さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

さっちゃんと父 ★ 30 ★

2008年11月20日 13時48分40秒 | 実家の想い出

帯ちゃんシリーズ、第三弾!

今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをしています。
今後の参考のために、私の拘り・・・1つ目・・・
引き続き、『 さっちゃんと父 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。

 

 

 

≪其の30≫ 拘り・・(1)葬儀

 

「葬儀、・・・どうしょう!

  引っ越したばっかりやん。前の地域には行かれへんし。。。」

   うっわー、私しかおらんしー。こんな時どうしたらいいねん!!

 

「ごめんなあ。言うた方がいいんちゃうの?

  と思ったんやけど・・よう、言われへんかってん。」

   マーちゃんよー、こんなこと後から言われてもなあ・・・

     全く役に立たんねんけどなあ。言うてほしかったなあ~~ 

 

「うちと宗教違うからお寺さんどうするか、だいぶ前にマーちゃん

  と話してたんよ。探しておいた方がいいのと違う?って。」

   おお~!流石、お義母さん!気づくところが違いますね~。

     折角アドバイス頂いてたのに・・直接聞いてたらなあ。

 

 

 

【 私の拘り・・・1つ目、葬儀 】

 

全くのノーマークだったこと。いざとなってめちゃめちゃ困った。

義母の遠慮はわかる。マーちゃんよ、君は私の旦那だろ!

こういう大事なことは、自分が悪者になっても言うべきだ。。。

 

ーーー ひとつ私たち夫婦の欠点が見えた。


しかし、人のことは言えない。私だって言えないことあったのだ。

私たちは、お互いが思いやりすぎていた。

そのため、相手に言いたいことが言えなかったことが多すぎた。

従順な妻ばかりでは、駄目なことを知った。


夫婦円満は自分を押し殺していてはだめなのだ。

お互いを出し合って、お互いをカバーしていく、

そんな夫婦になろう! 私の中で目覚めたことだった。 

 

 

結局、葬儀は近所ではそこしか知らないと義母が知っていた

ところへ行き、宗派が気になることを尋ねたうえで、

「それでしたら、ご宗派は内から別れたものですのでもともと

同じですから、別にかまわないでしょう!うちではお宅さん

宜しければ、御葬儀お受けいたします。」

と言ってくれたので、お任せすることにした。

 

友人の中には、親が無宗派で何もしない。ただ、焼いた灰を少しだけ

親が言っていたところに散布したという人も知っている。だが、私の

信仰心の篤い人だったので、ちゃんとお寺でしてあげたかったのである。

 

 

 

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つづく。。。

---【INDEX】---

 

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