いろはにぴあの

メッセージ欄を設けました。

花火大会とplayの表現

2009年05月31日 | 近況
 昨日(5月30日)はF市の鞆の浦の花火大会に行ってきました。花火大会の時期としてはずいぶん早いです。H日市市のM島ほどではなかったけれど、人がたくさんいました。まだ明るい時間帯から場所を陣取って、始まるのを待ち構えていました。始まりました。坂本竜馬とのかかわりのナレーションとともに美しい花火がつぎつぎに打ち上げられまし。一瞬の間に放たれ消える光にしかすぎないのに、人々に与える感動はすごいものでした。美しい花火を見ながらはっとしたり回想にふけったりしていました。ただ帰りが大変でした。途中まで送ってくれるシャトルバスに乗ろうとしたのだけど、人が多くて約1時間ぐらい待たされました。夜の古い町鞆の浦のスリリングな狭い道を遊園地の人気アトラクションを待っているかのように並びながらゆっくり進みました。そういう経験はめったにできないことなので、ちょっと疲れたけれど貴重でした。

 突然話が変わるのですが、英語の動詞には「~を」という目的語のつく他動詞(play, like, have等)と目的語のつかない自動詞(walk, run, swim等)があります。あまり中学校では念を押して指導されず、私も分からないまま高校に進学したので後で苦労しました。そこで今子供たちにはplayだったら「~をする」「~を演奏する」、haveだったら「~を持つ」ととらえるように教えています。
 では、目的語にはどのような言葉が来るでしょうか?
中学校の教科書にでてくる表現はまずここからですね。
play tennis
play baseball
楽器の場合はtheをつけて
play the piano
play the violin
play the flute
になったりします。

 ちなみにplayの後には作曲家の名前が来ることもあります。たとえば
play Haydn
のように書くと、ハイドンの曲を演奏することになります。

 では、このような表現はあるでのしょうか?
play you
play me

あやしすぎですか?たしかになんかあやしいですね。でも以下のような言い方はあるようです。

Will you play me a waltz?  は
Will you play a waltz for me? と同じ意味で、
私のためにワルツを演奏していただけますか?

という意味になるようです。

もちろん前置詞もwith以外にも来そうなのがあるし、そこらへんを考えたら本当にきりがないですね。

もし誤ったことを書いていたりしたら突っ込んでいただけたら幸いです。


3拍子の入った曲

2009年05月28日 | ピアノ・音楽
 メヌエットはゆったりとは言っても舞曲だから、踊りが前提。どちらにしても拍感や躍動感が大切で、優雅とはいえどもゆったりとしすぎて間が抜けてしまわないことが大切だと思いました。ハイドンのHob.XVI27の2楽章、久しぶりにCDの演奏を聴いたら、意外に速い。。。CDに頼りすぎるのはよくないとは思うのだけど、やっぱり参考にはなります。

 3拍子といえば4分の3拍子が真っ先に浮かぶけど、3拍子系ではなくても8分の6拍子にも3拍子の要素が入っています。けれども4分の3拍子とは違って2拍子系の曲です。けれども6拍だから、メヌエットにも似ています。8分の6拍子の曲には3拍子も入っているけど、2拍子系だということも忘れてはならないし、もちろんメヌエットとも違うということも頭に入れておいたほうがよさそうです。

メヌエットとワルツ

2009年05月27日 | ピアノ・音楽

 コメント、前回の記事から再び入れられるようにしました。 

 3拍子の演奏が苦手だという方がピアノを弾かれる方には多いようです。でも聴くだけでもわくわくとして弾むような気持ちになる曲も多いですよね。ウィンナ・ワルツを聴くだけで幸せな気分になれたり。そのわくわく感が好きなので、私は3拍子は好きだし、演奏も苦手じゃないような気分になっていました。しかし、それは単なるうぬぼれだということが判明。苦手な3拍子があったことに気づきました。
  その名は

