たそがれ別荘

日々のちょっと気になったことなど...

育児放棄されたシロクマ赤ちゃん、初登場 独の動物園

2007-03-24 07:58:11 | 動物
 一般公開されたシロクマの赤ちゃん=AP ドイツのベルリン動物公園で

 ドイツのベルリン動物園で23日、命の危険にさらされていたシロクマの赤ちゃんが初めて一般公開され、各国メディアを含む1000人規模の見物客が殺到、大騒ぎになった。

 このシロクマは雄の「クヌート」。昨年12月初めに生まれたが、母親が育児を放棄。飼育係の手で育てられたため、一部の動物愛護団体が自然に戻れないとして安楽死を提唱したことから、メディアの注目が集まり、子供たちによる助命嘆願運動も起こっていた。

 この日、縫いぐるみのような愛くるしい姿が現れると、観衆から一斉に歓声が上がった。ガブリエル環境相はクヌートの「親代わり」になると表明、来年ドイツで開かれる環境国際会議のマスコットに抜てきする考えを示すなど、人気はうなぎ上りだ。(時事)

2007年03月24日07時58分 asahi.com

サルも悩む花粉症、暖冬で早まり 目こすり、くしゃみ

2007-03-07 16:17:20 | 動物
 花粉症で結膜炎気味のマンデーはしきりに目をこすっていた=兵庫県洲本市の淡路島モンキーセンターで

 淡路島モンキーセンター(兵庫県洲本市)のサルたちが、花粉症に悩まされる季節になった。記録的な暖冬でスギ花粉が飛び始めるのが早まり、昨年より2週間ほど早い2月下旬ごろにピークを迎えた。今も飛散量の多い状況が続いている。

 同センターにいるマンデー(メス、13歳)は盛んにくしゃみをし、目をこすっていた。延原利和所長(53)は「マスクをつけたり目薬をさしたりするわけにもいかず、見守るしかない」。

2007年03月07日16時17分 asahi.com

中国の研究チーム、ハトのリモコン化に成功

2007-02-28 13:48:47 | 動物
 2月27日、中国の山東科技大学の研究チームがハトの脳内に極小の電極を埋め込み飛び方を自在に制御することに成功(2007年 ロイター/China Daily)

 [北京 27日 ロイター] 中国の山東科技大学の研究チームが、ハトの脳内に極小の電極を埋め込み、飛び方を自在にコントロールすることに成功した。新華社が27日に伝えた。

 電極を通じて刺激を与えることで、ハトの飛ぶ向きを上下および左右の方向に制御できるという。

 新華社は「コンピューターを通じて電極に信号を送ることで脳内の別々のエリアを刺激し、こちらの指示通りに飛ぶようになる」と説明。また主任研究員の話として、ハトを使った実験としては世界初の成功だと報じている。

 2005年にはネズミを使った同様の実験に成功している研究チームのメンバーらは、将来的にはこの技術の実用化も視野に入れているという。

 ただ、リモコン操作できるハトの実用化が何を意味するのかについては触れられていない。

最終更新:2月28日13時48分 ロイター

野生コウノトリ「ハチゴロウ」死ぬ=大陸から飛来、親しまれ-兵庫

2007-02-27 21:31:34 | 動物
 兵庫県豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」は27日、中国大陸から同市へ飛来し、市民から「ハチゴロウ」の愛称で親しまれていた雄のコウノトリが死んでいるのが見つかったと発表した(2005年1月23日撮影)(時事通信社)

 兵庫県豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」は27日、中国大陸から2002年8月に同市へ飛来し、市民から「ハチゴロウ」の愛称で親しまれていた雄のコウノトリ(推定8歳)が死んでいるのが見つかったと発表した。

