ののの日々

わんこと野の花を愛する日々

里山の春

2009-04-01 08:40:49 | 野の花
いつまでも満開にならず、気を持たせるソメイヨシノはさておき、近所の山は春たけなわです。
柔らかな色合いの山桜があちこちからほっこりと顔を出し、かんざしのようなキブシが風に揺れます。
瑞々しく輝く若葉をのぞかせる楓の木はまるで花が咲いているかのよう。
コウヤボウキやヤマブキも新芽が出始め、準備万端です。

下を見れば薄紫色の愛らしいスミレ、ちっちゃな元気もののオオイヌノフグリ、モコモコと増えるヒメオドリコソウ、恥ずかしげに下を向いて咲く小さなヒメウズ、太陽の生まれ変わりのようなタンポポ、そしてちょっと不気味系なウラシマソウがそこかしこに陣取っています。

ユニークなナツトウダイも相変わらずの不思議な造形。

それだけならいいのに、葉っぱにはケムケムがさっそくとりついて旺盛な食欲を見せていますし、甘い花の匂いに誘われてクマバチも出始め、顔にまとわりつく小さな羽虫も出てきました。
大変!!クモが巣を張ってしまう夏になる前にせっせと歩かなくちゃ!!


愛らしいスミレ。


ナツトウダイはいつ見ても不思議。


ビヨ~~ンと釣りざおをのばすウラシマソウ。
誰が名前をつけたんでしょうね。










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2 コメント

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待ち遠しい (せん1/2)
2009-04-01 17:35:22
足踏みの桜の日々。片付けにかこつけて、良い時期に鎌倉へと思っているのに……。大好きな里山の風景をありがとうございます。ウラシマソウにはいつも歓声をあげていましたっけ。ナツトウダイってなんだか感激の花ですよね。
 山がうっすらと色づく春を、ののさんのサイトで楽しんでいま~す
☆せん1/2さん (のの)
2009-04-02 08:37:22
コメントありがとうございます
桜が咲かな~い…と文句ばかり言う人間を尻目に(笑)野の花たちはせっせと花を咲かせ、命のたすきを繋いでいます。
「山笑う」と言いますが、木々の新芽が萌え、小さな野の花たちがプチプチと顔を出すこの季節が里山の一番美しい時かもしれません。
ほんと、歓声をあげたくなる植物たちの魅力に溢れる時期です。
私のつたない写真ではその魅力を伝えきれませんが、少しでもお楽しみ下されば嬉しいです

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