メヌエット

 そうなのです、3拍子=わくわくだとは限りません。ゆったりと優雅でありながらどっしりと存在感のあるメヌエットがあるのを忘れてはいけません。
 メヌエットといえば私には苦い出会いと思い出があります。バイエルにも載っている有名なメヌエットト長調が最初に出会ったメヌエットでした。『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』にも載っていて、作曲者はバッハではなく、バッハの友人であるクリスティアン・ベッツォルト(ドレスデンのオルガスト)かもしれないという説もながれているあの曲。幼稚園のときに習ったのだけど、何ができていないのかもわからず叱られつづけ、最後は合格できないまま先生が交代した苦い思い出のある曲です。
 そして今も、優雅な曲だというのは分かるのだけど、演奏してもどうもしっくりこないというか。。。あまりにも自分の実態とかけ離れているからかしら。
 でも気を取り直して、メヌエットの定義を調べてみました。

メヌエット(Wikipedia)
 ヨーロッパの舞曲のひとつ。4分の3拍子で、各小節の1拍目にアクセントが置かれる。比較的ゆったりしたリズムで優雅に踊られる宮廷舞踏である。

演奏のための楽典」 より
 16世紀頃に、フランスの田舎の踊りとして起こったものです。 Menuettは「小さいステップの踊り」を意味しています。踊るときのステップが小さいことから名付けられたもので、フランス語の形容詞、menu(小さい)がその語源です。 17世紀の中頃、ルイ14世によって宮廷の公式舞踏として採用され、ルイ14世が自ら踊って以来、上流社会の典雅な円舞として、急速にヨーロッパ全土に広まったと伝えられます。 テンポとしては、かつらが滑り落ちる心配がなく、ロングスカートの裾を踏んでつまずくこともなく、小さなステップで優雅に踊れる、比較的ゆったりしたテンポが最もふさわしいものです。

チェンバロの教材より
 一連のメヌエット・ステップは6拍からなり、2拍目と6拍目に少しひざを曲げる動作(プリエ)をします。貴族たちは宮廷で開かれる祝祭や婚礼に伴う舞踏会で踊らなければなりませんでした。

 というわけで、宮廷で踊られるゆったりとした優雅で上品な踊りなのですね。ステップは小さく、3拍のように思えて実は踊りの面から考えたら6拍からなっていると。ロングスカートのプリエつきの踊りのイメージを思い浮かべる必要がありますね。

 でも3拍子にはわくわくする曲もあります。演奏のことは度外視してやっぱりこの曲は楽しいです。

ワルツ

ワルツ(Wikipedia)
 ワルツまたは円舞曲とはテンポの良い淡々とした舞曲、及びそれに合わせて踊るダンスのことである。舞曲としてのそれは3拍子であるのが一般的である。西オーストリア・南ドイツ(ハプスブルク帝国)起源で、13世紀頃から今日のチロル州とバイエルン州の農民が踊っていたヴェッラー(Weller)というダンスから成立した。(言葉自体はフランス起源という説もある)。

演奏のための楽典」 より
 ワルツの前身レントラーから発展しました。レントラーはゆったりとしたテンポの曲で、オーストリア、バイエルン、ベーメンなどの地方で踊られていた田舎風の素朴な舞踏です。19世紀半ばまでレントラーはハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンをはじめとして書かれていたが、ワルツの流行によって、急速にすたれてしまいました。 初期のワルツは、比較的速度の遅い優雅な舞曲でしたが、その後19世紀後半から20世紀にかけて、さまざまなワルツが誕生しました。比較的速いテンポで、独特なニュアンスを持ったウィンナー・ワルツは、1811年に初代ヨハン・シュトラウスによって作られました。

 聞き捨てならない情報がありました。ハイドンの時代にはいわゆるワルツらしいワルツはなくて、もっとゆったりとしたレントラーが書かれていたのです。ワルツらしいワルツが書かれるようになったのは、それこそ19世紀はじめ、ヨハン・シュトラウスが登場してからだったのですね。そうなると、ハイドン時代に書かれていたレントラーというものがどういうものか気になってきました。レントラーとメヌエットを比べてみたいです。メヌエットは優雅でかっちりしている一方、レントラーは躍動感がありそうな感じ。そういえばチェンバロ演奏のレントラーってあるのでしょうか。
 メヌエットとワルツ、同じ3拍子でありながら、由来も誕生した時期も全く違います。比較するのはあまりにも乱暴かもしれないのですが、どちらも弾くことになりそうなので、この機会にと思って比較してみました。  