 コウノトリは1971年4月に野生の国内産が絶滅し、同公園が人工繁殖と野生復帰に取り組んでいる。

 大陸から飛来し定着した野生のコウノトリは、ハチゴロウ以外に1羽が確認されているだけ。自力で生きる放鳥個体にとって、餌場などを学ぶ貴重な「指南役」だったほか、放鳥した雌とのカップル誕生も期待されていた。

2月27日21時31分配信 時事通信

ヤリで狩り、びっくりチンパンジー…アフリカで観察

2007-02-23 14:14:05 | 動物
 野生のチンパンジーを観察する研究者。米国の女性研究者は22日、腕力が雄よりも劣る雌のチンパンジーが獲物を狩る必要から、原始的なやりを作りだし、「武器」を発明したとの研究結果を公表(コンゴ=撮影日不明)(AFP=時事)

 【ワシントン=増満浩志】アフリカのセネガル南東部に生息するチンパンジーが、木の枝でヤリを作り、狩猟に使っていることが、米英の研究チームによる観察で明らかになった。

 専門誌「カレント・バイオロジー」(電子版)に22日、発表された。

 ヤリによる狩猟が確認されたのは、チンパンジー35頭が生息するフォンゴリ地区。雌たちが、植物の枝を折り取り、細かい側枝や葉をちぎって、手ごろな長さにした上で、さらに片端をかんだりして鋭くし、ヤリのような形状のものを作った。そして、これを、樹木の空洞などに何度も突き刺したうえ、空洞の中を探る様子が観察された。

 こうした行動は一昨年3月から昨年8月までの間、22回観察され、そのうち1回については、夜行性の小型のサル「ガラゴ」を捕まえるのが確認されたという。22回のうち13回が、昨年夏に集中観察した19日間に確認されたことから、研究チームを率いるジル・プリーツ米アイオワ州立大助教授は「常習的な行動」とみている。

 森林のチンパンジーは、植物のほかに小型のサル「赤コロブス」を食べることが分かっている。同地区は森林よりも食料確保が難しいサバンナ地帯。このため、「雄に比べて非力な雌が、俊敏なガラゴを狩る道具としてヤリを作ったのではないか」と、プリーツ助教授は推測している。

(2007年2月23日14時14分 読売新聞)

チンパンジーにも「石器時代」?=4300年前のハンマー発見

2007-02-14 11:00:56 | 動物
 チンパンジーが4300年前、食用のナッツを割るために使用していたとみられる石製ハンマー(右)が、アフリカ西部のコートジボワール国内で見つかった(カナダ・カルガリー大学提供)(時事通信社)

 【ワシントン13日時事】チンパンジーが4300年前、食用のナッツを割るために使用していたとみられる石製ハンマーが、アフリカ西部のコートジボワール国内で見つかった。

 これまで、石の道具を使うチンパンジーは19世紀に目撃された例が最古とされ、人間を模倣したものと解釈されてきた。しかし、今回の発見はチンパンジーにも人類同様の「石器時代」があったことを初めて示したものといわれ、人類に固有とされてきた道具文化は、チンパンジーなど大型類人猿と人類の共通の祖先から継承されたとする学説を補強すると考えられている。

2月14日11時0分配信 時事通信

アルゼンチンの動物園で3つ子のホワイトタイガー初公開

2007-02-09 17:18:25 | 動物
 ブエノスアイレスの動物園で初公開された3つ子のホワイトタイガー=8日、アルゼンチン〔著作権:AP.2007〕

 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの動物園で8日、3つ子のホワイトタイガーが初公開された。

 2頭が雌で、1頭は雄。昨年12月23日に生まれたときは体重1キロだったが、すくすくと成長し、現在は6キロに。名前はまだなく、動物園は募集している。

 ホワイトタイガーは主にインドに生息するベンガルトラの突然変異種。世界に約240頭しか生息せず、絶滅が危ぶまれている。〔著作権:AP.2007〕

NIKKEI NET 2007/02/09 (17:18)

