「家族②」
ノグリとヨウは、出会う前に、お互いの両親に、それぞれ、カミングアウトを済ませていました。
両親の反応はそれぞれでした。おのずと、きょうだいにも、知られることになりました。
つきあいを経て、
共同生活をすることになり、部屋の賃貸の保証人に、それぞれの親がなりました。
共同名義でそれぞれの保証人をたてるのが、賃貸借の条件だったからです。
いろいろな面で、自分の、自分たちの「社会的力不足」というものを感じました。
男二人暮しをするにあたっては、両親に関係をはっきりさせてから、はじめました。
おもてに出さなくても、親には、いろいろな気持ちがあったと思います。
でも、それは、「生活している」という既成事実が、おだやかにしてくれました。
二人が楽しく、頑張っている姿を見守っていてくれることは、裏を返せば、
応援してくれているように思えました。
収穫の秋、田舎にある、それぞれの実家は、新鮮、獲れたての、海のもの、山のものを、息子のところと相手の実家に送ります。
お互いの親同士はあったことはないけれど、電話で、
「まあまあ、わざわざ。」
「いえいえ、こちらこそ。」
と、宅急便が届いた、お礼のやりとりはしているようです。
それぞれ、お互いに、いい関係を築けていると、思います。
ま、表面的ですけど・・・(でも、それが大事だったりする。)
ヨウのパパとママは、こちらに来ることもあります。
前に、ヨウママは2回、泊まりにきたことがありました。
ノグリはヨウママが大好きで、同じ職種というのも関係しているのかもしれないけれど、何というか、世間様のことも自分のことのように胸を痛めているお嬢様、とでもいいましょうか、スタイルもよくて、まじめで、かわいい。もう、一遍で好きになりました。料理も上手で、作ってもらった肉じゃがは、びっくりするくらい美味くて、もう一度食べたい、なんなら、あの味盗みたい、と思うほどでした。
ヨウパパはヨウと一緒に飲みに連れて行ってくれました。自分には経験ないけれど、重役に飲みに連れて行かれるのって、こんな感じかな、と思いました。
二人とも、仕事があるので、別々に来てますけど、
昨年、ヨウの帰省にノグリがついていった時は、あたたかい、もてなしを一緒にしてくれました。そんな、仲睦まじい、パパママなんです。
そりゃあ、初めて会った時は、相当、気を遣い、緊張しました。
ヨウパパは、会って初めの4秒、ノグリのことを、目でシャッターをきるようにみていました。「ああ、人の第一印象は、この位の間できまるんだな。」と、思いました。
でも、何を話したらいいかとか、共通の話題を探す苦労とかはなく、
自然と打ち解けていきました。
そう、打ち解けていく感じが、すごく楽しかったんです。
だから、楽しかった分、ヨウパパが、ヨウと二人の時に、ヨウに言ったことを、ヨウから聞かされて、ショックでした。
「一時の若い頃の気の迷い。ゆくゆくは女と結婚することを期待している。」
それは本当にそのとおりに、ヨウパパが言ったのか、真意かどうかも、わかりません。
ヨウの脚色が入っているかもしれません。
そういう、親の気持ちはわからなくもありません。
けれど・・・けれど・・・(人生ってそんなもの?)
打ち解けても、理解はされていない。
心に引っかかりました。
10月末、ヨウパパが用事のついでにこちらに来ました。
3回目でしょうか?
ノグリはその日、前後日で仕事がすこぶる忙しく、会うどころではありません。連続の長時間勤務で、この日も夜遅く帰り、次の日の朝早くには、出勤しなければならない日でした。
すると、もうすぐ仕事が終わる時間に、ヨウからメールが、
『件名:父が・・・』
『寝ています。貴方の部屋で。
静かにしておいた方がいいと思います。
貴方の布団はリビングに置いときました。』
ぎょえ~、泊まるんだったら、早く言え~!!!