追記)
モーツァルトが作曲したメヌエット、レントラー、ワルツが入っている興味深いCDがあるのを見つけました。楽器もユニークです。
モーツァルトと民衆の音楽(1) トビアス・ライザー・アンサンブル

レントラーですが、シューベルトもレントラー舞曲集D378というのを作っています。


新聞に載っていた演奏したい楽器のランキング

2009年05月27日 | ピアノ・音楽
 某新聞に、演奏したい楽器のランキングがでていました。その結果は

49歳以下男性
1位 ピアノ
2位 アコースティックギター
3位 エレキギター

49歳以下女性
1位 ピアノ
2位 バイオリン
3位 フルート

50歳以上男性
1位 ピアノ
2位 アコースティックギター
3位 ハーモニカ

50歳以上女性
1位 ピアノ
2位 フルート
3位 三味線

 世代、男女を問わずピアノが人気だったようです。それだけでなんだかうれしい気分になりました。あまりにも単純すぎでしょうか?そして、そのような人気のある楽器を演奏できていることも幸せだと思うのも単純すぎでしょうか?

 この結果、単純にうれしかったです(^^)

練習会でした

2009年05月25日 | ピアノ・音楽
 練習会が終わりました。飲み会にも出て、たくさん飲んで、しっかり楽しんで帰ってきました。今日はかなり飲んだような気が。ワインという、以前はよく外で飲んでいたけど最近ご無沙汰しているような気がする飲み物も飲みました。

 ところで今日弾こうとしていた曲は

ショパン前奏曲20番
ハイドンソナタHob.XVI/27の2楽章
ブラームスOp.119-3 インテルメッツォ

だったのですが、一応全部弾きました。
 
 しかし出来はいまいちでした。特にハイドンソナタの2楽章。弾く直前までペダルをどうするか迷っていて、その迷いが消えないままステージに上がりました。そしてステージでは緊張し、何が何だか分からないまま演奏し終わりました。もっと楽譜をちゃんと見てみよう、と思いました。

 ちなみにブラームスははじめてだったので楽しみでした。一度目がいまいちだったのでちゃっかり二回弾きました。ぜんぜん弾けていなかったけど、二回弾いたので気持ちよかったです。音量もつけたいし、深い音色が出せるようになりたいです。ドラマチックにもしたいなあ。これから少しずつがんばっていこう。

 今日はみんなの演奏から「気」というものをたくさんいただきました。自分らしくのびのびと、そしてこだわりながら演奏している方たちの演奏を聴いて勇気付けられました。私も思い切って弾こうと思ったら弾けるはず、と思って、二巡目はかなり大胆に弾けました。ハイドンのソナタ1、3楽章も弾けました。
 「気」というもの、与えられる演奏ができるようになりたい!
 
 久しぶりにたくさんお話できた方もいて楽しかったです(^^)またお会いしたいですね!

いとしの清水義範

2009年05月23日 | 読書
 清水義範というヘンな小説家をご存知ですか?パスティーシュという他の作家の作品や世の中の現象を面白おかしく模倣する広範囲で言うパロディ文学で有名な人です。
 たとえば、私は国語に苦手意識を持っていました。ピントがずれた答えをよく選んでいたのです。だから「国語入試問題必勝法」という本を読んだとき、自分の感性はおかしくないのだと肯定されたような気分になりました。英語は比較的得意だったけど、「永遠のジャック&ベティ」を読んだとき、教科書は登場人物の行く末のことをあまりしっかりと考えていなかったということが分かりました。日本国憲法をいろいろな文体で書きながら憲法の本質に立ち向かっていそうな「騙し絵日本国憲法」で最も憲法の勉強ができました。他にも「ジャンケン入門」「お金物語」「単位物語」「アキレスと亀」「江勢物語」などがH市の図書館に置いてあり、それらの本を読むとたちまち笑いと勇気がわいてきていました。つらいことがあっても清水さんの本を読んで勇気付けられたことがたくさん。パロディばかり書いているけど本当はすごく心優しい人なのだと思っていました。そして今は手元に図書館から借りてきた「日本語の乱れ」という本があります。久しぶりに清水さんの本を図書館で発見し、前回書いた岸本さんの本を見つけたときのようななつかしい気分になって借りました。なんだかエラぶったようなタイトルですが、中身はヘンな小説がつまっております。日本語の乱れに抗議する人たちの投書をあつめたものとか、音声認識ソフトの爆笑認識結果とか、おかしい「学習の手引き」とか、比喩教育の成果にならない成果とか。。。

