ノグリの穴

映画をのぞいたら、プイプイっときた。

東京マリーゴールド

2005-05-30 21:29:18 | Weblog
「さびしくなんてないわよ」

「ひとりでいるのけっこうすきだから」


おとこがぶつぶついってさっていく。ぶす~と、エリコ。
別れ、あとに第一声、ため息ついて、第二声。
こんな場面から映画がはじまります。
なんか、ふつうだね。田中麗奈(エリコ)

「めとめのあいだがさ、けっこうはなれてるよね・・・」
映画の中とはいえ、同僚に言われてんの(笑)。でも、ふーんて感じ。田中麗奈。

【東京マリーゴールド】
 監督:市川準 出演:田中麗奈 小澤征悦 樹木希林 (2001)

「ほんだし」発売30周年記念作品だそうです。
田中麗奈&樹木希林のCMのまんまの母娘。でも、映画は母が芸術家だから、奥行きがあるかな?
ふつうのごはん。
ふつふつ、ゆげが。ふうふう、うまそー。
ふつう。ふつう。
ふつう。エリコ就職する。ふつう。合コン。ふつう。自己紹介。ふつう。タムラ(小澤征悦)自己紹介中に飯を食って店員にナンプラーと酢をたのむ。ふつう。。。?
ふつう。みんなでカラオケ。ふつう。みんなで記念撮影。ふつう。タムラ、ずーと寝てる。ふつう。。。?
エリコがタムラを起こす。ふつう。帰りにタムラに携帯番号渡される。んっーふつう。
エリコ本読みながらボーリング。ふつうかな。エリコ歯医者にいく。ふつう。
タムラに電話する。とうとつ。
タムラとデートする。ふつう。
タムラに留学中の彼女がいると言われる。

デートをかさねる。



「お願いがあるの」
タムラと布団の中。
「彼女が帰って来るまでの一年間、わたしとつきあって」

ふつう?(涙)


2005.5.26.13:00~ケーブルテレビ録画、
2005.5.30.15:30~二回に分けて、自宅にてのぞく

同僚が辞めるので、代わりに仕事に入ってます。
シフト勤務はつらいなー有給も取りにくいしー休めねー
まあ「気にせず有給消化しなさい」と、太っ腹なこといったの自分だし。
文字通り、ストレス食い気で太っ腹ですよー
あーどっぷり。休みたい。
ブログも滞ちゃって。
書くネタがないの?
い~や、忙しくても、書きたいことは、山ほどあるんですよ。ほんと。
ただ、このブログ。映画をのぞいて、はじめて、タイトル、自分かたりができる、≪しばり≫があるんです。
映画をのぞかんことには書けなかったりする。。。
そんな自分で作った≪しばり≫とっちゃえば?
でも。
そんな≪しばり≫が映画をのぞく原動力になったり、居心地がよかったり、するんです。

エリコは自分で自分を≪しばり≫のある恋愛に身をおきます。
それは、原動力になったり、居心地がよかったり、しながら、
自分の気持ちに素直であれば、あるほど、焦りや不安を感じることになります。

ブログ書くために映画ミルゾー

あなたの≪しばり≫は何のためにあるんですか?
また今度。

誰も知らない

2005-05-17 23:44:17 | Weblog
生れてきて限りない青空をみつめられたから
きみたちは生きる
生れてきて手をつなぐことを覚えたから
きみたちは寄り添う
生れてきて失うことを知ったから
それでも明日はあると知ったから
きみたちは誰も知らない自分を生きる
谷川俊太郎  messages『誰も知らない』に寄せてより

自分の調子が良くない。
GW後の気温が低い時期に喉が痛くて鼻水ズルズルで少し咳も出ていた時は
はっきり「悪い」と言えたんだけど。
今は、体調は良くなっている。なんか、目に見えない部分が重いんよ。
重いなー。
グチグチ言ってもしょうがないし、そんなこと、ここで書かなくても、いいんだけど。
なんでだろ?誰か知らない?

