中小企業家同友会で、経営指針作成セミナーに参加しています。
今回は、経営理念の意味、役割、つくり方、外部発信について学習とグループワークを行いました。
以下勉強した文です。
経営とは
私たちは何気なく「経営」「経営者」という用語を使いますが、この「経営」という漢字には
深い意味があります。「経」は「縦糸」の意味で「経度」の表現などで使われています。また、
たての線を引くが転じて、物事の大筋をたてて処理する、管理するの意味で使われています。
そして、不変のすじ道を説いたとされる書としての「経書」「五経」で使われ、時代をたてに
貫いて伝わる不変の道理を説いた書名として使われています。
「営」は、幕舎の周囲に垣をめぐらして「陣営」と表現し、周囲に外枠をめぐらすという意味で
使われます。旧字の營の上部は「炎」が周囲をとり巻き、周囲をたいまつで取り巻いた陣営で
その中に住むという意味があります。
「経」も「営」も、事業の当初に慎重に要所を定め「筋道引いて、生活の枠組みを決める」ことが
経営の語源と考えられます。
日常、「経営」は、商取引のための組織的な活動として使われますが、それだけでは「経営」とは
言えないようです。「経」=社会に支持され役に立つ正しい目的と目標を定めること。
「営」=関わる人々の生活を豊かにするため必要な計画を立て実行すること。と考えれば、「経営」
とは、「継続的・計画的に社会に役立つ事業を遂行する組織」と定義できます。
以上テキストより
友人の税理士と飲みに行ったとき、経営について聞かれましたが、
肚に落ちていなかったので、再度テキストを読んで勉強し直しました。
日商器材 後藤