ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

キュウリの糠漬けをトマト冷やし素麺に乗せる朝

2016年07月12日 | ほぼ嘘日記

午前6時に起床する 

今朝の空は薄曇り そのうち太陽が顔を出すだろう

茹でて冷やした島原素麺をガラスの皿に装い千鳥酢を加えた汁を張る 

キュウリの糠漬けを繊切りにしたのと錦糸卵と薄切りトマトを飾る 

微塵に切った青ネギを散らし甘酢漬けにした谷中ショウガを飾る 


冷たくてツルリと滑らかな千鳥酢を加えた汁ごとすすると 

蒸し暑さがどこかへ飛んで行くような気持ちになってくる 

酒を醸す過程の失敗作として生まれた酢を調味料として使うようになったのは 

我々の先祖が文字を使うようになるよりもずっと前のことだ 

きっと塩味続きに飽きて酸味を用いるようになったのだろう 

とにかく我々人間は飽きっぽい 

どんなに良いモノだと判っていても長く見ているうちに飽きてくる 

飽きてくると次にはアラを探すようになる 

アラを見つけると良いと思っていたことを忘れる 

悪い奴らはそういう習性を良く知っていて 

わざと目移りさせるように芸能やスポーツを利用する 

だまされたくなかったら目を離さないことだ 

見張っていないと使用人は必ずちょろまかすというのは中国の古い諺だが 

言い得て妙だと思わないか?  

エチオピアモカを挽いて飲む 今朝はフレンチプレスで淹れた 

毎日モカで飽きないのか?と聞かれることがある 

そういう時にはいつも無いと答える 

教室用の膠を炊く 今日は濃い目 

コメント
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