たとえばヘンな比喩の例(以下引用)
「ぼくは学校で、遊んでもいいような休み時間には、よく学校のすみっこのような校庭で、ボール遊びのような三角ベースをしている。これは四人ぐらいのような五、六人で、やきゅうのようなことをすあそびで、友達のような男子とやる。そのときはたのしくあそんでいるようにたのしい。
 それにあきると、ほかのことがしたくなったようにべつのことをする。
 休み時間は、勉強をしなくてもいいように大好きだ。」

なんとAをBではなくてAをAに喩えているのだ。それは喩えではないのだが。

 おっと、この記事で書きたいことはそれだけではなかった。清水義範さんは最近雑誌婦人公論にも素晴らしい記事「大人が持つべきは、ほめあって育てる自己肯定感」を投稿されました。新聞で目次を見つけ、これは中身を読まなければと思って立ち読みしたところ(ワルイ客です)、心温まるやさしい内容の文章でした。やっぱり清水さんは我々の心優しい味方です!って、我々ってだれ?人たちみんなということにしておこう。
 最後に彼のファンサイト「永遠の清水義範」を紹介しておきます。
 


さつき第一号開花!

2009年05月22日 | 近況
 つぼみだったさつきがついに開花しました!うれしいです(^^)
後ろのダンボールがなかったらもっとよかったかもしれませんが。

 これからもっともっと咲いてくれたらいいな。そういえばM市のさつき祭りも近づいているし。

お遊び

2009年05月21日 | 近況
 今日は友達の家に行ってきました。仕事が休みで、彼女の休みと一緒だったのです。
 食べて飲んでしゃべって挙句の果てにピアノ弾いてすっきり。それにしても私、もらってばっかりだったような気が(^^;)縁が判明したりと驚きもありました。
 ちゃっかり占領したピアノでは、ハイドン、ショパン、ブルグミュラー、こそ練ちょめ曲等を弾きました。すごく短いのだけど私にとっては大切なデビュー作曲家であるこそ練ちょめ曲、抑えても抑えきれないので練習することにしました。いよいよ勇気を奮って明日レッスンに持っていくのだけど、その前に聴いてもらってひと安心。いつも喜んで聴いてくれてありがたいです。
 しかし、これからのことを考えると、曲の練習の期間配分を工夫しなくてはと思うのです。
 いや、ピアノだけではなく、今できることを大切にせいいっぱい生きていきたいです。

さつきのつぼみが

2009年05月20日 | 近況
 昨年やってきた鉢植えのさつき、そろそろつぼみがついてもいい頃なのになかなかつきませんでした。慣れなくてぐうたらな人が育てるとやっぱりだめなのだろうか、と思いつつも、枯れていないから希望はあると思いながら、今朝も水をやりにベランダに出たら、なんと、濃いピンクのつぼみが3つついていました。うれしかったです!あまりしっかりと面倒を見てあげていたとはいえないけれど、水だけは毎日あげていたから、それにちゃんと答えてくれたのですね(^^)これからしっかり花開いてくれますように。そしてつぼみももっと増えますように。いよいよ私も無縁だった園芸ワールドにちょっとデビューできたかな?

今日は

2009年05月19日 | 近況
 某本番が終わって、日常生活に入ったものの、昨日得た教訓だったはずの練習したほうがよいという言葉の実行はできませんでした。仕事もスランプだったし。。。
 でも波ってあって当たり前。あるからこそピアノがあってよかったと思えることがあります。スランプだったときにもピアノに救われたことがあったから。ただ、ピアノを逃げの手段にしてはいけないけどね。
 明日はちゃんと練習しよう。