今日の仕事は午後3時からなので午前11時半に昼飯の準備に取りかかった
暑い! 蒸し暑い! 食欲が落ちているので口当たりの軽いものにしようと・・・
醤油漬けにしておいたのを少し早いけれど瓶から10粒ほど取り出し
鯖を酒と味醂と黄ザラと醤油と生姜で煮ているところに放り込みコトコト煮詰めて・・・
その煮汁を出汁で薄めたのでサッと煮た揖保の糸の上に乗せ青ネギを散らして喰う
どこからどう見ても真鯖なのに「仙台港揚がりのゴマ鯖」として売られていたのは
どういう意図があってのことなのかは判らないが ともかく
ゴマ鯖よりも真鯖のほうがずっと美味いのだから得をしたと言うのか
有り難いと言えば良いのかさっぱり判別出来ないのが近所のスーパーの常で
豚肉のこまぎれなどは奥のほうを探るとこまぎれ肉で隠したロース肉の切れ端が
ぎっしり詰ったパックがあったりするのは従業員向けのサービスとも取れるけれど
そうくるのならこっちもそれに合わせてお得なブツを買わせていただくだけだ
ともかく真鯖の醤油煮に山椒の実でアクセントを加えたのは成功だった
こういう煮物を「有馬煮」と言うらしい
なんとも風雅な呼び名ではないか
そういえば甘露煮のことを東京では佃煮と呼び関西では飴炊きと呼ぶのも面白い
所変われば品変わる 所変われば呼び名も変わる
だから旅は面白い
次の旅では何を見つけるだろう?