ブライアン・デ・パルマ監督の1974年の映画。
僕は初見。
その感想。
すごいなコレ。
なんかもう呆気に取られる映画。
70年代初頭ってやっぱ狂ってるな。
ベトナム戦争とヒッピー文化のせいで狂ってんだな。
ファッションも音楽もダンスもサイケデリックで狂ってる。
そんな狂った世界観の中で「オペラ座の怪人」をロック調に変えた映画。
ストーリーはオーソドックスなのに、映像表現含めやってることがいちいちぶっ飛んでるので、なんかもう知らん異次元の知らん世界の話を観させられたかのよう。
そういう意味で、デ・パルマは芸術家だとは思う。
ただ、肌が合わない(笑)。
ルパン三世のマモーの元ネタがここにあったのかよっていうのが一番の感動。
もうマモー以外の何者でもない登場人物が素晴らしかった。
「マモーじゃねーか」ってずっと思いながら観られるだけ、日本の観客は幸運。
星2つ。★★
なんかもうすごいんだけど、別に観なくて良いかなというカルト映画です。
「ロッキー・ホラー・ショー」もこんな感じかな。
僕は好きではない。
「時計仕掛けのオレンジ」はカルトだけど超好きです。
アレは名作。
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