丹生川上神社上社(奈良県川上村)を掲載しました。
丹生川上神社上社(にうかわかみじんじゃかみしゃ)
【鎮座地】〒639-3553 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1 旧大和国 吉野郡
【御祭神】高靇神 (配祀)大山祇神 大雷神
【例祭】 10月8日 例大祭
【旧社格等】官幣大社(現別表神社)
二十二社
式内社 大和國吉野郡 丹生川上神社 名神大 月次新嘗
【御由緒】
御祭神 高靇大神
相殿神 大山祇神、大雷神
御由緒
天武天皇白鳳四年(皇紀一三三五年)「人聲ノ聞エザル深山吉野ノ丹生川上ニ我ガ宮柱ヲ立テテ敬祀ラバ天下ノタメニ甘雨ヲ降ラシ霖雨ヲ止メム」との神宣により創祀されたと伝えられています。
上代の祭祀に御社殿はなく、折りにふれて霊山、霊木等に降神をいたし、祭祀を行っていましたが、天武天皇の御代、初めて御社殿を建立して奉斎されたのであります。勿論それ以前から祭祀が行われて居りました事は、現社殿近くより多数の土器・石器が出土しましたので、御本殿御遷座の後、再び発掘調査いたしますので、上代より祭祀が行はれていた事を明らかにされる事でしょう。
天武天皇は英聖文武にあらせられ、深く治民に御心を用いられ、数多くの御治績を擧げられておられます。敬神崇祖の念篤く、皇女を斎宮とされ、二十年毎の伊勢の神宮の遷宮の制を設けられました。仏教も奉信されて、薬師寺等も建立遊ばされたのであります。
(平成祭データ)
奈良県川上村にあります。近鉄吉野線「大和上市」駅から国道169号線を南下、大滝ダムから3kmほどの川上村役場の南数100mの山腹に鎮座しています。
つづらおりの参道の鳥居をくぐって階段を上った左に手水舎、さらに階段を上ると広い境内、正面に煌びやかな社殿が目に入ってきます。
拝殿
左右に馬の銅像があります、かつての生きた馬を奉納する慣わしに因んだものです。現在の絵馬を奉納する慣習の起源となったと云われています。
平成10年3月、大滝ダムの建設に伴い吉野川河畔の旧地からこの地に遷座されました。
拝殿の扁額「神雨霑灑」とあり、神宣と思われます。
本殿
天武天皇白鳳四年(皇紀一三三五年)西暦675年、天武天皇の神宣によって創始されたと伝えられています。神紋の「十六八重菊」が金色に輝いています。
社殿全景
伊勢神宮からの古材とともに旧社地の檜が使用されて造営されました。現代の名工の技が随所に見られます。
境内社
社殿左、一段高い位置にあります。
左から火の守護神(火武須毘神)を祀っている愛宕社、産業の守護神(大國神 言代主神)を祀っている恵比須社、真清水の守護神(彌津波能賣神)を祀っている水神社です。
社殿との間に森林・山の守護神(大山祇神)を祀っている山之神社の祠が並んでいます。
境内からの景観
境内からは前方にさえぎるものがなく山並みの眺望が楽しめます。
大滝ダム
国道169号線沿いにある標高295m地点の大滝ダム・学べる建設ステーションからの眺望です。
丹生川上神社上社(にうかわかみじんじゃかみしゃ)
【鎮座地】〒639-3553 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1 旧大和国 吉野郡
【御祭神】高靇神 (配祀)大山祇神 大雷神
【例祭】 10月8日 例大祭
【旧社格等】官幣大社(現別表神社)
二十二社
式内社 大和國吉野郡 丹生川上神社 名神大 月次新嘗
【御由緒】
御祭神 高靇大神
相殿神 大山祇神、大雷神
御由緒
天武天皇白鳳四年(皇紀一三三五年)「人聲ノ聞エザル深山吉野ノ丹生川上ニ我ガ宮柱ヲ立テテ敬祀ラバ天下ノタメニ甘雨ヲ降ラシ霖雨ヲ止メム」との神宣により創祀されたと伝えられています。
上代の祭祀に御社殿はなく、折りにふれて霊山、霊木等に降神をいたし、祭祀を行っていましたが、天武天皇の御代、初めて御社殿を建立して奉斎されたのであります。勿論それ以前から祭祀が行われて居りました事は、現社殿近くより多数の土器・石器が出土しましたので、御本殿御遷座の後、再び発掘調査いたしますので、上代より祭祀が行はれていた事を明らかにされる事でしょう。
天武天皇は英聖文武にあらせられ、深く治民に御心を用いられ、数多くの御治績を擧げられておられます。敬神崇祖の念篤く、皇女を斎宮とされ、二十年毎の伊勢の神宮の遷宮の制を設けられました。仏教も奉信されて、薬師寺等も建立遊ばされたのであります。
(平成祭データ)
奈良県川上村にあります。近鉄吉野線「大和上市」駅から国道169号線を南下、大滝ダムから3kmほどの川上村役場の南数100mの山腹に鎮座しています。
つづらおりの参道の鳥居をくぐって階段を上った左に手水舎、さらに階段を上ると広い境内、正面に煌びやかな社殿が目に入ってきます。
拝殿
左右に馬の銅像があります、かつての生きた馬を奉納する慣わしに因んだものです。現在の絵馬を奉納する慣習の起源となったと云われています。
平成10年3月、大滝ダムの建設に伴い吉野川河畔の旧地からこの地に遷座されました。
拝殿の扁額「神雨霑灑」とあり、神宣と思われます。
本殿
天武天皇白鳳四年(皇紀一三三五年)西暦675年、天武天皇の神宣によって創始されたと伝えられています。神紋の「十六八重菊」が金色に輝いています。
社殿全景
伊勢神宮からの古材とともに旧社地の檜が使用されて造営されました。現代の名工の技が随所に見られます。
境内社
社殿左、一段高い位置にあります。
左から火の守護神(火武須毘神)を祀っている愛宕社、産業の守護神(大國神 言代主神)を祀っている恵比須社、真清水の守護神(彌津波能賣神)を祀っている水神社です。
社殿との間に森林・山の守護神(大山祇神)を祀っている山之神社の祠が並んでいます。
境内からの景観
境内からは前方にさえぎるものがなく山並みの眺望が楽しめます。
大滝ダム
国道169号線沿いにある標高295m地点の大滝ダム・学べる建設ステーションからの眺望です。
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