ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

何度観てもラストでほっこりとする名作 ~ 隠し剣 鬼の爪 ~

2018年07月27日 | 映画

 先週の土曜日にハチャメチャ時代劇の『パンク侍、斬られて候』を観てから、「ちゃんとした時代劇の映画を観たいなぁ。」と少しモヤモヤしていたので、昨日の夜、藤沢周平先生原作の映画の中で一番好きな『隠し剣 鬼の爪』をブルーレイで観ました。永瀬正敏さんと松たか子さん主演の山田洋次監督作品です(2004年劇場公開)。

 本作は何度も何度も観ていますが、「いい映画だなぁ。」と思いながら毎回エンドロールを迎えます。永瀬さんは『パンク侍、斬られて候』で特殊メイクをして日本猿の大将を演じていましたが、やはり、素顔で実直な役柄を演じるのが一番ですね。

 本作では実直な下級武士を演じる永瀬さんの演技も素晴らしいのですが、永瀬さん演じる主人公の家の住み込みの奉公人の農家の娘を演じている松さんの可愛らしさが尋常ではありません。特にラストの2人の会話のシーンは何度観ても優しい気持ちになって見入ってしまいます。こんなにほっこりとした気持ちになるラストの映画は他にないですね。本当に大好きな作品です。


 以上、久しぶりに観直してほっこりした『隠し剣 鬼の爪』の話でした。

 本作を観終わったら更に藤沢先生原作の映画を観たくなったので、今度は豊川悦司さん主演の『必死剣 鳥刺し』を観るつもりです。
 豊川さんは今年公開された『蚤とり侍』と『パンク侍、斬られて候』の2本の時代劇ではコミカルな役柄を演じて好印象でしたが、実直な侍を演じた『必死剣 鳥刺し』も素晴らしいですからね。

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