タルトが大好きな私
代官山で 人気のあるタルトのお店 「キルフェボン」 に行った。
昨年、クリスマスに この店の タルトケーキを知り合いから頂いて
「キルフェボン」 のタルトがお気に入りとなる。
今日の散歩は 代官山に決めた。
「そうだ! タルトを食べに行こう。」 と娘を誘う。
いつも 混んでいるので 夕方の空いていそうな時間を狙っていく。
待ち時間なし!!「季節のタルト」と「苺のタルト」をオーダーした。
美味しいー
キルフェボンHP
森 絵都 文藝春秋
6編からなる短編集。
ケーキを愛する女性の話 仏像に心を奪われた修復師の話
犬の里親ボランティアをする主婦の話 など
その中の 「守護神」は 特に面白かった。
夜間大学に通う祐介は なんとしても単位が取りたくて
<代筆の達人>の存在を知り その力を借りようとするが・・・
そういえば、最近 「卒論代行」1字5円なんてニュースあったよね。
いつの間にか本が 山のように たまっていく・・・
山になったな と気付いて 片付けても
また、徐々に 山になっていく
「本を読まなくては・・・」 と私は意識した事がない。
学生の頃、勉強のために読んだ本など記憶がないし
渇望あふれる文学ファンでもない。
それなのに 寝酒 (お酒は飲めないけど) のように
ベッドサイドに 本がなくては 寝付くことが出来ない。
『風に舞いあがるビニールシート』 も
寝返りをしなくては 寝られない夜から、私を救ってくれた本となる。
『 クチコミ効果』
娘がある企業の商品の感想などを自分のブログに掲載すると
いう事をやっていた。
学校で「口コミ論」を学んでいたので この「口コミ」感覚とは
どのようなものなのかと興味を持ったようだ。
企業側がブロカーに新商品の説明会を開き それをブロカーが
記事にして 自分のブログに載せる。
記事を読んでくれた人が 投稿したり リンクをしてくれることで
情報が広がり、商品のPRになるというのが 「ネット・口コミ」
「口コミ」で 買ったもの 行ったお店
私も沢山 あるかな・・・。
「ブログ」に「口コミ」効果を意識して 記事を書いていったら
どんなものになっていくのかな~ ブログは。
娘は「もう、口コミはやらないわ」と言っていたが ちゃかり「卒論」に
その結果を書くらしい。でも、アクセス数がなければシャレにもならない
『 ねぎぼうずの あさたろう 』
しばらくぶりに 図書館の絵本コーナーに行った。
数人の子どもが 楽しそうに 読んでいた 絵本
それが 『 ねぎぼうずの あさたろう 』
おもわず 「その本 なあに?」 と子どもに聞く
子ども 「○×#&*○&##×・・・」
私 「そうなの・・・」
( 強烈な個性だな ) が はじめの印象
(どうも、この絵は・・・) が次の感想
飯野和好さんの本だわ。
改めて じっくりとみると わあー 面白いや
それに 彼の絵が とても 良く見えてきて
すっかりハマって しまった。
その② その③ と立て続けに 読む
気がつけば オバハン ひとりで 笑っていた。
絵本 『 おなら 』 もよかった。
こちらは飯野さんの絵に谷川俊太郎さんの文
文に引き込まれて 誰?と思うと いつも谷川俊太郎さんなのだ。
↑ 「 飯野和好さんの絵本 」
帰り道に
回転寿司に入ったら、 えー なに これ ?!
「バーバパパ」が回っている。
壁に貼ってあった<となりのトトロ>
これも えー なに これ?! さつきが髪を結っている。
雨が降りそうになってきたので 帰宅しようと 電車に乗った。
5分ぐらいすると、突然の雷雨
すると すぐに 車内アナウンス
「本日は雨のため かさのお忘れ物が多くなっております。
お降りの際は かさを 忘れないようご注意ください。」
今日は朝から、いままで 雨は降っていない
突然の雷雨なので、車内をみても 誰一人として傘を手に
していない・・・
雨が降り出してから、まだ下車した客もいない・・・
可笑しくて(笑
雨が降ったら、すぐにアナウンスするというマニアルがあるのかな?
