帯ちゃんシリーズ、第三弾!
今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをしています。
今後の参考のために、私の拘り・・・1つ目・・・
引き続き、『 さっちゃんと父 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。
≪其の30≫ 拘り・・(1)葬儀
「葬儀、・・・どうしょう!
引っ越したばっかりやん。前の地域には行かれへんし。。。」
うっわー、私しかおらんしー。こんな時どうしたらいいねん!!
「ごめんなあ。言うた方がいいんちゃうの?
と思ったんやけど・・よう、言われへんかってん。」
マーちゃんよー、こんなこと後から言われてもなあ・・・
全く役に立たんねんけどなあ。言うてほしかったなあ~~
「うちと宗教違うからお寺さんどうするか、だいぶ前にマーちゃん
と話してたんよ。探しておいた方がいいのと違う?って。」
おお~!流石、お義母さん!気づくところが違いますね~。
折角アドバイス頂いてたのに・・直接聞いてたらなあ。
【 私の拘り・・・1つ目、葬儀 】
全くのノーマークだったこと。いざとなってめちゃめちゃ困った。
義母の遠慮はわかる。マーちゃんよ、君は私の旦那だろ!
こういう大事なことは、自分が悪者になっても言うべきだ。。。
ーーー ひとつ私たち夫婦の欠点が見えた。
しかし、人のことは言えない。私だって言えないことあったのだ。
私たちは、お互いが思いやりすぎていた。
そのため、相手に言いたいことが言えなかったことが多すぎた。
従順な妻ばかりでは、駄目なことを知った。
夫婦円満は自分を押し殺していてはだめなのだ。
お互いを出し合って、お互いをカバーしていく、
そんな夫婦になろう! 私の中で目覚めたことだった。
結局、葬儀は近所ではそこしか知らないと義母が知っていた
ところへ行き、宗派が気になることを尋ねたうえで、
「それでしたら、ご宗派は内から別れたものですのでもともと
は同じですから、別にかまわないでしょう!うちではお宅さん
が宜しければ、御葬儀お受けいたします。」
と言ってくれたので、お任せすることにした。
友人の中には、親が無宗派で何もしない。ただ、焼いた灰を少しだけ
親が言っていたところに散布したという人も知っている。だが、私の
信仰心の篤い人だったので、ちゃんとお寺でしてあげたかったのである。
つづく。。。