たそがれ別荘

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JR九州のSL、4年ぶり復活へ 熊本―人吉間

2007-01-27 09:51:04 | 乗り物
 運転停止になる前のSL「あそBOY」=JR九州提供

 JR九州の蒸気機関車(SL)が、09年夏から熊本―人吉間で復活することになった。05年まで熊本―阿蘇間を「あそBOY」として走っていた8620型で、老朽化でいったん引退したが、惜しむ声が多いため技術的に再検討。改修したうえ、坂の少ない路線なら走れると判断した。

 同社が22日に発表した。車輪を支える台枠の新造やボイラーの修復、つなぐ客車の手直しなどに約4億円かけ、09年夏の再開をめざす。

 土曜や休日、夏休み期間など年間150日程度、片道約2時間半で、1日1往復の計画だ。客車3両で、定員は約150人。「人気は根強いし、観光活性化など波及効果もある」(石原進社長)と見ている。

 このSLは、1922年に製造。75年に廃車になったが、88年8月に「あそBOY」で現役復帰し、17年間の平均乗車率が68%と人気が高かった。しかし、台枠がゆがみ客車も老朽化したため、05年8月に引退。いまは同社小倉工場に保管している。阿蘇周辺は坂がきつく車両の負担が大きかったという。

2007年01月27日09時23分 asahi.com

菜種油で走れ!ローカル列車=エコの町のシンボルに-千葉・いすみ鉄道

2006-04-30 15:01:25 | 乗り物
「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町-いすみ市間)で、沿線に咲く菜の花から採った油を燃料に使う構想が浮上している。鉄道では国内初の試み。写真は沿線に咲いた菜の花を揺らして走る「いすみ鉄道」(時事通信社)14時58分更新

 春の房総半島を彩る菜の花。その黄色のじゅうたんの間を走る「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町-いすみ市間26.8キロ)で、沿線に咲く菜の花から採った油を燃料に使う構想が浮上している。バスなどで既に実用化されているが、鉄道では国内初の試み。地元の大多喜町では「鉄道をシンボルに、エコロジーの町をアピールしたい」(企画課)と意気込んでいる。

 構想は、同町が昨年まとめた「地域新エネルギービジョン」の一環で、一般家庭や飲食店で使われたてんぷら油などを回収し、バイオディーゼル燃料(BDF)に加工、再利用する。鉄道沿線や休耕田で菜の花を栽培し、採れた菜種油を学校給食などで利用、使った油もBDFの原料とする。

(時事通信) - 4月30日15時1分更新