そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



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ブライアン・デ・パルマ監督の1974年の映画。
僕は初見。
その感想。

すごいなコレ。
なんかもう呆気に取られる映画。
70年代初頭ってやっぱ狂ってるな。
ベトナム戦争とヒッピー文化のせいで狂ってんだな。
ファッションも音楽もダンスもサイケデリックで狂ってる。
そんな狂った世界観の中で「オペラ座の怪人」をロック調に変えた映画。
ストーリーはオーソドックスなのに、映像表現含めやってることがいちいちぶっ飛んでるので、なんかもう知らん異次元の知らん世界の話を観させられたかのよう。
そういう意味で、デ・パルマは芸術家だとは思う。
ただ、肌が合わない(笑)。
ルパン三世のマモーの元ネタがここにあったのかよっていうのが一番の感動。
もうマモー以外の何者でもない登場人物が素晴らしかった。
「マモーじゃねーか」ってずっと思いながら観られるだけ、日本の観客は幸運。
星2つ。★★
なんかもうすごいんだけど、別に観なくて良いかなというカルト映画です。
「ロッキー・ホラー・ショー」もこんな感じかな。
僕は好きではない。
「時計仕掛けのオレンジ」はカルトだけど超好きです。
アレは名作。

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なんか短い映画が観たいなぁと思い、Blu-rayを買ったまま観ていなかったこれをチョイス。
「ファインディング・ニモ」の続編だ。
その感想。

さすがピクサー。
隙のない面白さ。
星3つ。★★★
見て損はない。

今回はドリーの両親を探す物語だが、その両親がいる場所が良きアイディア。
そして今回活躍する脇役たち、ジンベイザメ、シロイルカ、そしてなんといってもタコがいい。
あれだけなんでも出来たらタコはもう万能の忍者みたいな存在なのだが、面白い。
後半どんどん話が飛躍していってもうリアリティなど何もない無茶苦茶な魚たちの冒険になるのだが、それもご愛敬。
なにより物語がきちんと1本筋で見事に構成されている。
観たいものをちゃんと観せてくれるという意味で、本当に素晴らしいと思うピクサーは。

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