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とたん5円のしょうきぼなまいにち

飯豊連峰縦走 後半

2023-07-19 22:04:01 | やまのぼり

7/7(金)

5時前に、梅花皮避難小屋を出発

昨日から続いて西風が強い。

昨日は、3人宿泊

1人は、自分と同じく梶川尾根を上がってきた30代?の若い男性で、小屋に16時頃到着。

本日は、大日岳までピストンし、梅花皮避難小屋に戻ってもう1泊の予定。

同じ時間に小屋を出たが、すぐに姿が遠くなっていった。

もう1人の50代?の男性は、昨日、石転び沢を上がってきて、

本日は、梶川尾根を降りる予定。

昨日は、9時頃出発し、小屋に18時頃到着。

ストックとトレイルシューズにチェーンスパイクという装備で、

自分でも「危なかった」と、小屋に着いたときには、かなり消耗していた。

終盤の傾斜はかなりあるので、ピッケルと前爪があるアイゼンでないと厳しいだろう。

自分も石転び沢を上がろうかとも思ったが、かなり崩壊がすすんでいるようだし、

なにしろ、冬靴での縦走は重いので、止めにした。

 

朝焼けの北俣岳 古くは石転の頭(カッチ)と呼ばれていたとのこと。

 

 

梅花皮岳から飯豊山方面

 

大日岳方面

晴れてきて、気温が上がってきた。

 

烏帽子岳 2017mから大日岳方面

 

飯豊山方面

 

てかてかのシナノキンバイ

 

ショウジョウバカマ

 

軽アイゼンを何回か装着した。

 

ハクサンイチゲ

 

イワベンケイ

 

ヨツバシオガマ

 

シラネアオイ

 

ハクサンコザクラ

 

草付きに上がったり、草付きをトラバースするのにもアイゼンが効いた。

草付きの草をなるべく踏まないように歩いた。

 

歩いてきたルート

 

雪渓が平らなところは、アイゼンなしで慎重に歩いた。

 

天狗の庭から大日岳

 

北俣岳が遠くなってきた。

 

ハクサンチドリとヨツバシオガマ

 

尾西避難小屋の手前

 

飯豊山が近くなってきた。

 

9時半 ミヤマキンポウゲに囲まれた尾西避難小屋に到着

 

小屋にザックをデポして、大日岳へ

 

コバイケイソウをみるといつもソフトクリームが食べたくなる。

 

 

北俣岳方面

 

この先で、梅花皮避難小屋で一緒だった男性が戻ってきた。

頂上直下の雪渓の横断は、アイゼンがなくても、草付きのところまで上がれば大丈夫とのことであった。

(アイゼンはデポしてきたザックの中である。よかった。)

どこかで再会することを期して、グータッチで別れた。

 

ハクサンコザクラ

 

元気一杯である。

 

11時半前、大日岳 2128m

かなり気温が上がって暑い。

 

 

南側にオンベマツ尾根が続く

 

飯豊山方面

20分ほど休んで下山

 

夏道にかかる頂上直下の雪渓

草付きのところも傾斜が急なので、

平らな雪の上のところも少し歩くが、アイゼンもないのでかなり怖い。

トンボが沢山飛び回っていた。

 

尾西避難小屋に戻ってきた。

小屋の手前の雪渓で水をとれてよかった。

小屋の先の水場は、かなり下に降りたところだったので、

水がすくなくなっていたが、ピストン前の水取は止めにしていた。

 

13時、尾西避難小屋

小屋の日陰で、30分ほど休憩してから、飯豊山へ向かう。

 

 

大日岳と尾西避難小屋を振り返る。

ここにもトンボが映っていた。

 

道の両側にお花畑

飯豊本山小屋に上がった人が、このあたりまで散策にきていた。

平和な感じ

 

 

北俣岳方面

 

15時すぎ 飯豊山 2105m

雲が多くなってきた。天気は下り坂である。

 

飯豊本山避難小屋はすぐ先

 

山頂から北側に続く大グラ尾根

 

北俣岳方面

 

大日岳方面

15時半すぎ飯豊本山避難小屋に到着

約11h行動でかなりくたびれた。

 

4:45 梅花皮避難小屋

9:30-9:40 尾西避難小屋

12:20-12:40 大日岳

13:00-13:25 尾西避難小屋

15:15-15:25 飯豊山

15:40 飯豊本山避難小屋

 

7/8(土)

4:30 雨具上下を着て、飯豊本山避難小屋を出発

大日岳はなんとか見えた。

昨日の小屋泊は、7人と4人の団体で、いずれも地元の方々であった。

昨日、川入から入り、本日、下山するということである。

皆さん気さくな方々で、親切に声をかけてくれた。

 

昨日、管理人さんにテン場近くの水場を教えていただいたが、

左折するところを直進してしまい、(→がペンキで示されていたのに)

急な崖地を降りて雪渓の縁にたどりついたのだが、水が取れるところがなく、

小屋に戻って管理人さんに聞いてみると、

管理人さんの手伝いに来ていた自分よりも少し年配の男性が、

親切に水場まで案内してくれた。

(雪渓を大きく掘った水場は昨日!から水を取れるようになったとのこと。)

地元、山都市の方で、いろいろと話をしたが、

飯豊山は、コースも沢山あり、花は綺麗だしで、地元の方々にとても愛されている

山だと思った。

東北のアルプス 飯豊山

こんな山が近くにあるのは羨ましい限りである。

 

飯豊山

 

御秘所という岩場を慎重に通過した。

 

切合避難小屋に向かう間も、雪渓が残っている。

 

飯豊本山避難小屋からちょうど2hで切合避難小屋に到着

雨をしのぐ軒先もなかったので、立ったまま小休止

 

まだまだ夏道が出ていない。

 

飯豊山を振り返る。

 

三国岳避難小屋に向かう。

けっこう岩場の通過もあり、雨で滑りやすくて、慎重に通過した。

 

三国岳避難小屋

 

8時過ぎ、三国岳避難小屋

 

三国岳山頂と地蔵山の間にある剣が峰の岩場

川入に下山する人は通過しなければならない。

飯豊本山避難小屋に泊まっていた方々も、皆、剣が峰の通過を懸念していた。

 

弥平四郎への下山ルートはこちら

この先、岩場の通過はないようである。

 

三国岳避難小屋から1hほど降りた疣岩分岐で、上の越方面の尾根道を選択

祓川の架橋がまだ?で渡渉ができない箇所があるため、

上の越経由で降りた方がよいと、昨日、水場を案内していただいた方に、

アドバイスをいただいていた。

 

上の越に降りる尾根沿いもブナの巨木が点在する。

 

11時前、上の越で、尾根から外れる。

 

弥平四郎登山口に降りるこの道も、

ブナの巨木の森

 

12時すぎ、弥平四郎登山口

ここまで車で上がれるようだ。

 

13時、集落にある弥平四郎バス停に到着

バス停前にある学校の施設の屋根の下で、着替えて、14時の町営のデマンドバス(要予約)を待った。

磐越西線・野沢駅に15:00頃到着、郡山駅に出て、食事をして、

18時半すぎの新幹線の乗り、東京駅経由で、21時前に国立駅を下車して家路についた。

3日間で、計30h行動となったが、飯豊連峰を楽しく歩けてよかったかな。

 

 

4:30 飯豊本山避難小屋

6:30-6:40 切合避難小屋

8:10-8:15 三国岳避難小屋

9:20 疣岩分岐

10:45 上の越

12:10 弥平四郎登山口

13:00 弥平四郎バス停

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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