9/18(日)ー9/20(月) 鳳凰三山に登った。
9/18(日)
5:20 自宅発(シェル子 MC)
8:20-8:45 青木鉱泉
11:30-11:50 白糸の滝
13:10-13:45 鳳凰小屋
14:20ー14:50 地蔵岳
15:15 鳳凰小屋
中央高速を韮崎ICで降りて20号線から青木鉱泉を目指すと、
ここまで晴れていたのに、急に雨が降り出してきて、
林道に入ってからカッパを着るが、気分的には
「もう帰ろうか」と思う。が、とにかく青木鉱泉を目指す。
青木鉱泉に着くと、宿のご主人は「上の方は晴れてるんじゃないかな。」
なので、ドンドコ沢を登り出した。
しばらく登ると、そのとおり晴れてきました!
下から三つ目の五色滝 こんな山の上なのに見事な滝です。
ようやく地蔵岳のオベリスクが見えてきた。
青木鉱泉から約4.5hで鳳凰小屋
暑かったし、けっこう効いた。荷を軽くしてきたが、
ペースがまるで上がらなかった。
前日、蒸し暑い中を20kばかし走ったのが効いている。(少し水分補給が足りなかった。)
途中で抜かした年配のご夫婦は登山道が整備されていないとボヤキながら
登っていた。それなら整備されてるところに行けばいいのにね。
なんて、自分は今は感じないが、10年後は同じかもしれないな。
明日の天気は下り坂のようなので、南御室小屋まで行ってしまおうかと
思っていたが、あきらめて鳳凰小屋にテントを張った。
一休みして地蔵岳までピストンする。
地蔵岳2764m
オベリスクの下部から、
甲斐駒は雲の中
八ヶ岳 午后2時過ぎでもこの天気!
5年前に来たときに、オベリスクのてっぺんに登ろうとしたが、
すぐにあきらめた。今日はチャレンジするか?が、やっぱり無理だな〜
70歳すぎの男性が首に下げていた一眼レフを息子?に手渡すと、「無理するなよ」と言われながらも
ロープをつかみスルスルと登ってしまった。
近くにいた女性登山者から「すごい!すごい!」と拍手喝采。
すごいなあ、気持ちよさそうだ。
今回もツェルト
テント場は余裕があった。夜は星がかなり見えた。
9/19(月)
5:35 鳳凰小屋
6:15 稜線
6:40-7:00 観音岳
7:20 藥師岳
8:10-8:20 南御室小屋
8:45 苺平
11:05 千頭星山
11:30 大西峰
13:20 青木鉱泉
予想に反していい天気だ。
5:30すぎ鳳凰小屋を出発
和やかで活気もあっていい小屋だな。
観音岳方面への近道で40分で稜線に出た。
6:40 観音岳2840m山頂
地蔵岳の向こうに甲斐駒
白鳳三山
八ヶ岳
薬師岳の向こうに富士山
薬師岳から観音岳を振り返る。
8:00すぎ、南御室小屋で水を補給して
(ここは山で初めてテント泊したところだ。美味い水もあるし、いいところだな。)
苺平から千頭星山を目指す。
このルートは人が入らないのか?
大ナジカ峠まで下る間に何回か道がわからなくなった。
写真は大ナジカ峠附近の笹原 践跡が薄〜い。
一つ急登のピークを越えると、
ようやく千頭星山か?
ものすごく足場の悪い登りをこなして、
こんな固定ロープのある岩場も・・・信用できないので頼りにしなかった。
苺平方面を振り返る。あの大崩壊地の西側をジグザグで下りてきたのか〜
11:00すぎ、ようやく千頭星山2138m 山梨100名山なのでゲットしにきた。
誰も来ていないだろうと思いきや、2組のパーティーが山頂で休んでいた。
北側斜面は南側と正反対で平和な風景
北側から登る山なのだろう。
大西峰の分岐で11:30
この先の甘利山はピストンで+2h、天気もまだまだ大丈夫そうだ。
甘利山も山梨100名山なのだ。しかし、千頭星山でくたびれたので断念して青木鉱泉へ向かう。
青木鉱泉に下りるルートも踏跡が薄い。
クモの巣が顔にからまって、虫やら松の葉やらも顔や首に貼り付いて、
鬱陶しいことこの上ない。
下りだすと、真っ直ぐに下る道が濡れ落ち葉で滑る、滑る。
尻餅を繰り返しながらすすむ。
これなら藥師岳からサクっと青木鉱泉に下りればよかったなあ。
時折、青木鉱泉の看板が立っているが、誰でもいいので、
もうちょっと登山道整備してよ。おっとこれでは、あのご夫婦と同じだな。いかんいかん。
13:30前に青木鉱泉に到着
速攻でお風呂に入らせていただく。あ〜さっぱり。
まあ、何事もあまり欲張ってはいけないということかな。