中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理市と徳島県美馬市は友好姉妹都市

2016年07月12日 | 大理古城

2010年8月に大理市と四国徳島県の美馬市は友好姉妹都市となったとの事です。姉妹都市となった際には、双方で「使節団の相互訪問やインターネットを活用した小学校間の交流などが協議されました。」との事ですが、その直後、日中間で尖閣を巡る問題が起きた事もあり、美馬市と大理市の交流もそれ程盛んでは無い様ですが、大理大学医学部と徳島大学の薬学部の相互訪問も行われたとの事です。また、大理市との友好姉妹都市の締結をきっかけとして、美馬市には美馬市日中友好協会も出来た様で、この日中友好協会を通して大理市との交流事業を積極的に行うとの事です。

以前、このブログでも触れた事があるのですが、美馬市と大理市に共通する物の一つが「うだつ」です。「うだつ」は中国語では「棁」と云う様ですが、この漢字は中国人でも読めない人が多い様です。私は、ボランティアで日本語を教えていますが、今迄約30名程の中国人に、この漢字の読み方尋ねたのですが、読む事の出来た人は今迄誰も居ませんでした。

雲南省の昆明市と神奈川県藤沢市も友好姉妹都市ですが、こちらは良く知られている様に 昆明市に生まれた「聂耳」が、1935年藤沢市の鵠沼海岸で遊泳中に不幸にも溺死した事が云わば縁で、1981年に友好姉妹都市になったとの事です。中国のネット等には、日本での「聂耳」の死因に関して陰謀説も無いわけでもないのですが、不幸にも遊泳中に溺れ亡くなったとの事です。

「聂耳」とは今更の事ですが、後に中華人民共和国の国歌となった「義勇軍進行曲」の作曲者です。1935年初めに、「義勇軍進行曲」を作曲した後、当時の国民党政府の追求を逃れる為もあり、1935年に日本へ経由でソ連、欧州へ留学する予定だったとの事。彼は、1933年に中国共産党に加入。因みに「義勇軍進行曲」の作詞は、田漢。

雲南省麗江市と岐阜県高山市も友好姉妹都市ですが、こちらは高山市と麗江市の街の景観等に共通点があるとの事で2002年に、友好姉妹都市になった様です。また、高山市は昆明市とも2012年に友好姉妹都市となったとの事です。


徳島県美馬市脇町の「うだつ」。美馬市HPより


「うだつ」のある街並み。美馬市のHPより

 

こちらは大理古城博愛路の棁 (zhuo)と発音する様ですが、この漢字を読める人は少ない様です。 大理の「うだつ」には、絵や文字が描かれていますが、美馬市のうだつには何もない様です。建物は割合新しい様ですが、全ての建物に「うだつ」が付いている訳でも無い様です。

 

 

大理古城人民路の建物に付いている「うだつ」ですが、こちらは建物もかなり古い。

 美馬市のHP等に拠れば、美馬市は藍染めでも有名との事ですので、この点でも大理市とは共通点があるかもしれません。と云うのも大理市白族の藍染めも、長い歴史があり有名だからです。大理市巍山県には藍染めの工場があり、そこで生産される藍染めの製品は、日本は無論、アメリカ、イギリス、フランス等の国々にも輸出されているそうです。また、喜洲鎮の白族の藍染も,よく名を知られています。



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