何でか調子が良くない。
せっかくの仕事休みなのにね。やっぱり、病みあがりだから?
さっぱり、何もする気がしない。ゴロゴロ。
別に見たくないはない、ワイドショーを垂れ流したり・・・
別に今は知ったところで関係ない私的な人の名を検索したり・・・
うへっ!ウツウツしてるなぁー
暇なのかしら?
いや、やることはある。。。けど、やらない。
仕事の同僚が仕事をやめちゃうからかな?
うーん。

その人は昨年度も同じチームで、プライベートでも仲良くしてもらってました。
アメリカに武者修行に行くと、年度末にやめた、もう一人の同僚と、男三人でよく飲んでた。
「ノグリさん、星、見に行きましょう。」て、
車の中で三人が「ほんとに行くのか?」と、
何度も言いながら、真夜中に、星を見に行くだけに富士山の五合目まで、行ったことがあったなぁー
自分、星を見ながら、しつこいくらい、
「フケみたいだ。フケみたいだ。フケみたいだ。」
・・・・・・言ってたらしいんです。はい。(あんまり憶えてないけど)
フケ症の人が黒いフィルムか、なんかの上で頭をかきむしった後みたいに見えたんでしょうねー
後日、またそんな話で盛り上がったり(?)で、
キャラがそれぞれ違ってたからか、それも、よかったんだろうなぁー今おもうと。
「俺の使い方を間違ってる」って、管理職に体あたりな攻撃をする人でしたから(汗)
前向きな辞め方だしね。応援したいけど、
けど正直、さびしい。

今のチームは今のモーニン○娘。って感じです。
つ○く♂に体あたりする人もなく、
「今度の曲も素晴らしいです☆」といいつつ、
「やってられっかよ★」と影でタバコをプカプカするような人も消え、
アイドルとしての自覚が薄い人ばかり。
ノグリがセンターとれそうよ!
スマイル、スマイル、スマイル、ちゃんとしないと。
お客様に頭突き食らうわよ!!!


【誰も知らない】2005.5.17.2:00~ケーブルテレビ録画、自宅にてのぞく
 監督:是枝裕和 出演:柳楽優弥 (2004)

是枝裕和監督作品は【幻の光】【ワンダフルライフ】と見たことがあるけれど、
非常に眠かったです。【幻の光】の風景、長まわし、意識なかったかも。
どちらも視点はやさしいのに、テーマがおもーい印象。
でも、今回のは、
テーマがおもーいのに、視点はやさしい印象でした。←日本語入れ替えただけじゃない!
寝ないで最後までのぞたよ。特徴的な風景、長まわしも主人公の心像風景にあってたような気がします。

ああ、この映画をのぞいたからだ。
この映画のせいだ!自分の調子が良くないの。
のぞいてたら、学校行く前に弟妹の面倒をみていた小学校の頃や、
一人暮らしをはじめた15歳の頃、コンビニバイトの頃の自分を思い出した。
唯一、自分になかったのは、主人公が学校に行かせてくれと、母親に文句を言うことくらいかな?
なんか見捨てられ不安を喚起する映画でした。
また今度。
映画の中で変声期をむかえるのって、すごいな。

息子の部屋

2005-05-13 16:45:48 | Weblog
【息子の部屋】2005.5.13.0:30~NHKBSで自宅にてのぞく
 原題:la stanza del figlio  イタリア  (2001)
 監督・原案・主演:ナンニ・モレッティ

「部屋というのは一人になれる場所で
 そこではそれぞれが自分自身を見つめ
 自分について明らかなものに気づき
 そしてそれを隠しておける所なのです」  ナンニ・モレッティ 


