Nikkoh の 徒然日記

ゲイ(=男性同性愛者)の Nikkoh が、日々の雑感やまじめなこと、少し性的なことなどを、そこはかとなく書きつくります

[K中シリーズ] 部活動のこと(吹奏楽)

2012-08-20 07:33:59 | 思い出(中学校)
K中学シリーズです。僕の母校でのお話です。基本的には実話です(記憶違いやおもしろくするためのほんの少しの脚色はあるかもしれませんが)。
時代としては、僕の年齢から分かるかとも思いますが、2000年代初頭です。

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前回は委員会のことを書いたので、今回は部活のことを書いてみようと思います。
僕は中学時代は吹奏楽部でした。打楽器をしていました。

身体が弱く、スポーツをすることが苦手なので、文化系の部活動を選びたかったのですが、
当時のK中には文化系の部活動が非常に少なく、吹奏楽部,美術部,科学部の3つしか選択肢がありませんでした。
部活動の希望用紙には、第4希望まで書く欄があり、「何を書いたらいいの?」みたいな感じになったのですが、結局バスケ部にした記憶があります。理由は、バスケ部は人気だから、第1希望ですら入部できないので、第4希望で入部することはまずあり得ないから。頭を使いました
ちなみに、僕は絵がへたくそで、美術部もあまり乗り気にはなれず。
結局、第1希望を科学部,第2希望を吹奏楽部,第3希望を美術部としました。
科学部なんて希望者が少なくて、あまり積極的に活動してる部活でもないから、半ば帰宅部みたいにできるし、部活をバリバリやりたいという感じでは無かった僕には魅力的だったんですよね。理科好きでしたし。
でも、科学部の顧問にも、吹奏楽部の顧問(=クラス担任)にも、「科学部はあまり勧めない」とか言われ…。生徒を部活で縛りたいんですかね。
担任からは自宅へ電話まであり、「そこまで熱烈にアプローチしてくれるなら応えてやるか」みたいな感じで、結局吹奏楽部に入ってしまいました。
クラシック音楽は大好きですしね。

吹奏楽部は、男子の少ない部活動です。入部当初、3年生は2人(打楽器×2),2年生は2人(クラリネット・サックス),1年生(同級生)は3人でした。3学年の総勢では50人を超える部活ですから、もう女だらけといってもいいでしょう。
ちなみに、1年生3人は、全員クラスメートでもありました
女だらけというのは、ゲイ的にはおいしくもなんともありません(笑) むしろ、3年生になったとき、一部の女子グループから集団で嫌がらせをされて、若年女性恐怖症を引き起こすきっかけとなってしまいました(今はとうに治ってますけどもね)。

注:女性(男性)恐怖症と同性愛には関係はありません。一般に、異性に対して恐怖症があるから同性愛者になるというわけではありません。また、同性愛者が異性を嫌悪したり恐怖を感じていたりするとは限りません(そうでない人が多い気がします)。この誤解は多いので、補足しておきます。僕の事例は、《 たまたまゲイが女性恐怖症になった 》ととらえてください


パート決めは、僕は肺活量が小さく、金管楽器はあからさまに無理そうだったので、木管楽器か打楽器しかやりようがありませんでした。
で、クラリネットか打楽器がいいかなと思ったのですが、クラリネットは希望者が多かったので、打楽器にしました。
(クラスメートの男子2人は、クラリネットとチューバに決まりました)
このとき、打楽器パートには3年生がやたら多かったのですよね。総勢8人のパートになりましたが、3年生4人(うち男子2人),2年生1人,1年生3人(うち男子1人=僕)という学年構成でした。

吹奏楽は音楽だから文化系の部活とはいえ、体力は結構必要になる部活です。
楽器を演奏するということは、身体を使うことですからね。
あとは、楽器を運ぶのが大変でした。ティンパニやバスドラムやビブラフォンの重たいこと…。音楽室は3階にありましたから、これらの楽器を担ぎ上げて階段を下りるというのは、体力的にかなり辛いことでした。
毎週月曜の朝、グラウンドで行われる朝礼では、校旗を掲揚するときの校歌,表彰の時の音楽(「得賞歌」),退場時の行進曲 を、吹奏楽部が生演奏するという、 悪しき 習慣がありました。
これのせいで、毎週毎週楽器を運ばねばならず、「もう生演奏じゃなくてテープに変えろよ」とか「せめて音楽室を1階へ移設しろよ」とか、すごく思っていました。
そういう事情で、筋トレとかも、それなりにしていましたし、部活の時の服装も基本的には体操着でした。
筋トレが始まったのがこの年からで、入部してから毎日部活の最初は筋トレ。ほんと、科学部にしておけばよかったと思いました。でも、今思えば、このときがあったからこそ、それなりの基礎体力がついたのかなあと。音楽室は3階でしたが、筋トレに使っていた部屋は1階でした。
内容は、腕立て伏せと,腹筋と背筋とV字バランスですかね。腹筋と背筋には補佐役が要りますが、1年男子は3人しか居なかったので、補佐のために先輩が降りてきてくれたり。
(僕も3年生の時、後輩の腹筋や背筋の補佐役のために出動していました。人数が奇数だとそうなるのです)
先輩に押さえてもらうというのは、なんだか気恥ずかしかったですね。
腹筋に関しては、 体育の授業 の記事で書いたのと全く同じで、密かにおいしい思いをしていました。
先輩が制服姿なのが残念で、「先輩も短パンに着替えてくれたらなあ(^^)」とかって思っていました。ま、中学生ですから、このくらいのエロい妄想はします。ゲイだから男子へ向かうだけのことでね。
※ 体操着姿の先輩を云々というのは、体育大会のときに叶ったんですけどもね


同じパートには、男の先輩が2人居ました。
前回、図書当番 の話で登場した、S先輩のように、「キュン」とするようなことはありませんでしたが、話していて面白かったし、すごくやさしく可愛がってくれたので、大好きでした。
パートリーダーの先輩(女子)もかっこよかったんですよね~。「かわいい」ではなくて「かっこいい」でした。そういう女性っていますよね。

※ 女性を性愛対象にはしませんが、「かわいいなあ」とかは普通に思うんですよ。これは、異性愛者が同性に対して「かっこいい」とか「かわいい」とか言っているのと同じです


というわけで、今回は、吹奏楽部への入部の経緯と、入部後の諸々を書いてみました。



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