ホテルの備品をお持ち帰り！・・・

　今日は一日曇りらしい。このところ朝晩が寒くてエアコンを入れている。おかしな天気だね！

　コロナ５類移行後初のＧＷ期間中、訪日外国人客（インバウンド）の急回復でホテル料金が高騰したそうだ。インバウンド価格で繁盛するのは結構なことだが、いいことばかりではないらしい。
　ＧＷ期間中、「ホテルの備品の持ち帰り」問題が話題となったとか。ホテルの客室にあるボディーソープやシャンプー、タオル、枕、食器といった備品を持ち帰る宿泊客が多かった。中にはテレビやドライヤー、空気清浄機といった電化製品の持ち帰り被害を受けたホテルもあったそうだ。まあ、こんな非常識なことをするのはどこの国の人か、言わずともお分かりかと…。
　
　笑える話を一つ。昔、親友と２人、ツアーで北海道へ行って、札幌のホテルに泊まったときのこと。鍵付きロッカーに空きがなかったので脱衣かごに入れて棚に置いた。
　大浴場へ行ったら、ちょうど中国人団体客が入浴中で、うるさいったらない。すぐに私たちと入れ替わるように出て行ったから静かになってヤレヤレ！　ゆっくり温まっていい気分になって上がり、浴衣を着ようとした親友が「あれっ、ショーツがない」。すると向こうの方でも同じような声が、なんとショーツが盗まれたのだ。
　日本では旅に出るとき、ほとんどの人は新しい下着を持ってゆく。そういう習わしを知っていたかどうか、何人かの女性のショーツをお持ち帰りに。だが腹がたつよりおかしくて、みんな笑っていた。「旅の恥は搔き捨て」か？

　次は笑えない話。当市の名産品は“カキ”だ。毎年10月から翌年の３月末まで、中国から「カキ剥き」のアルバイトが200人ほどやってくる。若い男女で、何カ月かごとに入れ替わるらしいが、町が用意した宿舎に分散して寝起きする。
　その人たちが滞在している半年ほどの間には、いろいろ問題が起こる。スーパーではグループで買い物に来て、万引きする輩がいて手を焼いたという。また宿舎で使用するトイレットペーパーを買わないで、あちこちの公衆トイレのペーパーをお持ち帰りする人がいて困る、という話も聞いた。中国人みんながみんな悪い人だとは思わないが、マナーの悪いのはお国柄かな？。
　
　もう一つ。2007年に上海に行ったときのこと。中国の絹織物工場で、蚕の繭から作られる真綿で布団が出来上がるまでの工程を見学した。真綿を１枚１枚重ねてゆく丁寧な作業に、シングルの肌布団を１万円ちょっとで買った。
　しかし帰国して開けてみてびっくり！　シングルでなくダブルが入っているし、工場で見たのとは大違い。薄っぺらな真綿が雑に重ねてあって、あちこちで固まっている。向こうが透けて見えるところもあり、とても使う気にならないので捨てた。
　こんな代物をよく売るものだとあきれたが、その後しばらくして食品偽装・コピー商品・偽造品などで大騒ぎになった。中国人のマナーの悪さ、非常識な言動に、何度も不快な思いをしたから、もうタダで連れて行ってやると言われても二度と行きたくないネ！