いしだのりこの 海苔弁当

日々、思うこと、見たこと、聞いたことをたらたらと・・・

舞禅

2013年06月30日 | 日記
日頃、なーーーんも、運動しない私だが、最近ちょっとだけしている。

小学校の同級生が「舞禅」という、太極拳をベースに日舞の動きを取り入れたもの(たぶん)で、ゆっくりとした動きだが内筋を鍛えるというもの(らしい)

彼女は高卒後日舞のおっしょさんの内弟子になり、日舞一筋。さっぱりとした気性で、色気はあまりないが(ごめん)美人で(褒めたから)、同級生からも可愛がられている。
最近何を思ったか、出家もしていないのに頭を丸めて丸坊主にしているが、またそれが結構似合っている。

ただいま、梅田で2,3人相手に教室を開いている。ほぼ全員同級生で当然同い年の女性。しかも、多くはメタボである。ここなら、私も違和感なくついて行けるかなと、2度ほど行ってみた。

見てるとどってことないゆっくりとした動きだが、やってみると、結構汗ばむし運動になる。
しかし、同級生とはいえ、ずっと踊りで鍛えてきた彼女は体も柔らかいし、足も上がる、広がる、動きが綺麗。それに比べて、私はぐらつくわ、リズム感めちゃくちゃやわ、足はあがらんわ、ひろがらんわ・・・その差は格段の差だ。

「石田さんが痩せたら、私らも習いにいくわ~」とおもしろがる同級生も多数いることだし、彼女の教室が流行るように、歩く営業マンたらねばならない。
仕事があるので毎週行けないし、時には途中で早抜けしたりしているが、これなら同窓会気分でもう少しつづけられるかな。



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記録整理

2013年06月30日 | 日記
終了した事件記録は、一定期間事務所の書庫に置いておき、その後倉庫に保管している。
結構10年近く経って、また相談に来られる方もいるので、そんな時のために残している。

本日は、提出期日に追われている書面もなく、なんとなく気分がゆったりしているので、倉庫から出してきたほこりだらけの古い事件記録の箱を、事務所で整理している。

いくら何でも、事件番号が昭和のA5サイズの事件記録は廃棄しよう、平成でも一桁はもういいよな、20年以上前のは廃棄と気軽に始めたものの・・・・あかん!

ついつい懐かしくて記録を読みふけってしまい、作業が進まない。

パソコンもワープロもなく和文タイプで書面を打って貰っていたときの書面は、要にして簡潔。無駄がない。今よりずっとよく構成を考えて、我ながら、いいできの書面だ。

依頼者への説明書も、きちんとした字で、丁寧に説明している。この頃は、時間があった。体力もあった。何より、依頼者と向き合う心があった。
この人今どうしているのかなあ。幸せに過ごしているだろうか。しんどかったよな、この時は。

1人1人の人生の一時期が凝縮されている事件記録。廃棄するのはもったいないが、空間にも限りがある。

あーー、まだ二箱も片付けられていない。毎週一箱整理するとして一年で50箱か。毎月一箱なら1年で12箱。さ、頑張ろう!
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あーーあ

2013年06月19日 | 日記
本日は滑りまくったなと軽く自己嫌悪。

口下手ね。何度も同じ経験をしてきたが、こんな時いつも、思い出すのは小6の夏の日のこと。

はっきりと覚えてないけど、たぶん大阪市東区(現中央区)の全小学校の生徒会の会長・副会長を集めての会議があった。私は北浜にある集英小の副会長として出席。みんなどんどん手を挙げて発言する。自分の学校の問題点、改善への取り組み。とても小6とは思えない語り口が次々と続く。私はひたすら、「みんなすごいなぁ」と感心するばかりで、発言できない。最後に集英小、なにかありますか?と問われ「別に…」だけ。この時は、自分はかなりあほではないかと相当自己嫌悪に陥った。トラウマだ。