帰ると、玄関の隣の洋室(ヨウの部屋)でヨウが、
グーグー、スピースピーと、寝ていました。
リビング続きの隣の和室では、ヨウパパが寝ていました。
一応、和室はノグリの部屋ですが、ほとんど、リビングで過ごしている為、使いません。
また、ヨウの部屋は人が泊まれる部屋にはなっていません?(ほ、ほ、現在、少し、マシね。。。)ので、ヨウパパが和室で寝ることは、賢明なヨウの判断ではあるんですが、
なんか、こう、落ち着けません。着替えとか、和室にあるし。
ヨウパパは、寝ているのを起こされると、人が変わったように機嫌が悪くなるらしく、だいたい、どれくらい機嫌が悪くなるかは、息子をみれば、予想がつく訳で、
寝ているのを絶対、起こさないように動くことは、精神的にも肉体的にも仕事で疲れている自分にとって、すごい、ストレスでした。
でも、一晩だけだし、と思って床に就く。
グーグー、ピーピー、グースカ、ギャゴギャゴ、ゴ、ゴ、ゴー
さすが親子。(眉間にシワ。)
隣のヨウパパのイビキがうるさくて、眠れない。
夜中に布団から抜け出し、ヨウに八つ当たり。
でも、珍しく、うるさがらずに、受け止めてくれました。
うとうと、していた、朝早く、ヨウパパが起きてきました。
ノグリは、差し障りのない挨拶と、お互いに近況と体を気遣うような話をしました。
ヨウはまだ、起きてきません。
何気に、ヨウパパと、二人きりで話すのは、初めてのことでした。
いろいろな話題が出たけれど、「ニート」「ひきこもり」についての話が多く、
当事者よりの立場にたった、ヨウパパの見解と対応の話が、どこかの教授みたいに、するどく、やさしくて、感心しながら、相槌を打っていました。
(朝から、知的で社会派なやりとり、いい感じ、とってもいい感じよ~。)
ノグリは感じ良く、話をしながら、聞きながら、朝ごはんを、作っていたんですけど、(家庭的なとこをアピール♪)
そのことに、前から、気づくべきでした。
俺は、何かをしながら、ご飯は作れないことを。(特に話しながら。)
「プラスチックの焼けた臭いがするよ。」
ヨウが起きがけ一番言いました。
ぎゃ~ガス台の真ん中の魚焼きグリル排気口の熱が鍋の取っ手を溶かしてる~
すんげぇ~におい充満!!!←充満する前に気づけよ!
その後もアジの開きを焼き過ぎたり、出した昨日の煮物が少し変わり気味で味がおかしかったり、味噌汁の具がありえなかったりと、
ヨウのダメ出しが喜々として、冴えまくりました。
ヨウパパはヨウに向かって「お父さん、少食だから、てへっ。」と、言って、笑いながら、
納豆と御飯しか、食べなかったんです。
トドメ↓
ヨウ(ごはんを食い終わって)「あ、お父さん。ノグリさん、お父さんのイビキがうるさくて眠れないって、夜中にうちに文句言いに来たんだよ~。」
ぶぅっふぁーー(ノグリ、ヨウパパ、お茶を吹き出す。)
おめぇ~は、こんな、タイミングで何をいっとるん?
もう、
そそくさと、出勤しましたよ!
ヨウパパはその後、ゆっくりしてから、帰りましたとさ。
自分は仕事から帰ってきて、
ノグリ:「お父さん、俺のこと、何か言ってなかった?」
と、ヨウに聞きました。
ヨウ:「何にも言ってなかったよ。ノグリさんのことは。」
ヨウ:「ただ・・・。」
ヨウ:「・・・。」
ノグリ:「ただ?・・・。何?」
ヨウ「孫の顔が見たいだってさ。(笑)」
きぃぃぃぃぃぃぃーーーー。
なんか、直球だけど遠回しだわ~。屈辱よ~。
これって、俗にいう、嫁姑バトルみたいなものかしら?(変形してる?)
問題は火に油を注ぐヤツが近くにいるってことかしらね?(喜々として!)
↑あら、貴方の化けの皮をはいでるだけよ~
ノグリはヨウパパが大好きです、てへっ。
【金玉満堂 決戦!炎の料理人】2005.10.27.11:00~
監督:ツイ・ハーク 出演:レスリー・チャン アニタ・ユン (1995)
きんた・・まん、どう?