今週発売の週刊文○のグラビアに『尼崎脱線事故~奪われた107人の人生』がありました。
写真。残された品物。家族のおもい。
特に携帯電話のメールがなんとも、言葉にしがたく。
なにが、どうすれば、なのか、自分にはわかりませんでした。
この記事に涙している自分が、なにもわかっていないだろう自分(おまえ)が
なにをいっても、おもっても、どうすることもできないやしない。
なにをしても、ふかく、するだけ。
そっと、しておくのが、よいのでしょうか。
時間を待ってるだけなのでしょうか。

メールの返事が返ってこない。
帰ってこない。
何気ないやりとりができなくなる、誰も突然できなくなるとはおもっていません。

「“泥棒”など 意味のない言葉だ」

映画の最後は、息子を事故で亡くした家族の、どうしても、ぬけられない、{circle}に
ちがった、なにかをもった{circle}がふれます。
それがリアルであったけれど、すくいでもありました。

観客は、息子にも、残された家族にも、ヒッチハイクする彼女にも、なることがあるでしょう。
観客は自分でもあり、他人でもあります。
観客はみることしかできず、観客は観客の生活をするのでしょう。
でも、その生活は誰かの、すくいの{circle}になっているかもしれません。

自分の生活は自分の為にだけに、大切にするのでは、ない。

また今度。

ムーラン

2005-05-08 22:37:48 | Weblog
「香港にディズニーランドができるんだってねー。」ノグリ
「うんうん」トッキ
「なにじょうなんのかな?東京はシンデレラ城だけど、パリは眠れる森の美女の城でしょー」ノグリ
「ムーラン城じゃなーい(笑)」トッキ
「ムーランってあの、むかしの中国の話でしょ?」ノグリ
「そ。ムーラン城。よくない?」トッキ


お得意様にディズニー大好きっ子がいます。
お部屋の中はディズニーグッズだらけ。ディズニー作品もビデオなどで相当数、持っている。ちょっとした、マニアです。
お得意様の自立生活をする為のお手伝いをしているノグリですが、彼は食事・着替え・排泄・入浴・などなど、自分でできます。仕事として彼を評価しなければならない時、自立度は高いと答えるでしょう。ただ、難点もある。

おそい。
すごーーーーーく、行動がおそいんです。
よく言えば、丁寧であるんだけれど。
例えば、朝起きて、着替えて、メシ食って、歯磨いて、顔洗って・・・と、出かける準備。
まあ、6時半に起きたとすると、出発するのは昼12時。てな感じで。(ちょっと大袈裟だな。今はそこまで、ひどくないね。)
スローモーション。そこの空間だけ、水の中にいるのかしら?と思うほど。
しかも、慣れない職員が「はやくしてください!」の意味を伝えて、その伝え方が悪かったりすると、そのまま、一時停止。石のように硬くなってしまうこともある。(意思の固いのも、半端ではないかもしれない。)行動停止が起きれば、ますます時間のロスが増える。だから、コミュニケーションで難しい面もあるんです。

そんな時に「ディズニー」が活躍します。
「はやく終わったら、ディズニーしよう」と伝える。
すると、あきらかに、行動がはやくなったり、行動停止がとけたり、する。
すげー。
『ディズニーする』
そう、それは、まるで、魔法の言葉。
『ディズニーする』とは、ビデオをみたり、CDを聴いたり、本を読んだり、絵を書いたり、案内書を整理したり、乗り物リストを作ったり、などなど、ディズニーマニア・ディズニー研究をすること。
彼の中では我が部屋こそ、ディズニーアーカイブスである。と、おもってるかどうかはしらないが、捨て切れない、整理し切れていない、数々の「ディズニー」があり、それをみると、そんな意気込みを感じることができます。

その魔法の言葉ですが、ノグリはあまり好きじゃないし、多用したくない。
だって、何か取引してるかのようだし。
『ディズニーをする時間』が取れるとは限らない時もある。(それでは嘘をつくことになってしまうでしょ?)そして、ディズニーし過ぎて時間が遅くなることも多々あるんです。

