今年2度目のオオヒョウタンゴミムシ -怪しい出会い-

　むし暑い日だった。
仕事が終わって疲れていたので当初は久々に家でゆっくりしようと思っていたのです。
しかし、今後のスケジュールを見てみると この日を逃せば１週間以上いけそうになし今夜は絶対いると思い頑張っていくことにしました！！





　いつものように現地に到着し、近くの灯火下をチェックしてみる。
前回は肌寒かったのだけど、ムシ暑くて灯火にもクロカミキリやシロスジコガネがブンブン飛んでいて期待が持てる






シロスジコガネ　（オス）




　テクテクと浜辺を徘徊して探してみるが、予想に反して余り昆虫がいない。。
ハサミムシやらゴミダマの仲間も少ないので、今年はダメなのかと思ったりしてみた。






ハサミムシの一種




　穴から出てきた？
この穴ってハサミムシが掘るのかな？と疑問を抱きつつ写真を撮ってみました。






ゴミムシダマシの一種　（またしても名前わすれました）




　家の近くの海岸でも普通に見られるゴミダマの一種。
ああ、こんなの撮るためにここまで来たんじゃないのになぁ～と思いつつも適当に写真を撮ってしまう。





ワラジムシの一種




　最高のコンディションだと思うのに・・・
絶対にいるはずだ！手ぶらでは帰れない




　いつもの様にメインとする昆虫はなかなか現れてくれない。
やはりオオヒョウタンは浜辺の大王（勝手に命名）なだけに根気が必要なのだ！！





　悶々としながら探していたらオオヒョウタンにしては小ぶりだな！
そんな個体を発見しました。





オオヒョウタンゴミムシ




　最初、これオオヒョウタン？？？って感じの迫力の無さ。
しかも死んでる？ような雰囲気でした。





オオヒョウタンゴミムシ




　死んでるように微動だにしなかったのですが、刺激したら凄い勢いで走り始めました
結構動きが素早いと何処かで読んだ気がしたのだけど、亀と同じく本気になると結構機敏です。




　どうにか１個体と出会えて惨敗は免れたのですが、こんなむし暑い夜には もっと出ているはずだ！
更なる追跡を行いました





オオゾウムシ




　遠目で、いた！　と思ったのですが・・
オオゾウムシでした




　既に、22時になっていました。
もう、ダメだ！　明日も朝から仕事だし満足して帰ろうと車へと戻るのです。。





　しかし、車を止めている場所の近くにある灯火や自動販売機になんか昆虫が来ていないかと引き付けられてしまう悲しい性
すると・・・↓





クロカミキリ（左）、オオヒョウタンゴミムシ（右）




　浜辺から距離があるというのに、いました。。
オオヒョウタンも灯火めざしてテクテク歩いてくるとは聞いていましたが、本当に来るのですね！


　去年、まだオオヒョウタンを見たことの無かった私は灯火をチェックしてはクロカミキリの大きいのに手を出してオオヒョウタンとクロカミキリって似てるよね？！　
などと思っていましたが「百聞は一見にしかず？」

図鑑なんかみても今一よくわからなかったのですが、本物を見たら『なにを悩んでいたんだろう』本物は全くの別物でした！




　なんてこった！
灯火巡りを続行しようと近くの灯火をチェックしているとイケイケの車が私の横にやってきて止まりました。。



　どうみても、走り屋的な車です・・・
若者が車から降りてきて私のほうに来て「懐中電灯かしてください」と言いました。
どうやら、近くで猫を轢いたらしいのです



　灯火の近くに車を止められたので、２つある懐中電灯の一つを貸して、灯火下の昆虫をチェックしていたところ彼も昆虫が好きなようで何故か昆虫談話が始まってしまいました。




　そして・・・





公民館の前で～




　昆虫が沢山飛んでくる公民館があるらしいので案内してくれるとのこと・・
行ってみましたが、日が悪いのか時期が悪いのか余りいませんでした。




　結構好青年の１９歳で、連絡先なんかを交換して機会があれば昆虫採集でも行きますか？！
そんな事になったのです。不思議なよるでした。






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