いろはにぴあの

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今日で3月もおわり

2008年03月31日 | 近況
 今日で3月もおしまいなんですね。はやいです。月日がたつのは本当にはやいけど、このごろ特にそう感じます。
 先週末はピアノリフレッシュデーでした。音楽って本当に力がありますよね。聴くにしろ演奏するにしろ、その世界に入り込んでいるひとときには、幸せを感じます。言葉ではあらわせないのだけど、感じることの出来る世界。そういう世界を持つことができてよかった、これからも大切にしたいです。そういう世界を味わうとともに、自分の限界を決めずに、築き上げていく楽しさ、それも大切にしたいです。そしてそういう世界を共有できる仲間、ずっとずっと大切にしたいです

マジメ論

2008年03月31日 | 考えたこと
 河合隼雄さんが「冗談も休み休み言え」にちなんで、「マジメも休み休み言え」ということを書いていましたが、マジメであるっていうこと、正直いうところ、かつてほど高い評価を受けていないようです。欧米の人からは、日本人はマジメなんだけどユーモアのセンスがなくて困るという評判を受けたりします。そこで私もユーモアのセンスをつけなくては、と深刻になったことがあります。。。しかしです、なかなかこればかりは、一気に身につくものではないと分かってきました。
 でも思うんです。マジメもいいんです。いや、マジメでいいんです。いやいや、マジメでなくちゃいけないこともあるんです。ただマジメ、休み休みだったらいいんです。休みの中に、他の世界があることがちゃんと見えればいいんだとやっと分かってきました。そしてマジメにも、いいマジメとあまりそうありたくないマジメがあると思います。エネルギーがわいてくるようなマジメはいいマジメで、自分や人を過度に追い詰めるようなマジメはそうありたくないマジメなのではないだろうか、と。ポイントはエネルギーの方向です。そして、いいマジメは大切にし、そうありたくないマジメは、できるだけ避けたいな。

夕べに 新動画

2008年03月29日 | ピアノ・音楽
 他の方のブログの影響を受けYoutubeで動画探しをするようになっている今日このごろ。探すのなら志を持って探したい。そこでシューマン、そしてやっぱり幻想小曲集の「夕べに」を探さないと、と思って探したらありました!

 Christian Zacharias (クリスチャン・ザカリアスというドイツのピアニストです。公式サイトはChristian Zacharias )
彼の演奏はすごくいいです。左手の二拍子と右手との絡み合いが絶妙だし、メロディの歌わせ方もうまい。

 Martha Argerich(あのマルタ・アルゲリッチです。公式サイトはMARTHA ARGERICH RECORDINGSです。紹介したついでに読めたらいいな)
なんと1週間前にアップロードされました!なんていいタイミングなんでしょう。やっぱり気持ちが伝わったのね。(単なる思い込み)


スクリャービンのエチュード嬰ハ短調作品42の5

2008年03月26日 | ピアノ・音楽
 久しぶりにネットカフェに行っています。家のプリンターがこわれていて、印刷物を印刷するためにでかけたのですが、それだけでは1時間もたないのでネットサーフィンしています。
 スクリャービンのエチュードを聴いていました。すごい曲ばかりではるか彼方の世界なのですが、あこがれます。今のところ私が一番好きなのは、2月8日の記事にも書きましたが、嬰ハ短調作品42の5です。ヴラディーミル・ソフロニツキーとホロヴィッツのCDを聴き、はちきれるような情熱、めくるめくドラマのような展開にとりつかれました。
 Youtubeで見つけた演奏です。

 ホロヴィッツの演奏(画像で楽譜がめくられているのがかっこいいです。)
 演奏 

 スタニスラフ・ネイガウスの演奏(ゲンリフ・ネイガウスの息子であり、スタニスラフ・ブーニンのお父さんです)
 演奏 
 

 また、ネイガウスの演奏に影響を受けて動画レスポンスとして演奏をアップロードしている人もいました。なかなかしっかりした演奏だと感じました。そこで先日私もと思って楽譜をPDFでダウンロードしたのですが、見ただけで卒倒です。

 こういう激情系の曲からは、しばらく離れていたのですが、メイン曲の練習の傍ら、テンペスト第3楽章を弾きなおしています。しばらく弾いていなかったのでかなり弾けなくなっていましたが、新たな弾き方ができそうで楽しみです。自称「ちらし」のかけあいではじまるこの曲、どんどん幅と奥行きが広がり、ダイナミックなものになっています。