でも、使わなければいけない状況の時もある。(よくある)
そんな時、ノグリはミッキーマウスの物マネをするんです!
知ってます?ミッキーマウスはウォルト・ディズニー本人の声で、日本語吹き替えでも、彼の声のイメージを保つよう配慮されています。あの、うわずった高い声でノグリも

「さあ、ミッキーと一緒にお風呂に入ろう!」
「皿洗い、急いでー急いでー、遅れちゃうよー」
「ウンコはきちんと流しておくれよー」
てな、かんじ。すると、あら不思議。
ニヤリとノグリみて、鼻で笑い、行動停止にもならず、動きも二倍速になるんです!
ミッキーマウス恐るべし。

今は彼との信頼関係もできてきて、物マネをすることは、ほとんどないのだけれど、
「ディズニー」をとおしたコミュニケーションはしているんです。

GWは比較的暇だったので、彼に自分がみたことのあるディズニーアニメを教え、
「ノグリが起きている時にみる(夜勤)、ノグリにあった(←ここポイント)お勧めビデオを選んでもってきてよー」と頼んでみる。快くOKしてくれて、自分も忘れかけた、一時間後くらいに3本のビデオを持ってきてくれました!その3本とは

【おしゃれキャット】
【ターザン】
【ムーラン】

です。あの、膨大な数のアーカイブスから、ノグリのために選ばれた3本。
何かを、言い当てられているようで、こわいわ~(笑)

さて、3本とも、みたことないし、仕事中に3本とも、みることはできないので、どれか、ひとつにしぼろうと、した時に思い出したのが、友達との会話。
ムーラン城です。
ムーラン城でものぞいてみるか・・・・


【ムーラン】2005.5.7.23:00~仕事場でお得意様からビデオを借りてのぞく
 日本語吹き替え版

のぞき終わって、まず、言いたいこと・・・・

ムーラン城なんて、ないですから!

まあでも、宮城はあったしね、イメージとしてね、わからなくもないですけどね。
でも、香港だから、ムーラン城。安直すぎます!(笑)

けど、反対はしない。
のぞき終わって、むしろ、言いたいこと・・・・香港ディズニーランドは
ムーラン城を建設するべきです!

それくらい、よかった、泣きました。
この【ムーラン】。アメリカで劇場公開したにもかかわらず、日本はビデオのみの発売。
面白くないってこと?
アニメもかわいくないしー。心が痛くなりそうなジェンダー臭とアジア臭がぷんぷんで、ディズニー長編アニメを割りと見てきた自分も躊躇したままでした。
でも、すげーよ。ディズニー。
ディズニーです。アニメです。ハッピーエンドです。
でも、奥にあるテーマは社会と家族で揺れ動く、普通ではない自分と自分であろうとすること。
みてない方は是非みてください!
特に、清く正しく自分らしく、社会で生きようとする、おねえさん。必見です。
ちなみに香港ディズニーランドのメイン城は眠れる森の美女の城(残念)
今年の9月にオープン予定らしいです。
また今度。
「自分にも何かやれることがあるって証明したかった」

パルコ フィクション

2005-05-06 17:28:02 | Weblog
出勤の為、電車に乗る。
車内の様子はいつもと違って、座る席がない。
子どもが多いのに気づく。ベビーカーがやけに目立つ、特に子ども連れが。

今日はみんな、休みなんだね~
俺だけかなー仕事。5日だから、どっか行くんだろうね~こどもの日だかんね。
ガぁキィー。正直、うざいわ~仕事に行く時は絶対座れるのに!

