晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

イブもおっさんひとり登山が多い。

2012年12月24日 | 
3連休、どこも行かないというのもなんなんで、仏果山に登ってきた。

5時に起きて、「遊ぼう」とか「寒いからヒザを貸せ!」という多摩の黒豹を振り切って、
まだ暗いうちに家を出た。

小田急に乗って、本厚木まで行って、朝ご飯をいつものようにマックか牛丼か立ちソバかを悩み、
結局、富士そばにして激しく後悔…。箱そばを見習って欲しいね、富士そば。

バスまでまだ時間があったのでマックでホットコーヒーを飲む。
徹夜あがりの若者が突っ伏して寝ていたり、トランプをやっていたり、
「彼氏とぉ、チューするときとか、どうしてんのお」と大声で話すギャル(死語)とか、
いっぱいいてびっくり。。。

 *

半原行きのバスに乗るころに日の出。撚糸組合前で降りて、ひとり歩き始める。
誰も登山者がいない。このコースはマイナーなんだな。



タンキリマメ??



大好きなコウヤボウキ。この山は多い。
キク科の樹木…という点が好きなところ。



関東平野一望。スカイツリーもよく見える。

途中、カラ類やら妙にあでやかな鳴き声で通過するソウシチョウを愛でながら、さくっと山頂へ。



ああ、海が見える。江ノ島も三浦半島もその先の房総半島もまる見え。
双眼鏡でのぞくと、もしかしてあれはダンゴの磯!?っていうあたりも見える。



烏帽子岩が見える。

まだ10時前なので、頂上をあとにして先に進む。
それにしても人が少ない。頂上でもわたしを含めておっさんが3名のみ。
皆、ひとり歩きだ。仏果山はおっさん登山者の聖地だな。



おっ! 頂上すぐのところで発見!!
長さ15cmぐらい。なんだろう? フクロウ??? あるいは何かの猛禽?
そういえば、「故有事」の三四郎さんらがペリットを拾ったのも仏果山だったような。

細い稜線をたどる。



キクが咲き残っていた。さて…。
リュウノウギク????

後ろから間近を猛禽が越えていく。
小さいな。縞々の尾羽。茶色い背中。

チョウゲンボウ?

湘南方面の空をバックに双眼鏡で後ろ姿を追う。
猛禽を上から見下ろすって、なかなかないな。

きれい。

羽を折りたたんで急降下して、カラスをからかっている。
再び上がってくると、稜線の向こうに消えた。

いいもの見た!

稜線を降り、人工林の中に入るとシモバシラを発見!





とは言っても、これがシソ科のシモバシラにできたものかどうかは不明。

 *

いつものヒミツの場所で早めのお昼を食べる。



今日は、昆布のおにぎりを奄美の鶏飯フリーズドライで雑炊にした。



写真はうまくなさそうだけど、なかなか美味。最後におにぎりの海苔をちぎって入れるのがいい。

時計を見ると、11時15分。
土山峠、11時56分のバスで帰れるな…と早々に後片付けをして、立ち上がると、
どうも後ろに何かいたみたいで、ザザザッーと逃げていくものあり。

シカ?? イノシシ?

今回、ほ乳類は、ガサガサ足音は何回か聞いたけれど、結局姿は見えなかったな。

 *

バスで、舟をこぎつつ本厚木へ戻る。

ケーキを2個買って、14時過ぎには自宅に到着。

メリークリスマス。

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2 コメント

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シモバシラ (take)
2012-12-25 08:37:52
まだ見たことがありません。面白い造形美ですね。

羽根、フクロウに似てますが15センチは?

それと気になったのが羽軸が齧られていることですね。テンなどが食べた?
それともリスがカルシウム摂取のため食べた?

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Unknown (ニシメガネザル)
2012-12-25 08:54:05
takeさん、やっぱりそちらは暖かいからこういうシモバシラができないんでしょうかね? 囓られてる? むむ、家に帰ったらもう一度観察してみます。サイズか…。
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