のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

〈鉛筆を落とせば立ちぬ春の土〉 高浜虚子

2009年04月12日 | わが家の時時
もみ殻、剪定枝といえば
時には産業廃棄物扱いされる身近な有機物ですが、
堆肥として使えれば結構なこと。
そんな思いで発酵資材を利用した堆肥づくりを試みました

本来、堆肥というのは特別な資材を使わなくとも
条件を用意すれば自然界の発酵菌がとりついて、
有機物が分解されていきます。
問題はその過程に要する時間です。
もみ殻、剪定枝というのは分解しにくい性格があるものですから
邪魔者扱いされるわけです。
そこに発酵資材の必要性があります。

どんな資材を利用してもよいのですが、
たまたまVS科工のOiさんと縁があって
堆肥づくりに助言をいただくことになりました。

用意したのは、もみ殻約6㎥、
主に一年生の剪定枝のチップ約5㎥、
それに米ぬか200kg、油粕200kg、VS34 100kg。

今回の堆肥づくりは
手賀沼トラスト農教室2年次生以上の堆肥づくり実習も
兼ねていましたので、
積み込みは大勢でわいわいとやってしまいました。

やはりポイントは水分の調整のようです。
2週間後ぐらいに最初の切り返しをやる予定です。
みなさん、お疲れ様でした。