のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

春の風ルンルンけんけんあんぽんたん(坪内稔典)

2007年04月10日 | わが家の時時
ナシ幸水の定点観測その3(4月10日)です。花が開きだしました。周りより少し遅いようです。ひとつの芽から8つの花が出てきます。花の軸?の位置が微妙に差があって、下から一番花、二番花、…、八番花と呼びます。番号順に咲き出します。

タイトルは岩波新書1006『季語集』の著者 坪内稔典さんの句です。

この句が紹介されていた新聞に「キノコの季節が長くなる」という記事が載っていました(朝日新聞夕刊070411、4p)。記事によると、米科学誌サイエンスに英国の研究者らが「キノコの生える平均期間が過去50年で倍以上になっていた」と発表したというのです。

キノコが生える期間が50年代には33日程度だったが、最近10年間では74日前後と倍以上に。ふつうは秋に生えていたものが春にも確認された種も複数あったとも。平均気温の上昇や降雨量など、気候変動の影響と考えられるというのです。

わが家での実感を科学的に裏付ける記事と注目しました。