あっ、あそこ。ひとり、座れそうかな?つうか、仕事行く時は座る!
(車内を歩いて空いてるシートに近づく)

ちょこっと、そこ、つめなさい!
あやっ、隣のスーツの人・・・まあまあ、よいかも?って、何でもいいから座りたいの。
(少しだけ、隣の人にずれてもらうようにシートに座り込む)

あぁ~目開けてこっち見られちゃった。居眠り邪魔しちゃいましたー?(無視)
ごめんな・・・あぁぁ。。。いい男かも。
チラ見た残像を意識しちゃってだけど、いいかも。
何か微妙に。うれし。  くもないかー はぁ~
ごめんなさいねー餓鬼が悪いのよー
あなたの隣に座りたくて、座ってんじゃないことわかって。
あら、あなた様のももがくっついてるわねー
しっかり、した体つきなのかも。かもかも。かもーん。
はぁ~
俺って、なんで、こんなにスーツによわいんだろ。。。
この人もいけるカモ?ふぅっっ。
(クン×2)
なんか、湿布くさい。となり?
(ちょっと、くさいよーってな顔でいい男かチェック)
いける!
乗った時から、気になってたけど、どんぴしゃよ!
大きな荷物で、湿布くさくて、体育会系かしら?
はぁ~
でも、俺には関係なーい。
癪←「しゃく」だわ。

意識してるのばれるのヤァだから、中吊り広告、見てるふり&そらして集中。
なかづり、づり、づり。
ズリズリしたいかもー(心泣)
はぁ~
あ、サロ○パス。宮○藍。
この人・・・アップは。。。しちゃいけないわ!!!
なんかーさめてきた!
あ、後ろも、サロ○パス。唐沢かー。
『貼るは、サロ○パス』
ん?「サロ○パスを貼る」とか「貼るのはサロ○パス」ではないのね。
言い切ってるわけねー
傲慢だわ!コピーに怒ってもしょうがないけど。
あれよ、地元の銘菓白○がモナカ ○松がヨーカンみたいだわ!
ことば少なく、助詞ひとつで、どうにもできないほど、言い切っちゃって。
この傲慢さ、なんか、ストレート男に似てるわ!
助詞だけに、女子が大切なのかしら?
きっと、隣のサロ○パス男もそうに違いないわ!(傲慢にも言い切っている)
なんか、ふっきれてきた。
「はるは・・・」とか「しらまつが・・・」なんて、言い切っちゃって!
「嵐が丘」や「自由が丘」じゃ、ないいんだから!

あ、新百合○丘。
到~着~。
あら、サロ○パス男。乗り換えで降りちゃうの?
あ~ん、もうちょっと、一緒にいたかったのにー
あたしも降りたい。
はぁ~
はぁ~
はぁ~

【パルコ フィクション】2005.5.6.0:00~ケーブルテレビ録画、自宅にてのぞく
 監督・脚本:矢口史靖 鈴木卓爾  (2002)

たまってるわけですよー
何が?って、(性欲もそうだけど)ケーブルテレビから録画した映画が。
さっさと、みないと。
欲求放出系(?)映画【ウォーターボーイズ】で有名な矢口史靖監督もの。
で、彼の作品で脚本も務めた鈴木卓爾監督とつくる、5話のオムニバス映画なんです。
自分、監督の作品では【裸足のピクニック】【ひみつの花園】も好きでしたので、この、ふざけたタイトル、のぞかないわけにはいかない。とおもい、のぞく。

(素晴らしい特撮で、ムラチューが友だちにボコボコにされている)
ムラチュー「おーいた、おーいた、大分県。」
木下イズミ「だいじょうぶー」
ムラチュー「うん。」
木下イズミ「ねぇー、あの、むらちゅー。パルコって何?」
ムラチュー「パルコってさぁ、何でも売ってる、まぁー、一言で言って、デパートなんだよね。~」