いえいえ、タイトル「金玉満堂」は「きんぎょくまんどう」と読ませるみたいですよ。
意味は「金銀財宝で家がいっぱい」、安定した暮らしや豊かさを願う、おめでたい言葉で、お祝い事の時によくかかげられているらしいです。
ちなみに意味を調べようと、○ahoo!翻訳(中→日)を使ったら、
原文「金玉満堂」⇒訳文「金玉部屋いっぱい」となってしまいました。
やぁ~ん。なんか、特定の場所を想像しちゃ~う。←重症
サブタイトルの「決戦!炎の料理人 」とあるように、ストーリーは、香港で一番古い中華料理店の看板をかけて、オーナーの娘(料理できない)、見習いコック(元チンピラ)が、悪の超人集団と、満漢全席の、熊の手、象の鼻、猿の脳味噌の3食材、3日間、3本勝負の料理対決~!!!
と、まあ、道場破りみたなもんが基本になってるんですけど、枝葉ストーリーも含めて、ツッコミどころが満載です!
もう、冒頭の豆腐が象牙の彫刻みたいになるところから、←おい。って、言いたくなるし、凄腕ヤクザもどき(レスリー・チャン)が料理人になる為、見習いコックになる理由からして、おかしい!
なんでも、夢中のスーパーアイドル“山口百恵”が、カナダに行ってしまって、自分もカナダに移住したいから!←はぁ~?だとか。
これは暗に、人気絶頂スーパーアイドルだったころのレスリー・チャンが、引退してカナダ移住したけど、すぐに復帰したことを皮肉ってるんだろうし、その流れで、友和&百恵の「伊豆の踊り子」を、アニタ・ユンとで、パロったりと、くだらねぇ~なぁ~と、思いながら、ついつい、頬が緩んで笑ってしまいました。
本当に香港らしいコメディ。
でも、料理を作っている映像とかは、かっちょえーです。
料理は、うまそうには見えんけど。
あ、趙文卓は、ちょっと、うまそう。。。←おいおい。
料理対決、第2部門、娘のミスで、料理を全部、床に落としてしまって、勝負も落とすんだけど、車椅子の父をはじめ、仲間が、落ちた料理を「うまい。」と食べて、落ち込む娘を慰め、明日の最後の対決につなげるんです。
人には出せない料理を食べてくれるのは、「家族」なのかなっと思いました。
また今度。
ノグリとヨウは、出会う前に、お互いの両親に、それぞれ、カミングアウトを済ませていました。
両親の反応はそれぞれでした。おのずと、きょうだいにも、知られることになりました。
つきあいを経て、
共同生活をすることになり、部屋の賃貸の保証人に、それぞれの親がなりました。
共同名義でそれぞれの保証人をたてるのが、賃貸借の条件だったからです。
いろいろな面で、自分の、自分たちの「社会的力不足」というものを感じました。
男二人暮しをするにあたっては、両親に関係をはっきりさせてから、はじめました。
おもてに出さなくても、親には、いろいろな気持ちがあったと思います。
でも、それは、「生活している」という既成事実が、おだやかにしてくれました。
二人が楽しく、頑張っている姿を見守っていてくれることは、裏を返せば、
応援してくれているように思えました。
収穫の秋、田舎にある、それぞれの実家は、新鮮、獲れたての、海のもの、山のものを、息子のところと相手の実家に送ります。
お互いの親同士はあったことはないけれど、電話で、
「まあまあ、わざわざ。」
「いえいえ、こちらこそ。」
と、宅急便が届いた、お礼のやりとりはしているようです。
それぞれ、お互いに、いい関係を築けていると、思います。
ま、表面的ですけど・・・(でも、それが大事だったりする。)
ヨウのパパとママは、こちらに来ることもあります。
前に、ヨウママは2回、泊まりにきたことがありました。
ノグリはヨウママが大好きで、同じ職種というのも関係しているのかもしれないけれど、何というか、世間様のことも自分のことのように胸を痛めているお嬢様、とでもいいましょうか、スタイルもよくて、まじめで、かわいい。もう、一遍で好きになりました。料理も上手で、作ってもらった肉じゃがは、びっくりするくらい美味くて、もう一度食べたい、なんなら、あの味盗みたい、と思うほどでした。
ヨウパパはヨウと一緒に飲みに連れて行ってくれました。自分には経験ないけれど、重役に飲みに連れて行かれるのって、こんな感じかな、と思いました。
二人とも、仕事があるので、別々に来てますけど、
昨年、ヨウの帰省にノグリがついていった時は、あたたかい、もてなしを一緒にしてくれました。そんな、仲睦まじい、パパママなんです。
そりゃあ、初めて会った時は、相当、気を遣い、緊張しました。
ヨウパパは、会って初めの4秒、ノグリのことを、目でシャッターをきるようにみていました。「ああ、人の第一印象は、この位の間できまるんだな。」と、思いました。
でも、何を話したらいいかとか、共通の話題を探す苦労とかはなく、
自然と打ち解けていきました。
そう、打ち解けていく感じが、すごく楽しかったんです。
だから、楽しかった分、ヨウパパが、ヨウと二人の時に、ヨウに言ったことを、ヨウから聞かされて、ショックでした。
「一時の若い頃の気の迷い。ゆくゆくは女と結婚することを期待している。」
それは本当にそのとおりに、ヨウパパが言ったのか、真意かどうかも、わかりません。
ヨウの脚色が入っているかもしれません。
そういう、親の気持ちはわからなくもありません。
けれど・・・けれど・・・(人生ってそんなもの?)
