いしだのりこの 海苔弁当

日々、思うこと、見たこと、聞いたことをたらたらと・・・

こんな信号を発見

2017年07月18日 | 日記
本日、信号を渡ろうとして初めて気が付いた。

高齢者等感応信号機! ボタンを押すと青信号の時間が延びるようだ。

へー、前からあったのかなぁ。毎日通る信号だけど全然気づかなかった。
確かに、歳を取っていくと、歩く速度が遅くなり、青信号を渡り切れなくなるので、これは、超高齢社会のわが国には、事故防止のため、必要かもしれない。

4.50年前の私は、梅田地下街の雑踏の中、すいすいと足早に人をすり抜け追い越していくのが得意技だった。都会っ子だぜ、肩で風切って、あっという間に5人や10人抜き去るのは軽いものだった。
しかし、最近はどうも遅くなっている。歩幅が小さくなったのか、足が短くなったのか・・・でも、まだ速いほうだと思うけどなぁ‥
などと考えながら歩いていると、さっそく若い女性にすいと追い抜かれた。

な、なぬっ?

見れば中肉中背、足が長いわけでもない、足早にも見えない。な。なぜ抜かれた!!!
何故だと思うと、探求心の強い私は、原因を探ってみたくなる。歩幅を見るには横並びで歩かなければならないが、狭い歩道でそれは迷惑だから、足の運びというか、ピッチを一緒にしようと、彼女が右足を出すときは私も右足、左の時は左。
あれれれれ、いつもの自分よりいささか早い。そうかぁ、これかぁ。いーち、にぃーではなく、イッチ、ニッのリズムである。
私、知らない間にのーんびりと歩いていたのだ。

で、次の交差点で信号待ち。ぼーっと待っていると、あらららら、彼女はもう渡り切ろうとしている。
あ、信号青や。ここでも注意力が散漫になり反射が遅くなっていることに気付く。

ま、順調に歳を重ねているということで、この暑い中、無理せんとこ。
10分前に出かけるのを15分前にすればいいだけのこと。何か面白いものがあれば、立ち止まって眺めてもいい。
肩で風切ってすいすい急いで行く先もなし。
そやそや、明日から、この信号のボタンを押してやろ。何秒延びるのか興味津々。
しかし、この押しボタン式では、自分は高齢で足が遅いから延ばしてほしいと認識できる高齢者のみしか利益を甘受できない。
今の日本のロボット技術をもってすれば、高齢者が渡ろうとすれば瞬時にそれを検知し、自動的に青信号を長くするくらいのことはできるはずだ。車いすの感知、白い杖の感知。いくらでもできそうだ。ロボット開発の皆様、事故防止のためよろしく。
コメント
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