↑ノグリが一番気に入ってる第3話『はるこ』の場面。
やりとりをみてたら、何故か、おぎ○はぎのライブを思い出してしまいました。
(パルコから二人で帰るシーンもよい)
会話にあるとおり。これ、全話があのパルコにまつわる、フィクションになっている。だから【パルコフィクション】(クダラネー)
しかも、渋谷パルコ パート3・8Fのシネクイントで上映してたんだから、粋だねー。
映画はタイトル以上に変っています、どの話も。リアルな心とその動きなんだけど、ありえないことだらけ。(ありえないことをねらっているセンスが)どれも、笑えます。好きです。面白かった!
エンディングのシネクイント店員(と思われる)『ポップコーンサンバ』も(劇中劇ぽい?)
素晴らしいよ!
また今度。


ぷりてぃ・ウーマン

2005-05-04 23:34:11 | Weblog
【ぷりてぃ・ウーマン】2005.5.4.21:00~ケーブルテレビ録画、自宅にてのぞく
 監督:渡邊孝好 出演:淡路恵子 西田尚美  (2002)

4日は小○急電鉄で小田原へ。
↑あら、GWだからお出かけかしら?
はぁ? てめぇ、血ーみたいんかー!!!崖から突き落としたろかー
(@セックス・チェック 第二の性)
などと、本人に言えるわけもなく、ノグリは行ってきたんです。ヨウの忘れ物を取りに。
ヨウの?
そう、忘れ物。ヨウの。
なら、忘れ物した本人が行けばいいのに。と、お思いでしょ?←当然よね
ところが、ヨウはいないんです。
親孝行なヨウは両親と一緒にGWを過ごしたいと故郷帰省中。
3日から仕事している、ノグリをおいて。。。

でも、親孝行しなさい。両親の気持ちを考えたら、そうするのが一番。
本当に頻繁にお届けものがくるの。ヨウの実家から。
愛されてるな~と思いますもん。
お米、麺類、地元のおかし、など等・・本とかもあるし。ヨウママの作った料理もとかもある。
料理、お世辞抜きでうまいんだよー(うまいんでレシピ教えてもらいましたよ)
この前のラスクも、やさしい味で、あら、おいし。あら、おいし。と
ほぼノグリ一人で食べてしました!

あちらも、(余計なのが)もう一人いるということ(しかも食いしん坊)をわかって送ってくるんです。
ありがたやーありがたやー。
と、ありがたがってばかり、いられません。
いつも、勝手にいただいちゃてるお返しに、ヨウに手土産を持参させたんです。
(まあー。よくできた嫁ねーーbyヨウママ。そんな光景、目に浮かぶ。うふ。)←腹黒いわ~
そんな、おもいのつまった、お土産を。。。

ヨウメール「ごめんなさい。電車の中にお土産忘れてきちゃった。」
はぁ?
「一応、問い合わせしたけど、ないみたいだから、明日以降、探してみてください。」
・・・・・

探しましたよ。 お土産は終点新宿とは逆の小田原に。
行ってきましたよ。 夜勤明け。その日に限って連休で電車は行楽客で混みやがる。
送りましたよ。 〒ゆ○パックで。ヨウの実家に。

わざとだ。ぜったい、わざとだ・・・・・ぶつぶつ・・・・・・・・・・・・・

忘れ物取りに行くのは、駅員に言うと、それ用の乗車券をくれて、タダなんですねー。
けど、改札口からは出られないから、小田原まで来たのに、一歩もその土踏めず。
なんか、昔、あった、『アメリカ横断ウルトラクイズ』のグアム行き機内ペーパークイズの成績悪い人降りれず、折り返し成田~。みたいでした。(って、いってもわかるか?)

