Qの読書な日々

大好きな本と、毛糸に囲まれる日々の独り言

星野道夫展

2016年10月21日 | ミステリ・サスペンス

10月21日(金)


高島屋、星野道夫展へ



隣で「大北海道展」をやっていたので、平日だというのにすごい人、人、人!

今日もやっぱりシニアに囲まれ、アラスカの大自然を満喫したのでした。

 

旅をする木 (文春文庫)
星野 道夫
文藝春秋

 星野道夫さんといえば、この一冊。(他のは読んでないのですが…)

展示してある写真の間にさらっと文章があるんですね。それがねえ、たまらなくギューッときました。

 

「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。

日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは天と地の差ほど大きい。」

 

 私がこの先、アラスカでクジラの潮吹きをみたり、ヘラジカの大群に遭遇する可能性はかなり低い。

でも、日々の暮らしの中で、仕事の手を休めた時、雑踏を歩いている時、アラスカに流れているもうひとつの時間について思えばいいんだ。

 自分の想像力を使って、心の中に違う時間の流れを思えば、豊かな世界が広がっていくんだ。

ますます仕事中ボーっとしそうだ。

 

 

   
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