意見を言わない。たまにしゃべると空気を読めない。同じ小6の時。確か、歯の健康の日か何か。学校の生徒全員が並んで歯磨きをしているところのテレビの取材があった。やはり生徒会の役員だったのでインタビューを受けた。「きれいな歯ね。虫歯ない」「はい、ありません」「しっかり歯磨きしてるのね」「いや、めんどくさいからあんまり歯は磨かない・・・」アナウンサーはすぐさま隣の生徒にマイクを向けた。

同じ経験を何度してきただろう。半世紀を経た今もそれは少しも変わっていない。
私は次第に人前で話すのを避けるようになった。

でも、そんな私でも、国連婦人の10年の時には女性差別撤廃条約がいかにすごいか、そしてその後はセクハラ防止のためにと講演に積極的にまわり、民主党政権前には9条の話を1万人の前でも平気で話せた。

なのに、今日はなぜ?
軽く自己嫌悪。しっかり反省。そういや、最近講演活動していないなあ。伝えたいという思いをしっかり持つ、そこだな。

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へっへっへ

2013年06月08日 | 日記
でけたぞ でけたぞ なんとかでけた。
まだまだ不出来だけど、後は野となれ山となれ-

私は、この「後は野となれ山となれ」という言葉が好き。
野となっても山となっても、後の責任はとりますよ的ニュアンスがあるし、いなおり感がいい。

「明日は明日の風が吹く」も好き。
なんとかなるで感と、明日また立ち向かうやんか感がいい。

いっつも真剣に事に対処しているのはしんどい。
隙間というかのりしろというか、そんなんないとね。

たぶん、私がストレス溜まらないのは、隙間だらけやからやろね。




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免田さん おめでとう!

2013年06月08日 | 日記
いま、正直ほんと嬉しい!

http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060601002033.html

日弁連が支援して再審無罪を勝ち取った元死刑囚だった免田栄さんらに特例的に年金が支給される法案が7日の衆院本会議に提出されることになった。

当然の話だ。しかし、私には感慨深いものがある。

国民年金は、一定月額保険料を支払った人に対して支払額に応じて年金が払われるシステムだが、免田さんは、国民年金制度が始まった1961年には既に、死刑囚として収監されていて、明日の望みを持てないまま死刑の恐怖にさらされており、制度の発足も知らされなかったし、またそんな状況で、誰が老後のために年金を掛けておこうと思えるだろうか。

その為、再審無罪となって社会復帰したものの、年金の支給はないままだった。国の誤りで年金を掛ける機会を奪われたえん罪被害者に年金が払われないのは人権侵害ではないかと、免田さんから日弁連に人権救済の申し立てがなされた。

2002年1月、日弁連は、「死刑再審無罪者など長期服役囚に対して国民年金制度について周知徹底されていないために国民年金の加入期間が満たされず無年金状態に放置されていることは人権侵害であるとして、法務省に対して国民年金制度の加入の重要性を教示し、保険料免除制度についても周知徹底すべきことを、厚生労働省に対しては死刑再審無罪判決が確定した冤罪被害者が国民年金を受給できるよう早急に必要な措置を講じるよう」勧告をした。

しかし、その後も何の処置もされないままいたずらに時は過ぎ、私が日弁連の人権擁護委員長であった2008年、2009年からずっと、日弁連は与野党に特例法案をつくるよう働きかけてきた。

与野党のどこからも反対はなく、すぐにでも法案が通りそうな雰囲気だった。
足利事件の菅家さんの勝利集会にも免田さんは来られていた。
80歳を超えてもジーンズをはきかくしゃくとしておられる免田さんに、私は、「ご苦労ももうすぐ報われますよ、もう少し待って下さいね」と声を掛けさせていただいたのに、その後も、政局の波にもまれつづけ、誰も反対のない、シンプルな法案がなかなか通らず、正直いらいらしていた。

ああ、でもこれで私は嘘つきではなくなった。
免田さん、よかったねーーーー 長生きしてねーーーーーーー
おめでとうーーーーーー



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