思います。ナチョ・ドゥアトの『ロミオとジュリエット』やボリショイの『明るい小川』といった演目、これまでなら関西を素通りしていったであろう演目が一公演づつとはいえ、関西でも上演されるんですもの!

ですが…

私は、この二つの演目を見ることができません。ナチョの方はベルリン・フィルの大阪公演と重なってしまったためで、ベルリン・フィルのチケットを取ったのは私自身なので致し方なしです。それにしても、ボリショイの方は誰を恨めばいいというのでしょう?
事情はこうです。
半期の講義回数は文科省によって14回確保すべしとされています。
他方、三連休を増やして消費を促すべく?祝祭日を強引に月曜日に移動させました。
その結果、月曜日の講義回数がどう頑張っても不足します。
で、我が大学が編み出した手段は…

国の決めた祝祭日なんて糞喰らえ?
「祝祭日なんて関係なく講義日とする」
ちゃんちゃん♪

これで、文科省のお達し通りに14回の講義回数を確保できたようです。

で、ボリショイのびわ湖公演は11月24日(月祝)のお昼に予定されていますので、月曜日にどうしても出なくてはならない講義がある私は、『明るい小川』日本初演、そしてフィーリンの最後の全幕出演を見られないことになってしまったのです…。東京まで行けばいいのでしょうけれど、いずれも平日なので無理。あぁ、誰を恨めばいいのでしょうか。院生をやっている自分自身でしょうか?それともバレエを好きになった私でしょうか?バレエになぞうつつを抜かさず文献読んで論文だけ書いていろ、そういうことなんでしょうか…。この日が祝日なんかじゃなければせめて夜公演になったでしょうに。そしたら見に行けたのに…。

フィーリン最後の『明るい小川』を見に行かれる方、どうか、楽しんできてくださいませ。そして、見に行けない私の分も拍手をしてきてください。お願いします。

K『くるみ』先行(チケットスペース)

2008-10-02 19:35:42 | Kバレエ・情報
チケットスペースよりハガキが参りました。K『くるみ』の先行予約の案内です。
10月4日(土)10時から18時…って。ん?先行予約「開始」じゃなくて、「予約日」って書いてあります。ってことは、この日限定ってこと?

で、肝心の予定ですが、荒井さんと橋本さんの日は絶対に見たいと思ってはいるのですが、夜公演なのでその日のうちに帰れないんですよね。とりあえずどっかに泊まるか、夜行バスを使うか、なんですけど…。バスって、どうも乗り気になれないんです。今年はバレエ遠征を既に2回やってるし、学会その他の東京行きも3回。この調子でバレエにつぎ込み続けてると明らかに破産へまっしぐら(笑)。さてどうしたものか?