打ち解けても、理解はされていない。
心に引っかかりました。
10月末、ヨウパパが用事のついでにこちらに来ました。
3回目でしょうか?
ノグリはその日、前後日で仕事がすこぶる忙しく、会うどころではありません。連続の長時間勤務で、この日も夜遅く帰り、次の日の朝早くには、出勤しなければならない日でした。
すると、もうすぐ仕事が終わる時間に、ヨウからメールが、
『件名:父が・・・』
『寝ています。貴方の部屋で。
静かにしておいた方がいいと思います。
貴方の布団はリビングに置いときました。』
ぎょえ~、泊まるんだったら、早く言え~!!!
帰ると、玄関の隣の洋室(ヨウの部屋)でヨウが、
グーグー、スピースピーと、寝ていました。
リビング続きの隣の和室では、ヨウパパが寝ていました。
一応、和室はノグリの部屋ですが、ほとんど、リビングで過ごしている為、使いません。
また、ヨウの部屋は人が泊まれる部屋にはなっていません?(ほ、ほ、現在、少し、マシね。。。)ので、ヨウパパが和室で寝ることは、賢明なヨウの判断ではあるんですが、
なんか、こう、落ち着けません。着替えとか、和室にあるし。
ヨウパパは、寝ているのを起こされると、人が変わったように機嫌が悪くなるらしく、だいたい、どれくらい機嫌が悪くなるかは、息子をみれば、予想がつく訳で、
寝ているのを絶対、起こさないように動くことは、精神的にも肉体的にも仕事で疲れている自分にとって、すごい、ストレスでした。
でも、一晩だけだし、と思って床に就く。
グーグー、ピーピー、グースカ、ギャゴギャゴ、ゴ、ゴ、ゴー
さすが親子。(眉間にシワ。)
隣のヨウパパのイビキがうるさくて、眠れない。
夜中に布団から抜け出し、ヨウに八つ当たり。
でも、珍しく、うるさがらずに、受け止めてくれました。
うとうと、していた、朝早く、ヨウパパが起きてきました。
ノグリは、差し障りのない挨拶と、お互いに近況と体を気遣うような話をしました。
ヨウはまだ、起きてきません。
何気に、ヨウパパと、二人きりで話すのは、初めてのことでした。
いろいろな話題が出たけれど、「ニート」「ひきこもり」についての話が多く、
当事者よりの立場にたった、ヨウパパの見解と対応の話が、どこかの教授みたいに、するどく、やさしくて、感心しながら、相槌を打っていました。
(朝から、知的で社会派なやりとり、いい感じ、とってもいい感じよ~。)
ノグリは感じ良く、話をしながら、聞きながら、朝ごはんを、作っていたんですけど、(家庭的なとこをアピール♪)
そのことに、前から、気づくべきでした。
俺は、何かをしながら、ご飯は作れないことを。(特に話しながら。)
「プラスチックの焼けた臭いがするよ。」
ヨウが起きがけ一番言いました。
ぎゃ~ガス台の真ん中の魚焼きグリル排気口の熱が鍋の取っ手を溶かしてる~
すんげぇ~におい充満!!!←充満する前に気づけよ!