オーブンの説明書

2008年03月23日 | 近況
 オーブンの取扱説明書についての記事を書いた後、母に取扱説明書が紙一枚であることに感動したと話したら、普通オーブンの説明書は紙一枚だと言われました。電子レンジだったら冊子ですが。墓穴でした。紙一枚の説明書の電子レンジだったら画期的だったのかもしれませんね。
 家電についてもっと知らなくては、いや知りたくなってきました。

オーブン

2008年03月22日 | 近況
 先日、家のオーブンを買った。有名メーカーのものだが、横幅33cmで、ダイヤル式であり、取扱説明書は冊子ではなくて紙一枚だった。母はこのオーブンをとても気に入っている。
 横幅33cmの理由は、使えなくなってゴミに出すときに、小さくしやすいため。どうも今住んでいるところの不燃ごみは、横幅30cm以内にしないといけないらしい。使えなくなって分解したオーブンは30cmよりもかなり大きかったため、小さくするのが大変だった。この教訓をもとに、できるだけ小さなもの、と考えた結果がこれだった。横幅30cm以内というのがなかったのは、私たちのように処分したときのことを考える人がいてほしくない、というメーカー側の思いがあったのかもしれない。これからは横幅30cm以内のオーブンがあったら注目しようと思っている。(しかし多分購入しないけど)
 ダイアル式で紙一枚の取扱説明書。取扱説明書といえばよくてテキスト、ひどくなると単行本、さらには電話帳ぐらいの厚さのものだったり、またはITが苦手な人には試練とも言えるようなCD-ROMのものとかも多い中で、紙一枚というのは画期的だった。そうだった、ジーンというダイヤルの音も、いかにもまっとうな機械という感じだ。おそらくこわれたときも分かりやすくこわれてくれるだろうという安心感がある。
 ただパンが焼けたときに「チン」という音がしないのがちょっと物足りないが。

昨晩は

2008年03月21日 | ピアノ・音楽
「高校生のための批評入門」をちびりちびり読もうといったけどそうしているうちに読まなくなるかもしれないので(よくあるパターン)、大つかみにわっさと読もうかとも思いました。一応目を通せば意識では内容をはっきり覚えていなくても、目を通していれば無意識下に読んだ内容のエッセンスが入るかもしれないから。

 今日はオルゴールの音楽がかかっているところに行きました。その場にはそんな音楽がぴったりで快適な気分になりました。そう、外に出ると、町に出ると、いろいろな音楽がかかっています。その場の雰囲気に合った音楽がBGMとしてかかっているのだとは思いますが、まるで場違いだと思える音楽がかかっていることもあって、音楽も場所も生かされていないと感じることもあります。人がほとんど通っていない通りに華々しい交響曲がかかっている状況とか。音楽も環境を作っているのは本当だと思いました。

 ちなみに私のピアノの練習は、環境とはまったく無関係なもので、自分の気分と必要性に応じて進められています。でも今日聴いたオルゴールの音楽は弾いてみたい曲でした。

 

高校生のための批評入門

2008年03月21日 | 読書
高校生のための批評入門」は「高校生」という前置きがいらないぐらい濃厚な本。我々にとって身近な話題を扱った最初の文章「みどりのパンドマイム」からのけぞりました。深くて豊かな世界。

 51の文章が載っているこの本。ちびりちびりと読んでいきます。筑摩書房ってなんか好き。全集やアンソロジーをメインから隙間から楽しんで出してきたような気がして。

音楽の音

2008年03月20日 | ことば
 このタイトルの英訳は「The Sound of Music」(サウンド・オブ・ミュージック )です。これって40年ぐらい前に流行った映画のタイトルではないですか。こんなに歌ばかり歌っている家族はそうはいないだろうと思いながらも、ドレミの歌やエーデルワイスなどすばらしい曲がたくさんでてくるので、子供心にも強く印象づけられていたのですが、このタイトル自体に秘められた謎にはずっと気づかずにいました。「音楽の音」ともとらえられかねない、「The Sound of Music」というタイトル、そして「サウンド・オブ・ミュージック」という訳語の由来はどこにあるのだろうという疑問、忘れないうちに記録しておこう。
 
 今日はイタリア協奏曲の一曲目が脳内をかけめぐっていました。かつてすごくはまっていた曲に久しぶりに出会った感じ。。曲の回帰現象かもしれませんね。

ブックオ○デー

2008年03月18日 | 近況
 今日は(も?)ブックオ○デーでした。往路は型崩れしかかったキャリングケース(別称ころころ)の中に読み倒した本たちを入れて歩いて行きます。かなりの運動量になっているのではないでしょうか。ここ数日のうちに絶対に体力がついたと思います。
 最近こんなことばっかり書いているけど、全ての本がブック○フ行きなんてことは絶対にありえません。大切に大切に読み続けます(^^)