いい、おしめりですネ・・・・・・・・

さくらそうの栽培や草もの盆栽を仲間たちと楽しんでいます。日々思うことを気ままに。
野遊び塾の気ままな塾長日記です。

八重咲き「さくらそう」を考える。

2010年05月13日 | 季節を遊ぶ
八重咲きの「さくらそう」のこれからを考える。
展示会に来てくださった「埼玉さくらそう会」の会員で、「貴妃の夢」「濡燕」で入賞した方の言葉「鉢植えの段飾りだけでは、新しい人が入ってこない」「他の草との寄せ植え作品などを作らないと」「昔のままの鉢植え(4芽植え)では、、、、」の言葉が印象に残っています。
そんなことで、八重さ咲きの「さくらそう」について。

あまり難しく考えませんが、今後の動きの参考になるブログがありましたので、転載します。
春嘉の盆栽工房さんのブログです。

「盆栽:山野草について、さらに思うこと

もう十年以上前のことでしょうか、山野草がブームの頃、
ウチのお店でも関西の山野草卸し業者さんから、山野草を仕入れていたんですよ。
季節になると商品カタログが送られてきました。
その当時は、山野草の売り上げだけでお店を維持していけるぐらい売れたんですけどね。
今は一切仕入れていません。

その当時ですら、すでに商品カタログは聞き慣れない山野草でいっぱいだったのを記憶しています。
ちょっと珍品ともなると、1ポット千円以上のものが幾つもありました。

やがてブームも去り、徐々に売れ残りが出るようになってきます。
それでもしばらくは、珍品があると言うことで近所の山野草教室の先生が纏めて仕入れてくれたりしてね、なんとか売れていたんですが、、、
いつしか、山野草教室も閉じられたんでしょうか、先生も来なくなっちゃった。
ブームってそんなもんだよね。

弟の説によれば、
山野草趣味があまりにもマニアックになり過ぎて、
ほとんどの人が付いて行けなくなったのが、下火になった原因なんじゃないか、、、とのこと。
一度初歩的なところに回帰しないと、新しく山野草を始める人が付いて来れない、、、とも。
そうかもね。」

八重咲きのさくらそうは、最近の値段は1500円ぐらいです。加茂菖蒲園の販売を始めた頃より、安くはなりましたが、さくらそうの値段は、500円ぐらいが丁度いいと思います。一般的な(一重の)さくらそうと同じ値段なる日は近いと思います。

サツキ、東洋蘭、エビネ、ウチョウラン、ユキワリソウなど、投機的な値段の時期もありました。

江戸時代にも投機的になった植物(菊など)も、明治にころには、ヤブコウジもありました。
その後は、どうでしょうか。
ブームの再来は来ていません。

さくらそうの栽培の歴史では、投機的なブームはありませんでした。
まとまりのない文になっちゃたかな。




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1 コメント

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後継者不足 (山原茂)
2010-05-14 22:17:16
どこも後継者問題に悩まされています。これほど安直に楽しめるものが世の中に溢れている時代です、少しの労苦が大きな喜びを齎すというようなことは流行らないのでしょう。打つ手はみつかりません。我が道を極める意外にし方がありません。桜草独自の表現方法である段飾りはまことに優れたものですが、意外と新しくまだまだ完成されてはいません、窮極の美はまだ彼方にあるようです。いろんな草花との競合をしてもあまり意味がないと思っています。趣味園芸に特化すべきかもしれません。

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