だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

【マンチェスター編】ハドフィールド aka ロイストン・ヴェイジーへ… その2

2012-08-27 | 2012年、英国の旅 ~春編
コメディ番組「リーグ・オブ・ジェントルマン」ロケ地巡りその1からの続き。

職業訓練所からキルン・レーンへ戻り、ステーション・ロードへ向かいます。

(↓詳細は下の地図をクリック。)




ステーション・ロードは町のメインの通りだけあって、撮影にも多く使われています。
まず交差点の角にあるパブのMasons Arms。



ここは会社員のジェフ(Reece)&マイク(Steve)&ブライアン(Mark)が休み時間に通っているパブ。




Series 3ではあばずれ主婦ステラ(R)の愛人トニー(M)が飲みに来ていたりもします。
番組の設定では向かいの小径の奥がジェフたちの職場のようなのですが、



入ってみると何もない、空き地になっていました。



パブの中に入れたら入ってみたかったのですが、営業している気配がなく、
入口に"Please help reduce crime"
"We believe the fire at MASONS ARMS was deliberate" という貼り紙がしてあったのです。
え、放火??
確かに、窓には板が貼付けてあって中の様子は見えません。
ちょっとドアを開ける勇気がなく、退散してしまいました…。

さらに、駅の方角を背にして歩くと、町には珍しいタトゥーの店の看板が。
右隣の黒い外装のお店は、Series 3で金持ち(のフリをしていた)主婦ジュディー(R)のオープンした、
マッサージ店"The Spit and Polish"があった場所。



タトゥーの店の左隣には、ダンス教室とカフェが並んでいます。



ここはやかましいおばあちゃん2人組(R&S)がいるチャリティー・ショップと、
片腕のランス(M)がいるジョーク・ショップ、
職業訓練所のポーリーン(S)が失業後に働くハンバーガー・ショップ"BURGER ME!"があったところ。

チャリティー・ショップとジョーク・ショップの外観は、
Series2までは別の場所(肉屋の並び)だったのですが、
何故かSeries 3からはこちらに移っていました。

ジョーク・ショップでは、きっとリアルな足や指が手に入る…はず。
【Foot in a box - The League of Gentlemen - BBC】


この3件の向かいにはSeries 1ですれ違った男性に乳母車を運んでもらう女性が出て来るブックメーカーもあります。
ショーウィンドウにある店の名前が同じだから、これは現実世界にもあるみたいw



そして今度は、駅を目指して歩くと見えて来る、忘れてはならないここ!



ヒラリー・ブリス(M)の肉屋!
Series 2では"Special Stuff"と呼ばれる得体のしれない肉が出回り、町の大騒動の発端となる場所です。
映画には現実世界のままの店の名前で登場します。



肉屋の隣(黒枠の入口)には、絶対動物を殺してしまう優しい獣医w チネリー先生(M)の診療所。



チネリー先生は亀の具合も見てくれますが、もちろん命の保障はありませんw
【Mr Chinnery - tortoise - The League of Gentlemen - BBC comedy】


反対には、首にコルセットをつけているアルヴィン(M)がオーナーのB&B "The Windermere"。



そしてその並びには、ジェフ&マイク&ブライアン行きつけのレストラン
"Shebab's Restaurant"があります。



"The Rajni"というインド料理のお店があるところですね。
ここでジェフがブライアンにギャグを喋るよう、強要するわけです。

すこし先には、番組にちなんだらしい、Cafe Roystonなるお店が。
この隣のPolishedの看板が出ている場所は、出会い系紹介所のあった場所。
(たぶん…これはあんまり自信がない…)



この紹介所は、あんまり会員にならない方がいいかもね。
【Attachments dating agency - The League of Gentlemen - BBC comedy】


さあ、これでざっと歩いて、駅の方まで戻ってきました。



The Palatineの横から見た景色もなかなかです。



ですが、もうちょっと丘に上って周りを見てみたかったので、
線路の向こう側の公園まで行ってみることにしました。



パーク・ロードをズンズンと南へ向かい、坂道を上っていきます。
しばらくすると、周囲に住宅はなくなり、草原の中に点々と、馬が草を歯んでいました。
胴体を包まれてて暖かそうだねー。



ここからHadfieldの方を眺めると、こんな感じ。



少し歩いてきただけなのに、ものすごく高い所に上った気分。
見渡す限り緑。空気は高原ほど澄んでいるわけではないでしょうが、
天気もどんどん良くなっていて、清々しい気持ちになりました。

馬たちのいる反対側でも、羊が草を一心不乱に歯んでいます。



そして、カメラを向けると、彼らは必ずカメラ目線。



ものすごいじーっと見つめてくる!
羊なんて滅多にみないこっちより、向こうの方が珍しいものを見ている顔してるw



来た道をまっすぐ行けば隣町のグロソップ。
番組のメインキャラとも言えるエドワード(R)とタブス(S)のローカル・ショップが
グロソップの丘に作られていたという話ですが、
さすがにハイキングでもないし、そこまでは行けないので、
大人しく引き返し、公園で一休み。



公園と言っても、一角に子供の遊具があるだけで、
あとはひたすら芝生が広がっているだけ。
若いお父さんが犬の散歩がてら女の子2人を遊ばせていて、
「お父さんも一緒に遊ぼうよ!」と呼ばれていたりする様子を、
ひなたぼっこしながら眺めていました。



パーク・ロードから戻り、再び、ステーション・ロードを歩き回りました。
すると、Masons Armsの先にあるNewsagentsの窓に素敵なものを発見!



ロイストン・ヴェイジーのマグカップだ!
正直、グッズ的なものはないだろうと思っていましたが、
こんなドンピシャな、ツボをついてくる品物が売っていたとは!
早速中に入ってマグカップ…と飴とジュースを買いました。



扉にもロイストン・ヴェイジーの標識が貼ってある!
マグカップの値段も書いてありますね。£3.99。いい買い物したー。



夕方になると、列車に乗って帰ってきた学校帰りの学生たちが目立つようになりました。
鮮やかな色に髪を染めてる子もいたりして…OKなのか、そんな頭でも。

友達同士ではしゃぐかわいらしい彼らを見ていると、
向こうは誰?という顔で見て来るので、もうそろそろお暇しようかな…と思いつつ、
もっと町を見ていたい気持ちもあり、少しだけ駅前のベンチでのんびり過ごし、
パブにでも入ればよかったのでしょうが、マンチェスターの方も少し歩きたかったので、
ようやく決心して、駅に向かいました。何度も何度も振り返りながら。



さようならHadfield、さようならRoyston Vasey(。´Д⊂)・゜・。

そして駅に戻って初めてこんな案内に気付いたり。



本当はもっといっぱい、写真を撮ったんですが、ここでは紹介しきれません。
特に現地の人と交流することもなく、もっと英語が喋れたら違ったのかなーとも思いましたが、
無事に来れたというだけで充実感がありました。
再びこの地に来ることは…あるかなー?w
もっと英語が上達して、TLoGのファンが集まる時に一緒に参加出来たら…最高ですね。



続く。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【マンチェスター編】ハドフ... | トップ | 【マンチェスター編】Manches... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2012年、英国の旅 ~春編」カテゴリの最新記事