寝ぼけまなこに、電車の窓から、富士山がうつりました。
しょうがないなぁーと、おもった。
今頃、ヨウは田植えの、手伝いでもしてるんだろうなぁー


さて、【ぷりてぃ・ウーマン】。
このごろ、気に食わないCMの音楽に『Oh, Pretty Woman』が使われていたから、のぞく。
でも、リチャード・ギア&ジュリア・ロバーツのシンデレラストーリーではないよ。

ぷりてぃ~はごくフツーのおばあちゃんたちが、突然芝居を始める話。
幾多の困難を乗り越え、劇団を旗揚げするまでを、涙あり笑いありで描いたハートフルな物語って、うたっているけど。。。
最初の方は、正直、いやな感じでつまんなそうしでした!
顔は見たことはあるけど、名前がでてこない、ベテラン女優たちの角がたつような演技も気に食わない。(キャラがそうだからかな?)
でもね、のぞいているうちに、引き込まれていき、最後は見事、穴にはまっちゃいました!
いい感じです~
これ、静岡県に実在する、おばあちゃん劇団『ほのお』をモデルに組み立てられたフィクションで、素朴であったかい感じは、その影響もあるんだろうなぁ~
いやな感じも、現実に即しすぎたり、飛躍しすぎたりしたから、受けたんだろうね。

のぞいた後、少し自分の老後のことについて、考えてしまいました。
また今度。

セックス・チェック 第二の性

2005-05-02 23:36:07 | Weblog
「世界に挑戦するんだ!」(首かしげっ”)


すいませーん。突然↑こんなこと書いちゃってー。
人前で分不相応なこという、ダ○のCM、女優真○瞳の気持ちをちょっと知りたくて・・・

実験してわかったこと。うーん。何事にも演技力は必要だね!?(♪ぷりてぃウーマン)


【セックス・チェック 第二の性】2005.5.2.18:00~ケーブルテレビ録画、自宅にてのぞく
 監督:増村保造  出演:安田道代 緒方拳 小川真由美 滝田裕介 (1968)

前回【フレンチなしあわせのみつけ方】のガブリエルを演じた女優シャルロット・ゲンズブールで、そいえば・・・と思い出し、マドンナさんの2000年のアルバム『MUSIC』をきいてみる。
あっ、あった。←演技?
ノグリも大好きな曲『WHAT IT FEELS LIKE FOR A GIRL 』
この曲イントロ部分でシャルロット・ゲンズブールの語りが収録されているんです。以下伊藤なつみ氏によるライナーノート↓

映画【ルナティック・ラブ~禁断の姉弟~】の中で、彼女と弟が関係を持ってしまうシーンで「女のコはシャツやブーツで少年っぽい格好をするけど、男のコは少女のような格好はしない。少女になるのは屈辱的だと思っているからよ。でも本当はすごく興味があるんじゃない?」といった内容のセリフを弟に向かっていう瞬間があるらしく、マドンナはこれを聞いて、「なんてスルドイの!」と思い、曲のアイデアが閃いたそうだ。そして、これは“性別による力関係を知る”ということを暗に歌った曲で、マドンナがいつも不満に思っていることを歌っているという。

♪Do you know what it feels like for a girl?
♪Do you know what it feels like in this world
 For a girl?


5月に職場で健康診断があるんだけどね、ヤバイわけですよ、体重が。
半年前と比べて、プラス5キロ。確実に肥満判定をうけると思われ。
一応ジム通いはしてるんですけど。それ以上に食べるんです。いけないことと知りつつも。
でも、やめられない。大好きなんです。
油と甘いもの!!!
ヨウが言うんです。
「私はマニアではないの。」
目を見ないで言うんです。
「私の体重超えたら即、別れるから。」
(身長差がかなりあるのにね。やっと、負けてるんです、体重が。)
ヤバイ、ヤバイわ、このままじゃ、本当にやば~い!(nintendogsのut○da並に)
中年ブットリよ。デブデブおでぶちゃんよ。
決心しました!やせる!
これから、甘いものたつ!油もひかえる!(美女入門の林真○子風に)

でも、その前に甘いもの、食べ納め。←別れたいの?

