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Across The Universe

当ブログはフィクションであり、登場する人物・出来事等はすべて架空のものです。

成人式考

2009年01月12日 | 管理人のひとりごと
 今年もまた荒れる成人式が話題になっていますね。ただ、3年前にも同じことを書いたと思いますが(この記事はすでに削除してしまったようです)、平均寿命が飛躍的に延びた現代日本では一律に20歳になったことをもって「成人」として扱うのはいかがなものかと思います。

 成人式が最初に行なわれた頃は平気寿命が60歳代でしたが、現代では80歳に近くなっています。したがって、人が成熟する年齢もそれにつれて上昇すると考えてもおかしくはないと思います。「人間五十年 下天のうちに くらぶれば 夢幻のごとくなり」。こう信長が舞った戦国時代には人が成人する(=元服)する年齢は13歳前後でした。そうでなければ戦国の世を生き抜くことができなかった筈です。しかし現代は違う。13歳程度ではまだ義務教育であり、到底成熟したとはいえない状態です。20歳にしても大学全入時代を迎えているので、成熟したといえるにふさわしい責任感など備わっていないのが当たり前とすらいえるでしょう。

 3年前にも書いたと思いますが、現代では精神年齢は実年齢×0.7位でちょうどいいのではないかと思います。私も実年齢×0.7すれば21歳になろうとするところですが、最近結婚してようやく責任感を痛感してきた次第なので、実年齢×0.7というのは当たっているなと感じます。この公式を当てはめれば、実年齢20歳×0.7=精神年齢14歳なので、成人式で暴れるのは当たり前ではないでしょうか。

 もちろんまじめに出席している新成人も多いと思うし、なぜ成人式で暴れるのかというと親や学校が日常生活に関してきちんとした躾をしてこなかったためという側面もあるので、一概に暴れる新成人だけを非難するのは筋違いかもしれませんが、今後も荒れる成人式は続くと思うので、そろそろ成人式そのものの是非について国民全体で議論をはじめてみてはいかがでしょうか。

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