昨年11月に県の農業総合研究センターで見学したものと同じタイプのミニ炭焼き機がわが家にやってきました。
県ではナシの剪定枝処理の方法として、剪定枝を炭材とその際の燃焼材として利用し、出来上がった炭を畑に還元して土壌改良剤として活用できないかという研究をしています。炭焼きプラントメーカーがデモ機を提案してきたので、では実際に使えるかと農家の現場で試験することになったようです。
現状では剪定枝は畑の中で焼却されるのがほとんどと思われますが、市街地に近い産地では周辺から煙等に対するクレームが出てきているところもあるようです。例の「ダイオキシン騒ぎ」や地球温暖化の原因と言われる炭酸ガスを放出していることから、野焼きは好ましくないという声に応える政策課題となっています。実際のところは、剪定枝だけを焼却するならダイオキシンの発生も問題とならないレベルであり、炭酸ガスについてももともと空気中にあった二酸化炭素を植物が吸収して成長したわけですから、炭酸ガスを増やしているわけではない。ただ循環させているだけ。法律でも禁止はされていないのですが、風潮が野焼きは社会悪というイメージが出来上がっているのが悩ましいところです。
ということから、当然、この炭焼き機も煙を出さないというのが大前提のものです。燃焼室と炭化室に別れた構造をしており、炭化室からの煙を燃焼室に引き込み再度燃焼させることで、炭焼き特有の煙や匂いを減少させようとしています。
さっそく今日、第1回目の燃焼試験を行いました。炭化室に剪定しただけの枝を詰めて燃焼室の熱源は主に灯油バーナーとしました。この方式ですと燃焼室からの煙もなく、ほとんど煙は出ません。しかし、化石燃料を使ってしまっては手間は省けますが、環境問題としては何の解決にもなりません。場合によってはこういう方式が必要になることもあるでしょうが。
炭焼き機の置かれている3月中に、手賀沼トラストで炭焼きに親しんでいる方々の協力をいただいて何パターンかの試験をしたいと考えています。
県ではナシの剪定枝処理の方法として、剪定枝を炭材とその際の燃焼材として利用し、出来上がった炭を畑に還元して土壌改良剤として活用できないかという研究をしています。炭焼きプラントメーカーがデモ機を提案してきたので、では実際に使えるかと農家の現場で試験することになったようです。
現状では剪定枝は畑の中で焼却されるのがほとんどと思われますが、市街地に近い産地では周辺から煙等に対するクレームが出てきているところもあるようです。例の「ダイオキシン騒ぎ」や地球温暖化の原因と言われる炭酸ガスを放出していることから、野焼きは好ましくないという声に応える政策課題となっています。実際のところは、剪定枝だけを焼却するならダイオキシンの発生も問題とならないレベルであり、炭酸ガスについてももともと空気中にあった二酸化炭素を植物が吸収して成長したわけですから、炭酸ガスを増やしているわけではない。ただ循環させているだけ。法律でも禁止はされていないのですが、風潮が野焼きは社会悪というイメージが出来上がっているのが悩ましいところです。
ということから、当然、この炭焼き機も煙を出さないというのが大前提のものです。燃焼室と炭化室に別れた構造をしており、炭化室からの煙を燃焼室に引き込み再度燃焼させることで、炭焼き特有の煙や匂いを減少させようとしています。
さっそく今日、第1回目の燃焼試験を行いました。炭化室に剪定しただけの枝を詰めて燃焼室の熱源は主に灯油バーナーとしました。この方式ですと燃焼室からの煙もなく、ほとんど煙は出ません。しかし、化石燃料を使ってしまっては手間は省けますが、環境問題としては何の解決にもなりません。場合によってはこういう方式が必要になることもあるでしょうが。
炭焼き機の置かれている3月中に、手賀沼トラストで炭焼きに親しんでいる方々の協力をいただいて何パターンかの試験をしたいと考えています。
参考の写真を見ると排気煙突が再度加熱室に入っているようですけれど、これで一度やってみたら如何でしょうか。
燃焼室の排気を再度燃焼室に引き込ませると、燃焼そのものがなにか動力を使わないとうまくできないのではと思います。メーカーに確認してみますが。