「崖っぷち犬」の次は「ワイヤ犬」保護 徳島

2007-02-02 21:47:53 | 動物
 手術を受け首に包帯を巻かれた「ワイヤ犬」=徳島県神山町で

 徳島県阿南市の資材置き場で、金属製ワイヤが首に巻き付いた雄の野犬が保護され、2日、同県神山町の県動物愛護管理センターで手術を受けた。ワイヤは動物捕獲用ワナの一部とみられ、首に4センチも食い込んでいた。全治約3週間。

 捕獲現場付近では、雌の親犬と、生後2~3週間の子犬も9匹みつかり、同センターに運ばれた。家族とみられ、「父親」以外はけがはなかったという。

 同センターには徳島市内の急斜面での救出劇で有名になった「崖(がけ)っぷち犬」が保護されていた。親犬は性格などを見て飼い主を決める譲渡会に出すかどうかを判断し、子犬は当面、飼育される予定だという。

2007年02月02日21時47分 asahi.com

青島のデブ猫、体重なんと17キロ

2007-01-30 08:35:22 | 動物
新華社山東:山東省青島市の徐さん宅の飼い猫は、体重17キログラムの巨漢。ウエストはなんと53センチもあり、この1年でさらに2キロも太ってしまったという。

世界各国のメディアを始め、すでに100社以上の取材を受けたこの猫は、今やすっかり有名猫(?)だ。「マスコミで取り上げられてから、猫見たさに家に来る人が多いんだよ」と語るのは飼い主の徐さん。

ある日、そんな徐さんの元に、米国フロリダ州から一通の手紙が届いた。宛名に「デブ猫の飼い主様」と書かれたこの手紙には、強い口調で「猫を溺愛しすぎてはダメ。ダイエットさせるべきだ」との意見が記されていた。

飼い主の徐さんは、困った表情を浮かべる。ダイエットをさせようと、餌の量を減らしたところ、所構わず「そそう」をして反抗したり、ひっかいてきたため、断念したことがあるからだ。ダイエットを諦めた今は、一日にお椀半分のトリ肝と饅頭(蒸しパン)半分を平らげてしまうという。

飼い始めてちょうど10年が経つこのデブ猫は、人間の年齢に換算すると70歳過ぎ。自分だけでは十分に咀嚼できないため、餌は一度柔らかくほぐしてから与えている。また、太りすぎで屈んで餌を食べられない猫のために、徐さんはお椀置きを用意している。冬は布団、夏はタオルを掛け、枕をして眠る姿はまるで人間のようだ。

この猫のライバルである、米国在住の世界一のデブ猫は体重18.55キログラム。徐さん宅の猫は、飼い猫では世界一のデブ猫かもしれない。

2007年01月30日08時35分 新華通信社

「ガマの毒」で身守る=ヤマカガシ、餌から取り込み利用-京大など日米チーム発見

2007-01-30 08:01:57 | 動物
 徳島県・伊島で捕らえたヤマカガシの子(上)。頭の後ろの細長い膨らみが毒を出す頚腺。この毒は餌の同島のヒキガエル(下)から取り込み、ワシなどから身を守るために利用している(米科学アカデミー紀要提供))(時事通信社)

 日本の野山に多いヘビのヤマカガシは、ヒキガエル(ガマガエル)を食べてその身体から分泌される毒を体内に取り込み、首の特殊な器官に蓄えて身を守るのに利用していることが分かった。米オールド・ドミニオン大や京都大などの日米研究チームが30日までに実験で確認した。論文は近く米科学アカデミー紀要の電子版に掲載される。

 この器官は頸腺(けいせん)と呼ばれ、頭の後ろの骨の両脇に十数対並んでいる。約70年前に発見された際には機能が不明だったが、京都大の森哲・助教授らが10年前から調べた結果、ワシなどに襲われて急所の首をつかまれた際、毒液を放出して撃退するのに使うことが分かった。

1月30日8時1分配信 時事通信