Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

反抗期終えた息子との会話♪

2021-10-21 | NYの育児・教育事情

コロナ禍の中学2年と3年の一年半に
反抗期を迎えた息子。
ずっと家の中で、イライラもMAXでした。

「うっせ~!クソババア、とっとと出て行け!」
とはっきりとした日本語で言われ、
ショックと変な嬉しさとで複雑な思いもし、
取っ組み合いの喧嘩もしたし、
この先、どうなるんだろうと思った時期もありましたが、
高校に行きだして、ス~っと反抗期が終わりました。

「やっぱり勉強が楽しい。」と言い、
「先生やクラスメイトと実際に合って、
やり取りするのは楽しい。」と言い、
「やっぱ学校はいい。」と言い、
顔付きも優しくなって、
すっかり変わりました。

今日は夕飯時に息子が、
「街にホームレスが沢山いるんよ。
なんか僕、無下に出来ないっていうか、
今はこんな状態のこの人たちも、
ちゃんとした幼少期があって、
ちゃんとした人生があったに違いないと思ったら、
なんか放っておけない気持ちになって、
$2(200円)寄付したんだけど、
その後も、他のホームレスが沢山いて、
$2ずつ、一人一人のホームレスに寄付したところで、
単なる自己満足であって、何も変わらないよなって思って。
凄く考えた…。

僕、しっかり稼げる仕事に就いて、
社会に役立つことをしようと思う。
こういう人達を増やしてはいけないと思うんだ。
何か分からないけれど、
社会の弱い立場の人達のためになるようなこと、
世界中の多くの人達のためになるようなこと、
環境に優しいこと。
僕は自分の儲けだけじゃなくて、
社会に関われることや、
自分の存在意味を追求していこうと思う。」
と。

成長してるのが伺えて、
嬉しくて、涙が出そうになりましたが、
我慢しました。

こんな会話が出来る日が来るようになるなんて、
1年半前は思ってもみませんでした。

やっぱり子育てって深いわ。
この言葉が聞けただけでも、
もう十分親孝行してもらえたと思いたいと思います。

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コメント
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