のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

もろもろ×4

2012-08-06 | Weblog
以下、おおむね言い訳に終始いたします。
では。

もろもろ1

何といってもクラウス・ノミの命日なわけでございますが、情けないことに記事が用意できておりません。
こうやってだんだんものぐさになっていくのかしらん。全般的に気力が低迷しているとはいえ、ああ、ヤツに対して申し訳ない。
とはいえノミの追っかけをやめたわけでは全くなく、数ページにわたってヤツについての記事がある雑誌をキープしておりますので、追ってその内容などをご紹介できればと思っております。

そうそう、今年のヤツのバースデー記事で、ヤツの誕生日である1月24日は歴史的に宇宙科学関係のイベントが多い日でもある、ということを申し上げましたけれども、2004年1月24日に火星に着陸したNASAの探査機「オポチュニティ」に続いて、後継機の「キュリオシティ」が何とヤツの命日である今日8月6日、無事火星に着陸したというニュースが入ってまいりましたね。
いやはや、何と素晴らしいタイミングなんでしょう。
狙ってるんですかNASAさんったら。狙ってるんでしょう。わかりますよ。うふ。

もろもろ2

公開前にさんざん騒いでおきながら今に至っても『裏切りのサーカス』についての記事がないのは、観に行かなかったからでもなければ、作品がつまらなかったからでもございません。ぜひとも何か書きたいのでございます。が、何せ鑑賞したのが外に出るのもおっくうという最大限にやる気のなかった時期であり、鑑賞ノートを開いてみても3行しか書き付けがございません。DVDで鑑賞しなおしてから、またゆっくり記事にしたいと思っております。
ところでマーク・ストロングが「自分の悪党生活にうんざりしているワル」を演じているという微妙にメタな『The Guard』は日本で劇場公開されないんですかね?!すごく面白そうなんですが。

もろもろ3

京都国立近代美術館で開催中のKATAGAMI Style|世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニスムはたいへんよい展覧会でございました。京都での会期は8月19日までであり、うかうかしていると紹介しそびれてしまいそうですので、とりあえず点数内容ともに充実した展覧会であった、ということだけでもご報告しておこうかと。文化博物館の『ヴェネツィア展』とどっちに行こうかなと迷っておいでのかたには、型紙展の方を強くお勧めいたします。

もろもろ4

『ダークナイト ライジング』を観てまいりました。
いやあ
映画ってほんとにいいもんですね!
と、劇場の暗闇の中でそっと涙を拭いつつ、のろさんは思ったわけでございますよ。
が、この作品、ネタバレなしにはほとんど何も語れそうにありません。
まだ封切られたばかりではありますし、これももう少し経ってからネタバレ感想を書かせていただきたく。(こればっかりだ)
おそらくバットマンについての知識がなくても楽しめる前作『ダークナイト』と違い、多少の予備知識がないと戸惑う部分もあろうかと思います。しかし何についての予備知識があればいいかということを言うとそれ自体がネタバレに繋がってしまうのであって、もどかしい所でございます。

ともあれ、展覧会にせよ映画にせよ、本当によいものに出会うと「生きるってのも悪くないよなあ」と思いますね。
嬉しいので久しぶりに花を買ってしまいましたよ。



ちなみに「バットマン」の悪役でジョーカーさんの次に好きなのはポイズン・アイビーでございます。

こんな日は夕日もことさらきれいだ。




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2 コメント

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The Guardについて (ふじお)
2012-08-22 23:03:01
こんにちは、はじめまして。いつも楽しくブログ拝見しております。マーク・ストロングファンなので情報をひとつ(すでにご存じでしたらすみません)。
The Guardは今年の五月末に東京でのEUフィルムデーズ2012で二日間だけ上映会を行ったようなのですが、劇場公開はしていません。
大きなスクリーンで観られないのは残念なのですが、すでにお近くのレンタル店で「ザ・ガード 西部の相棒」というタイトルでレンタルが始まっていると思います。

私はUK版と日本語版のDVDを購入したのですが、マーク・ストロングは仰る通りの皮肉屋で厭世的な悪党を演じていて、非常にかっこよかったです。また、UK版の方が特典映像が長く、充実していました。
The Guardは作品としても小ぢんまりとしていますが、面白かったので、のろさんにも是非観ていただきたいなと思いました。
長文失礼いたしました。今後も更新楽しみにしています。
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Unknown (のろ)
2012-08-23 22:31:55
ふじお様、はじめまして。情報まことにありがとうございます。
マーク・ストロングと言っても「誰?」と返されることが多い(というか名前だけで分かってくれる人に会ったことがない)中、日本にもファンがいると確認できただけでも嬉しいことです。

The Guard、東京で二日間だけの公開とは残念極まりない扱いです。ローカルネタが多くて日本人には分かりづらいからなんでしょうか、あるいはドン・チードル、ブレンダン・グリーソン、そしてマーク・ストロングと、underratedという単語とセットで語られるのがデフォルトみたいな俳優陣の揃い踏み作品だからでしょうか。
何にせよ、DVD化されているのは有り難いことで、『ぼくのプレミア・ライフ』のように店頭から消え去る前に、ぜひともチェックしておかねばなりますまい...と思いましたがUK盤だと特典が多いのですか。ううむ、買ってしまおうかどうしようか。

ときにZero Dark Thirtyのトレーラーが公開されましたが、台詞を聞いたかぎりではソーターさんはCIAの高官っぽい役のようですね。題材が題材なのでまたアラブ系の役かと思いました笑。『ハート・ロッカー』を観ていないのでビグロー監督の姿勢や立ち位置といったものを存じ上げないのですが、善玉あるいは悪玉といった単純な人物像をあてがわれていないことを祈ります。
個人的にはWelcome to the Punchの方がより気になっておりますが。
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