第４４回衆議院議員総選挙の結果

今回の選挙は総論賛成各論反対ならぬ
改革賛成政策反対ってカンジでした。

ん～む、予想通りだけど納得できないというか
しょうがないんだけどやるせないというか
微妙な気分です。

自民党単独過半数ですね。

「国民は郵政民営化を正論と判断してくれた」
とか相変わらず言ってますが。
………そんな事思ってないし。

定数４８０人に対して以下の議席数となりましたね。
自民：２９６（＋５９）
民主：１１３（－６４）
公明：３１（－３）
社民：７（＋２）
共産：９（±０）
国民：４
日本：１
無所属：１８
（括弧の中は公示前の議席数との差です。間違ってたらスマヌ）
ていうか、足し算が合わん…なんでだ？？？
大地：１
だった…ムネオっちとチハルっちの愛の巣だ…
つかWikiPediaも書いてあげようよ…

というか単独政党で安定多数の２５４議席を大きく超えて
絶対安定多数の２６９議席をも超えている２９６議席とは…

ちょっと調べてみましたが、直近では海部さん、小沢さん時代の
１９９０年の第３９回衆議院議員総選挙での２７５議席以来の
議席数ですよ。
この当時は民主党なんて無かったんで、今回の議席数が
ナンボ凄いのかって事が判りますね。

小泉指示というよりも、民主党の不甲斐無さというか
踊らされっぷりに国民が不審を抱いた結果だと思いますが…
あと、国民新党と日本が議席取れた理由が謎。
基盤が固いからこその新党分離って事なのでしょうか。
民意とは程遠い世界ですな。

必要な公共事業は絶対に無くせないんだけど
国会議員が地域利権をうたうのは気持ちが悪いので
自民党部隊は嫌いだったのですが、
今回は多数の落下傘部隊投入で、
地域密着臭を上手に消してましたね…

郵政は関係なく、改革イメージを出せたのと
民主の準備不足からの踊らされっぷりが
小泉さんの狙いに完全にハマってた気がします…

ちなみに、安定多数（２５４議席）というのは
衆議院の全委員会で委員長ポストを獲得し、
なおかつ各委員会で与党側委員と野党側委員が同数
という意味で
絶対安定多数（２６９議席）というのは
衆議院の全委員会で委員長ポストを獲得し、
なおかつ各委員会で与党側委員と野党側委員より多数
という意味らしいです。

要は絶対勝利体勢って事です。
自民党やりたい放題ですよ…
民意を反映する必要が無くなったって事ですよ。
怖いな…

ほんで、絶対安定多数取ったんだから
あっさりとコウモリ公明党を切っちゃえば良いのですが
前にも言ったように郵政民営化の為には３分の２議席必要なので
公明を切れないみたいですね…

自民党の胡散臭さの半分は公明党フレーバーなんだから
いっその事バッサリ行って欲しかった…

あ、あとね。共産の議席９が笑った。
小選挙区の立候補２７５人ですよ。
つか、多くても少なくても９人は固い地盤があるなら
そこだけでいいんじゃ？お金もったいないよ…

そして何より岡田代表には残って欲しかった。
引責辞任ではなく、もう一回頑張って欲しかった…
疲れたココロを休めたら、もう一フンバリして欲しいです。

次の党首候補は、菅直人、小沢一郎、鳩山由紀夫、と
どれも誠実な姿とはかけ離れたというか今更なメンツですよ…
いや、内情は変らないにしても、彼らの党首は嫌。

ちなみにナイショですが民主党には入れてません。
岡田さんへの「もう少し頑張ってくれ」のエールを込めて。
小沢が党首になったらマジで見切るけどな。
「岡ちゃん出せや！」って叫ぶからな！

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