いろはにぴあの

メッセージ欄を設けました。

色鉛筆の絵 黄色の薔薇

2007年05月28日 | らくがき (お絵かきやフォト絵)
 レッスンと練習会の記事は前にあります。

 先週F山で、Wさんが黄色の薔薇が好きと言われ、きれいな写真を見せてくださいました。そのときは実感がなかったけど、実物を見て腑に落ちました。黄色の薔薇って透明感あふれてきれいです。ここでは感じがあまりでていないけど。本当にふわりとしていてきれいだったのです。
 ところで水彩色鉛筆ならぬ、水彩クレヨンというものがあることを知りました。新たな画材の発掘なるか!(←おいおい、そのまえにすることあるよ)

レッスンと練習会

2007年05月28日 | ピアノ・音楽
 おとといはレッスンを受け練習会に出ました。
レッスン モーツァルトソナタKV330
 装飾音の入り方があまい。他にも小節の始まり部分がそろっていないところがあるので、そこの前後だけを取り出して練習するようにと指摘。あと、フレーズの終わりが終わりらしくない。未練があるように聴こえるので終わりらしく聴こえるように、指や手首の使い方を工夫すること。
 部分練習をきっちりやろうと思いました。全力をつくしたと言えるように。カウントダウンのような感じの練習箇所が激増中です。

練習会
 広くて音の響きもいい会場。ピアノも弾きやすかったです。そしていつも思うのだけどみんなのレベルがさらにアップしていました。でもどんなに周りの人たちが上手でも、後ずさりモードにならないようにしたいです。戦略モードで自分を信じることだと思いました。
 私は2回ともKV330を弾いたのだけど、一回目は緊張のあまり空回り。二回目は一回目よりはましだったけど暗譜なのに譜面台を立てたまま弾いていました。二回目はレッスンでの指摘事項は守れたのかどうか分からないけど、心理的にはこのような状態でおれたらと思います。でも譜面台はちゃんとおろしましょう。
 
 Yさんが演奏されたバッハの音楽の捧げ物、生で聴いたのははじめてでうれしくて身震いしました。楽譜だけコピーさせていただいたのだけど、弾くのはまだまだと保留にさせていました。しかし今回聴いて、絶対に弾こうと静かに心に誓いました。

汚れた布のショパンのワルツ

2007年05月24日 | ピアノ・音楽
 U子さんのコンサートの記事は前にあります。こちらは私のひとりごとです(^^;

 最近ショパンのワルツを聴くようになりました。リパッティの演奏です。ショパンのワルツは習っていたこともあり、いやというほど接していた時期もありましたが、最近ほとんどご無沙汰していました。第7番作品64-2、第9番作品69-1はそのなかで特に大切な曲です。大人になって習ったばかりのときの定期的についていた先生に、叱られながら練習した曲です。特に第9番作品69-1は発表会で弾いて、当日はいまいちだったような気がしたのですが、その後結構貴重なレパートリーになっていたことに気づいた、そんな曲です。なのに、いつの間にかなおざりにしていたことに気がつきました。リパッティのワルツのCD、とてもいいとの噂で購入したものの、こちらも真剣には聴いていなかったので、今はどのように聴こえるだろうかと思って聴いてみました。これといって派手なところはないのですが、今回はそれが心地よく聴こえました。なんてなつかしい響きなのでしょう。心が休まるのでしょう。第9番作品69-1になりました。飛行機がふわっと飛び立つようなあの部分から始まりました。第14番遺作になりました。中間部のしびれるようなうつくしさ。こんなにワルツって美しかったのですね。そして、ピアノをこのまま放置していてはいけない、と思って第9番作品69-1を弾いてみました。とてもあやしい感じ。できていないところがたくさんでした。でも雰囲気はでているようです。第7番作品64-2はさらにくずれていました。右手が速くなるところ、つぶがそろっていませんでした。でも中間部は感じがでているかも。当然もとの先生が聴いたらさんざん言われるでしょう。でも聴いて弾いたのでなんだかほっとしました。ずいぶんご無沙汰してしまっていたから。
 どんなに汚れていて人からみたらなにがいいのか分からないようなものでも、自分にとってはかけがえのないもの、そうですね、犬で言ったら自分のにおいのついたタオルなんかがそうでしょうか、そういうかけがえのないものってありませんか?ワルツには失礼だけど、私にとってはショパンのワルツのいくつかはそういう曲だったのだと思いました。今気づけてよかった。これからモーソナの練習前にショパンのワルツを弾こう。それって単に現実逃避しているだけなのでしょうか、いや、それはおまじないのつもりです。

森の聲を聴きました

2007年05月24日 | ピアノ・音楽
 日曜日U子さんの出演するコンサートに行ってきました。
同窓生同士が集まり、音楽への情熱を確認しあう、そういうコンサートだったのですが、まさにそういう目的にかなった温かみあふれた素敵なコンサートでした。