その後もアジの開きを焼き過ぎたり、出した昨日の煮物が少し変わり気味で味がおかしかったり、味噌汁の具がありえなかったりと、
ヨウのダメ出しが喜々として、冴えまくりました。
ヨウパパはヨウに向かって「お父さん、少食だから、てへっ。」と、言って、笑いながら、
納豆と御飯しか、食べなかったんです。
トドメ↓
ヨウ(ごはんを食い終わって)「あ、お父さん。ノグリさん、お父さんのイビキがうるさくて眠れないって、夜中にうちに文句言いに来たんだよ~。」
ぶぅっふぁーー(ノグリ、ヨウパパ、お茶を吹き出す。)
おめぇ~は、こんな、タイミングで何をいっとるん?
もう、
そそくさと、出勤しましたよ!
ヨウパパはその後、ゆっくりしてから、帰りましたとさ。
自分は仕事から帰ってきて、
ノグリ:「お父さん、俺のこと、何か言ってなかった?」
と、ヨウに聞きました。
ヨウ:「何にも言ってなかったよ。ノグリさんのことは。」
ヨウ:「ただ・・・。」
ヨウ:「・・・。」
ノグリ:「ただ?・・・。何?」
ヨウ「孫の顔が見たいだってさ。(笑)」
きぃぃぃぃぃぃぃーーーー。
なんか、直球だけど遠回しだわ~。屈辱よ~。
これって、俗にいう、嫁姑バトルみたいなものかしら?(変形してる?)
問題は火に油を注ぐヤツが近くにいるってことかしらね?(喜々として!)
↑あら、貴方の化けの皮をはいでるだけよ~
ノグリはヨウパパが大好きです、てへっ。
【金玉満堂 決戦!炎の料理人】2005.10.27.11:00~
監督:ツイ・ハーク 出演:レスリー・チャン アニタ・ユン (1995)
きんた・・まん、どう?
いえいえ、タイトル「金玉満堂」は「きんぎょくまんどう」と読ませるみたいですよ。
意味は「金銀財宝で家がいっぱい」、安定した暮らしや豊かさを願う、おめでたい言葉で、お祝い事の時によくかかげられているらしいです。
ちなみに意味を調べようと、○ahoo!翻訳(中→日)を使ったら、
原文「金玉満堂」⇒訳文「金玉部屋いっぱい」となってしまいました。
やぁ~ん。なんか、特定の場所を想像しちゃ~う。←重症
サブタイトルの「決戦!炎の料理人 」とあるように、ストーリーは、香港で一番古い中華料理店の看板をかけて、オーナーの娘(料理できない)、見習いコック(元チンピラ)が、悪の超人集団と、満漢全席の、熊の手、象の鼻、猿の脳味噌の3食材、3日間、3本勝負の料理対決~!!!
と、まあ、道場破りみたなもんが基本になってるんですけど、枝葉ストーリーも含めて、ツッコミどころが満載です!
もう、冒頭の豆腐が象牙の彫刻みたいになるところから、←おい。って、言いたくなるし、凄腕ヤクザもどき(レスリー・チャン)が料理人になる為、見習いコックになる理由からして、おかしい!
なんでも、夢中のスーパーアイドル“山口百恵”が、カナダに行ってしまって、自分もカナダに移住したいから!←はぁ~?だとか。
これは暗に、人気絶頂スーパーアイドルだったころのレスリー・チャンが、引退してカナダ移住したけど、すぐに復帰したことを皮肉ってるんだろうし、その流れで、友和&百恵の「伊豆の踊り子」を、アニタ・ユンとで、パロったりと、くだらねぇ~なぁ~と、思いながら、ついつい、頬が緩んで笑ってしまいました。
本当に香港らしいコメディ。
でも、料理を作っている映像とかは、かっちょえーです。
料理は、うまそうには見えんけど。
あ、趙文卓は、ちょっと、うまそう。。。←おいおい。
料理対決、第2部門、娘のミスで、料理を全部、床に落としてしまって、勝負も落とすんだけど、車椅子の父をはじめ、仲間が、落ちた料理を「うまい。」と食べて、落ち込む娘を慰め、明日の最後の対決につなげるんです。
人には出せない料理を食べてくれるのは、「家族」なのかなっと思いました。
また今度。