電車のアナウンスって、結構 面白い人もいる。
借りてきた飾り寿司の本 と 作ったすし
「スタンド・バイ・ミー」 ベン・E・キング を聴きながら
息子が 中学校の同窓会に行った。
地元の公立中学校だったので、親の私でも幼い頃から知っている
クラスメートが多い
そういえば、「あの子はどうしているかなあー」 という私の横で
出かける前に 息子は卒業アルバムを チェックしていた。
五十音順に並んでいる名前をみて
記憶の中の顔 と 思い出の照合(笑
高校、大学と その生活を 謳歌していく中で
わずか7~8年前の ことなのに
だいぶ中学時代の記憶が 欠落しているらしい・・・
「T君が来ていたら、よろしくね。」
私の言葉に苦笑しながら、出かけていく息子は 嬉しそうだった。
同窓会から帰ってきた 息子の話によると
大半は 社会人1年生になっていたり、大学院生になっていた。
でも・・・
○○は亡くなった。
○○は今、癌で闘病中
○○は結婚、できちゃた婚だって
○○は服役中
悲喜こもごもの消息を聞く
今、撮ってきたばかりの集合写真と 中学の卒業アルバムを
交互にながめながら 時はすべての子には優しくなかった事を知る。
今、息子は 誰のことを心に浮かべているのだろう
ほんとうは 誰に会いたかったのだろう
その人とは 会えたのかしら・・・。
担任の先生が入学した時、書いた作文を持ってきてくれた。
「これからは数学を頑張ります。」 だって、笑うよ。
こうして、あたりまえに 息子とコーヒーを飲みながら
あの頃を語り合えるのは しあわせだと思った。
気がつけば、私自身の同窓会は まだ一度も行った事がない・・・。
母の施設に行く
今日、施設では「夏まつり」が行われた。
職員さん達によるもので
わたあめ・ ヨーヨー釣り・ ソースせんべい のコーナーがあり
あとは「カラオケ」大会。
楽しそうだね。と眺めていると
突然、認知症のAさんに抱きつかれた。
そして
「お母さん おかあさ~ん!」 と呼ばれた。
最初はスーパーや塾なんかで、よく 「 お母さん とか 奥さん 」 と言われるのと
同じなのかな と思っていた。
でも、Aさんに 再び はっきりと
「お母さん、待っていたよ。どこにいたの?」 と手を握られた。
お母さん、か この私が・・・。
私は Aさんよりおそらく 30歳以上は若い
なんで、私が「お母さん」になるのだろう。
Aさんの中では 今 自分は何歳で 誰を求めているのだろう。
年老いて 認知症になり 自分が誰か
ここがどこか分からなくなった時 子どものように
「母という存在」を求めるのは自然なのかも知れない。
その人には信頼と安堵があるはずだから・・・
自分がどこにいるのか
いまから、どこに向かうのか
親をさがす迷子にちかい思いになるのだろうか。
Aさんが私を見ている。
いや、実際はなにも見ていないのかもしれない。
その目は虚ろで色を失っている。
でも、いいや
私はAさんの「お母さん」にでも なんでも 今なら なれるよ。
ママゴトのように 「お母さん」役をやってみた。
「ここにいるよ、だから安心して」
母という存在、それは永遠なのかも・・・ よい母でありたい。
『 赤いおおかみ 』 フリードリッヒ・カール・ヴェヒター/作
小澤俊夫/訳
ある子犬が生まれて、もらわれていく途中で荷馬車から落ちて
そのまま雪の中で死ぬところを、ちょうど子どもを産んだばかりの
メスのオオカミに助けられて・・・・。
ヴェヒターは自分の作品を
「私は一度5歳だった人、そしてその頃のことをいまでも覚えていて
99歳になることを楽しみにしているすべての人のために
文章を書き、絵を描くのです。」 と言っている。
娘が「ゼミ合宿」で留守なので
よーし、あの映画を観に行こうか、谷中あたりにぶらりと行くのもいいか、
なんて思っていたが 暑くて億劫になる。
おまけに昨日は朝、起きると眩暈がした。
オゥー、地球が回っている。
それで家にひきこもりの2日間を過した。
「カシオぺアの丘で」上・下 重松清 (講談社)を読む
彼の作品はなんでいい人ばかり登場するのだろうと、ふと感じる。
冷蔵庫になにもないので買い物へ行く。
私は食材を買うのが好きだ。
だいたいは毎日、食事は家で作って食べるので
一日置きぐらいにスーパーへ行って食材探し
さて、今夜は何にしようかなあ
ぎんだらの西京漬けもいいな 茄子がおいしそう
茄子の南蛮漬けを作ろう。
オー、とりが丸ごとお買い得!ちょっと怖いけど香草焼きも作ろう。
ひとりごはん と 散歩で会った猫 今日も猛暑
空や天候、季節の移ろいに関する日本語を
写真とともに紹介した歳時記お天気図鑑
今日の空は何色でしたか?
雲の形はどんなでしたか?
朝焼け、夕焼けはいつ見ましたか?
雲の名前、いくつ言えますか?
エリック・カールの「ちいさな くも」の絵本が本棚にある。
青と白で構成された貼り絵の絵本。
ちいさな雲が飛行機になったり木になったり鮫になる
「あの、雲は何に見える?」
子どもの頃の夏、よく友達と想像しては楽しんだ空
ダラダラと一日を過す日が重なる
ちょっと、つらいな と感じる
毎日、いろんなことを思う
けれど、思ったことは一瞬で消えてしまう
私の積み重ねてきた時間とは何なんだろう
何気ない日常
こころがみえてこない
くよくよしてる ばかだなあ、私
そんなときは 下をむいてはいけないと
空を見上げる。 空がうつくしい
あの雲の名前は何だっけ・・・。
私の暮らす街の空 8/17 撮影
路面が熱くなる前の早朝の犬の散歩
午前5時30分
この時間は野良猫をみかける事が多い
先日(8・12)、ブログに載せた野良の子猫が死んでいた。
ごめんね。 なんていまさら言えない。
あの日、見捨てたのは私・・・。
空も風も 悲しいって
私も 悲しいって
うずくまる、ちいさくなる、泣きたくなる。
チャトラ、お前の兄弟かい?
さっきから ずっと、息を潜めて死んだ子猫をみている。
道の木陰もすでに消えて ジンジンと蝉の声 猛暑は厳しい
無人の古いアパート、そこが猫たちの棲みかだったようだ。
アパートはそのうち 取り壊されてしまうだろう。
残ったチャトラのお前も また新しい棲みかを 探さなければならなくなる。
あてどもない あてどもない 「自分の場所」さがし それは私も同じ・・・。