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折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア) |
米澤穂信 | |
東京創元社 |
1月8日(日)
昨日、朝、とうとう愛犬が逝きました。享年16歳11ヶ月。年明け初ブログが悲しいニュースになってしまった。。。
体の全ての組織が老い、自然の成り行きで命が消えていく、まさに老衰だよなあ、彼は天寿を全うしてくれたのではないかと思います。そして、家族に幸せを与えてくれた事に感謝。折りしも昨日は祖母の四十九日。寂しくないように一緒に旅立ってくれたのかな。
さて、悲しくて昨日は動く気になれず、うだうだと読書。
米澤穂信さんは、初めて読みました。今回のこのミスで第二位の作品です。
舞台がなぜか中世ヨーロッパ。ブリテン島の東にあるソロン諸島。
領主が暗殺され、娘のアミーナは放浪の騎士とともにその謎を解く。
といったお話なんですが、最後まで「なんで中世なのよ?」という違和感がぬぐえず変な感じ。
犯人が分かった時、「お~!!」今までの違和感が吹っ飛ぶくらい面白い!かな。
時代が時代なので、魔術とか戦が出てきてもおかしくないのよ。素晴らしいどんでん返しでした。