つーことで、二人で行ってきました!タカ○フルーツパーラー新宿本店(ノグリのおごり)
店内に座るまでに三十分くらい待ったんだけど、隣接しているタ○ノフルーツバーでレディスバイキングをやってるのね。席も空いているし、そっちでもいいんだけど。映画のレディスデイしかり、女性専用車両しかり、男性は入店はできないとおもったら、入店してるの男でも。よくみると「男性の方は女性ご同伴であれば入店できます」とある。なんか、屈辱的でした。久しぶりに、彼女がいない気持ちと、女になりたい気持ちを味わされました。

♪Do you know what it feels like for a girl?
♪Do you know what it feels like in this world
 For a girl?

さて、【セックス・チェック 第二の性】。
先週くらいの週刊朝○『井○和幸のイケるんちゃう?』で取り上げられていて。
そういえば録画してたのにみてないなーと思い、のぞく。

「女ってぇやつは男と違ってひとり立ちができん。恋人か、亭主か、親父か。誰かに寄りかかって、ひっぱってもらわんと生きられん。」
「女ってぇやつは不幸の時は爆発する。やけっぱちで突っ走るが、幸福になっちゃおしまいだ。ご機嫌で、べったり座り込みやがる。」

うぅ~わゎ~
言い切ってるよー。↑もと天才スプリンターの宮路(緒方拳)のセリフです。
ストーリー的には、この宮路。ホステスのヒモになって落ちぶれた生活を送っていたが、選手時代のライバルで医者の峰重(滝田裕介)に電気会社のコーチの仕事を進められる。さすが100メートル走者。真一文字に突っ込んで、すぐパンティを脱がす名人といわれるだけあって、峰重の妻(小川真由美)を強姦したり、なんだりで、コーチを断わるんです。
しかし、その帰り。バスケット部の練習で見かけた南雲ひろ子(安田道代)に宮路は類まれな素質を見る。ひろ子のコーチをはじめた宮路。オリンピックで金メダルを目指し「世界に挑戦するんだ!」「気合だ!」とばかりに宮路は、ひろ子の女性を排し、男に近ずけようと努力をおしまない。ひろ子もそれについていく。ところが、正式な大会にそなえ、セックスチェックを受けるひろ子は、峰重に「半陰陽」と診断される。女子選手としての資格がなくなりかけるんです。それでも、この宮路。
「お前を女にする!」と昼はひろ子と陸上。夜はひろ子に上陸。とばかりに、やりまくるんです!

つーか、もういい?お腹いっぱいだよー
増村保造監督は【卍】【盲獣】とみたけれど。独自のはやいテンポですんごいの。日本のわびさびみたいのがなくて、ラテン的で、ノグリの中のイタリア映画のイメージっぽくもあるけど、根っこは、どろどろ日本人なので、かなり、変わっていて、面白いです。←日本語を勉強しましょうね。

宮路とひろ子がロードワーク中(練習きついんでしょうねー)
ひろ子はふらふら~と、しかも、あっちゅーまに崖から転落。
宮路は意識のない、ひろ子を崖下から探しだし介抱。
すると、マッサージする手に、血が・・・
宮路は「はっ」として、パンティをぬがせる。
宮路「・・・ひろ子、おまえ、とうとう、ほんとの女になったぞ・・・」
ひろ子(意識がもどりながら)「どうして・・・」
宮路「さわってみろ。メンスの血だ。ケガの血じゃないぞ。」
血だらけで、まぐわい、うれしがる二人。

うぅ~わゎ~
増村保造監督。ついて行きます!


「半陰陽」は「第三の性」とも位置づける考えもありますが、この映画のタイトルは「第二の性」。半陰陽を扱っているが「第二の性」。「第二の性」といえば、ボーヴォワール。
『人は女に生まれない、女になるのだ』という有名な一説を含む『第二の性』。(読んだことはないけれど)映画はこのあたりの影響があると、ノグリでも予想がつきます。

【セックス・チェック 第二の性】を今見ると、ひどい部分もありますが、
のぞくと、ずいぶん深い(不快?)穴だということがわかります。
そして、緒方拳は役者として素晴らしいこともわかります。
また今度。