能見台発・・

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俵万智その2

2020-12-14 | 感動
印象に残った言葉をもう一つ

「先生(佐佐木幸綱)は、『サラダ記念日』を出版した後も“君は心の中の音楽を聴ける人だから、何があっても大丈夫だよ”と言ってくださって。その言葉に、ずっと支えられていましたね」

☆四万十に光の粒をまきながら川面をなでる風の手のひら

☆焼肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き

☆優等生と呼ばれて長き年月をかっとばしたき一球がくる

☆バンザイの姿勢で眠りいる吾子よそうだバンザイ生まれてバンザイ

☆子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え

☆まだ恋も知らぬ我が子と思うとき「直ちには」とは意味なき言葉

☆「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ

☆人の子を呼び捨てにしてかわいがる島の緑に注ぐスコール

☆制服は未来のサイズ入学のどの子もどの子も未来着ている

(そういえば、私の高校入学時の学ランも一サイズ大きかった)

☆あの世には持っていけない金のため未来を汚す未来を殺す
(韓国大型客船セウォル号沈没事故の後)

☆別れ来し男たちとの人生の「もし」どれもよし我が「ラ・ラ・ランド」

57歳になった俵万智の心境
「歌を詠むとは、日常を丁寧に生きること。失恋しても短歌ができたらプラスになる。いいことを歌で詠めば、歓びも2倍になる。子どもの手が離れて、自分を見つめ直すときにどんな歌が生まれるのか。老いも近づきどんな歌が生まれるのか。考えただけでワクワクする。できれば、60歳、70歳になっても恋の歌を詠んでいたいな」

素晴らしい!!


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