 U子さんはトップバッターでした。
曲についてマイクを持ってしっかりアナウンスされた後、
やわらかい物腰でいすにすわり
献呈の音楽がホール中に奏でられた瞬間
光が差し込んできて神聖な雰囲気になりました。
しかし、それは人をよせつけないようなつめたいものではなく
音を大事に大事に扱おうという心がつたわってくるような
そんなやさしく包み込むようなものでした。
やわらかく繊細なタッチなのに決して弱弱しくないのです。
徐々に盛り上がるにつれ、包み込む力も強くなり
こちらまで勇気がわいてくるような感じがしました。
身震いがしました。

 カンパネラもそう、音をしっかり聴いていて
響きを大切にしながら弾いていて、心が洗われました。
あんなに細い腕なのに、どうしてあんなに細かい音が
きれいにでるのだろうか、と思いました。
演奏に心がこもっていて
最初から最後まで森の世界に入ったような
そんな感じがしました。
霧がかかった朝の森、妖精がやってきてまた帰っていったような感じです。
川のせせらぎの水の妖精みたいでした。コンサートのタイトルにもある「森の聲」にぴったりでした。

 曲と曲の間も音楽が流れているみたいだったとHちゃんも言っていました。
まさにそう、演奏の間、森の聲が聴こえていました。物語になっていました。

 他の方も音楽を学ばれ、情熱を大切にされているというのがつたわってくるようような、そんな素敵な演奏をされていました。あんなに演奏できたら本当に気持ちがいいだろう、と思いましたから。
 そして私もこれからはもっと自分の音色を聴きながら演奏しよう、と思いました。

 そこで私も便乗して森の妖精の絵を描きたい、と思ったのですが、今の私はかたちのあるものを見てでしか描けないのです。でもいつか描いてみたいです。

取り急ぎですが

2007年05月22日 | らくがき (お絵かきやフォト絵)
 色鉛筆画についていいサイトを見つけました。基礎からきちんと書いてあって非常に充実します。このサイトをもっとじっくり読んでいろいろな絵を描いてみたいと思いました。

水彩色鉛筆で水彩を描く

 しかしこのサイトを今あわてて紹介した理由は、今回の更新日記、エッセイ「ベートーヴェンに思う」があったからなのです。色鉛筆のサイトを書いている方がピアノについて書いていらっしゃるのでうれしくなりました。モーツァルトとベートーヴェンのソナタについて書いてあります。面白い見解だと思ったし、ブログの読者の方には分かる方、共感される方が多いと思いました。しかしエッセイの最後の部分を読んで、これではいけない、ぜひみなさんに読んでもらいたい、と思いました。

色鉛筆の絵 かわいい置物

2007年05月21日 | らくがき (お絵かきやフォト絵)
 3人お行儀よく(?)座っています。町ではこういう座り人形や動物たちの置物たちをよく見かけます。

 昨日のコンサート、すばらしかったです。Uコさんの演奏に涙しそうでした。今でも様子が浮かんできます。そして飛び入り練習会も楽しかったです。薔薇もびっくりするほどたくさんの種類がありました。夢のような風景でした。感想もいっぱいあるのだけど頭を整理させて書こうと思います。

今日のレッスン

2007年05月19日 | ピアノ・音楽
 古本屋で買った橋本治の「わからない」という方法という本が面白いです。まだ半分も読んでいないけど、「わからない(分からない)」とか「へん(変)」ということについての考察をくどく誠実に書いています。理屈っぽい内容だけど橋本治らしくユーモアもあってなんだか読んでいて妙に元気が沸いてきます。ちなみにバレリーナの熊川哲也は子供のときレッスンで「わからない」を連発していましたが、次の日には確実にできるようになっていたらしいです。こういう本はゆっくりゆっくり読もうと思いました。

 ところで今日はレッスンに行きました。モーツァルトのソナタKV330の第1楽章、何度も弾いている曲ですが、レッスンの先生に聴いてもらうのははじめてです。
 主に指摘をうけたことは
1.左手の伴奏、動く音と動く音とを見分け、動く音の動きをしっかりとらえる。右手とのあわせ方もしっかりと。
2.拍子をしっかりと。とくに弱起部からはじまる裏拍の入り方が甘い。
3.タッチに気をつける。フレージングの最後の部分でふわっとあげるようなところなど。
4.装飾音の入り方。できていたと思っていたのは過信だった。
5.メリハリをつけるところとそうでないところ。

などでしょうか。
 最後にどうしても弾きにくいところについて弾き方のこつを質問すると同時に、腕の回し方、指の使い方についてアドバイスをいただきました。で読んでいたこととなんだかおっしゃっていることとがかなり違うような気がしたのは気のせいでしょうか。親指は手首の付け根から曲げるというのはかなり無理があるようです。(でも私が本を読み込めていないという可能性もあります。いずれ分かるようになるのかしら)具体的な先生の助言は分かりやすかったし説得力がありました。金銭的なこととか、レッスンに行く時間のこととか、本なら永遠に手元に置いておけるだろうとか、人付き合い苦手だとか、いろいろな言い訳があって、なんでもついつい活字でわかってやろうと考える傾向が私には強かったのですが、それには限界がある、と思いました。とにかく自分の殻にこもってはいけないってことです(反省)。でも今日は質問できてよかったな。

 でも橋本治の本は面白いので最後まで読みます。
そして明日は薔薇のあるまちで楽しんできます(^^)/