ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

衝撃、ちくわ芸人 ~ 小糸チクワ ~

2008年04月20日 | テレビドラマ・お笑い・番組・他
 先日テレビ東京で放送された『アリケン』と言う番組で、『小糸チクワ』さんと言う、おそらく日本で唯一のちくわ芸人を目撃してしまいました。衝撃(笑撃?)のあまり深夜にも関わらず大爆笑してしまいました。久しぶりに私のツボにはまった芸人さんです。

 『アリケン』と言う番組は、くりぃむしちゅーの有田さんとネプチューンの堀内さん(ホリケン)の2人が主役の4月から始まったお笑い番組です。まだ2回しか放送されていないので方向性はよく判りません(ボケ2人で大丈夫か?)。

 その2回目の放送が『エンタの神様・非公式オーディション』と言う訳の判らない企画で、その偽オーディションにだまされて受けにきた若手芸人の1人が小糸チクワさんでした(他にフラメンコ芸人とか出ていました)。

 チクワさんは非常に真面目そうな顔をしているのですが、コスチュームは赤い色のアマレスタイツに黒いベルト、頭には黒い帽子、と言う格好です。黒いベルトにはちくわが何本か刺さっています(アマレスタイツの肩の部分にも1本)。あきらかに異常な格好ですね。

 で、ネタの方は、ちくわ片手に話す、ちくわを絡めた漫談なのですが、残念ながら私は全く笑えませんでした。意味もよく判りません。
 ただ、この後のアリケン(有田さん&ホリケン)がイジり出してから面白くなりましたね。その後は

 モノマネちくわ → モノマネの語尾に「ちくわ」を付けるだけ
 エアちくわ → ちくわを持たずに、ちくわネタをやるだけ
 反復横とびちくわ → ちくわを持って「ちくわ、ちくわ」と叫びながら行う反復横とび

 と言うネタを繰り返すのですが、あまりの馬鹿馬鹿しさとクソ真面目さと繰り返しの妙に笑ってしまいました。
 しかも「将来の夢は?」と聞かれると「ちくわバーを開きたい」とか「ちくわになりたい」と、どこまで行っても、ちくわから離れない徹底ぶりです。キャラクターが完璧にできていますね。
 ピン芸人だと売れるまでは辛いと思いますが、誰か良いツッコミが横にいると活きるキャラクターかもしれませんね。

 なんだかよく判らない芸人さんが増えてきた最近のお笑い界ですが、今後はどうなっていくんですかね。小糸チクワさんにも頑張って厳しい芸能界を生き抜いて欲しいですね。

 昔、横山やすし師匠か誰かが「芸人は人を笑わせるもので、人に笑われるのはダメだ」と言っていましたが、今のお笑い界は「人に笑われる芸人」が増えていますね。お笑いって奥が深いですね。
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