Across The Universe

当ブログはフィクションであり、登場する人物・出来事等はすべて架空のものです。

緊急時にこそ人間の本性が良くわかる

2007年05月30日 | 管理人のひとりごと
 私の職場では毎日忘れ物の問い合わせに来る人がよくいます。ただ、建物内での忘れ物は私の職場に届くのですが、車内での忘れ物は届けられることはなく、そのまま車庫や営業所まで行きます。そこで、車庫や営業所の電話番号を教えるわけで、大体の人はそれで納得してくれて自分で電話をします。しかし、なかには「これが電話番号ですから問い合わせてください」というと逆ギレをする人種がいるんですね。
 今日もそういう奴が来て、「車内と電話連絡するのが当然だろうが」だとか「今日は時間がないんだ。早くしろ」みたいなことを言ってました。しかし、忘れ物というのは本来自己責任のはず。自分の責任で忘れ物をした場合、それは自分の責任において回収の手続きをとるのが当たり前です。それを忘れ物探しまでこちらが世話をするのが当然といったような態度をとるのは、はっきり言って本末転倒もいいところではないかと思います。
 それにしても、忘れ物をした時のようないわば緊急事態の時にこそ、その人の人間性が如実に表れるような気がしますね。こういうときに自分に非があったことを少しも認めずに他人を非難するだけの人とは、私は絶対につきあいたくないなと思っています。
 

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第336回定期演奏会

2007年05月25日 | コンサート・レビュー
<曲目>
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041(*)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』(協奏曲集 作品8『和声と創意への試み』より第1~4番)(*)
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調 作品56『スコットランド』
指揮・ヴァイオリン:ジェイミー・ラレード(*)
会場:愛知県芸術劇場


 2日続けてコンサートに出かけてきました。今回は名フィル定期です。名フィルを聴くのは昨年10月以来ですが、私が子どもの頃に名フィルに抱いていた「イマイチ」なイメージはだんだん払拭され、聴くたびに演奏のレベルが向上してきているような気がします。今回は、前半がバッハとヴィヴァルディというバロック音楽の組み合わせで、オーケストラの定期でこうした弦楽アンサンブル的な曲ばかり演奏されるのは珍しいのではないでしょうか。今回は世界的に有名なヴァイオリニストであるジェイミー(ハイメ)・ラレードが弾き振りをするので非常に楽しみにしていました。
 ちなみにラレードが弾いていたヴァイオリンはバッハの時とヴィヴァルディの時で違うものを用いていました。どうも最初のバッハの協奏曲の時のヴァイオリンは古楽器に近いようで、よく聴かないとオーケストラのヴァイオリンの音なのかソリストのそれなのかわかりづらい感じでした。ただ、バロック期の音色はこんな感じだったのかもしれません。
 バッハの協奏曲とは対照的にヴィヴァルディの『四季』ではよく響くヴァイオリンが使われ、それぞれのパートが生き生きと活躍していました。本来は『四季』の方が古いはずですが、どうもバッハよりも現代的な感じがしました(個人的にはバッハの方が好きですが)。
 さて、後半はメンデルスゾーンの『スコットランド』でした。やはり管楽器と打楽器が加わると迫力は段違いでした。ただ今回はメインが前半の『四季』だったような感じで、後半はややスタミナが切れていたような感じはしました。

ウィーン少年合唱団名古屋公演

2007年05月24日 | コンサート・レビュー
 8草会のゆみかさんに誘われてウィーン少年合唱団のコンサートに出かけてきました。場所は毎度おなじみ愛知県芸術劇場。コンサートに行くのは昨年12月以来です。安い席でしたが、ステージの真後ろだったので、3階席あたりに座らされるよりは良かったです。
 私はこれまであまり合唱には関心がなかったのですが、さすがに「天使の歌声」といわれているだけあってなかなかいいですね。ただ、個人的にはオーケストラのほうがやはり迫力があってよいような感じです。また、騒がしい観客が多かったのも残念でした。

長久手の立てこもり

2007年05月18日 | 管理人のひとりごと
 皆さんご存知の通り、昨日長久手で立てこもり事件がありましたが、その影響で周辺一帯の道路が封鎖され、私の職場と現場近くの某私立大学を結ぶ某交通機関も部分運休するなどの影響が出ました。こういった場合、定期の払い戻しなどが後で発生するなど、私の職場も少なからず損害をこうむります。本当にいい迷惑ですね。犯人は無事逮捕されたとのことですから、これによって発生した損害はきっちり請求して欲しいところです。
 それにしても先月の長崎市長射殺事件といい、拳銃が用いられた事件が頻発しているのは気にかかるところです。警察ももう少し本腰を入れて銃規制に取り組んでもらいたいものです。また日本ではしばしば暴力団を美化するような映画が作られたり、暴力団関係者と芸能人・政治家等との黒いつながりが取りざたされたり、暴力団を「必要悪」として見做すような風潮が見受けられたりしていますが、こうしたことが暴力団をのさばらせ今回の事件や長崎市長射殺のような事件を引き起こす温床となっていることを自覚してもらいたいものです。これにメスを入れていくことは絶対に必要だと思います。

禁煙について

2007年05月09日 | 管理人のひとりごと
 以前はタバコを吸っていたときもありましたが、今ではきっぱりやめています。ちなみに今いる職場は全館禁煙で喫煙所はなし、外に出ても路上禁煙区域という健康的な場所ですが、愛煙家の方からたまに苦情も受けます。ただ、バスを待つたかだか数10分程度の間でさえ吸わないと我慢できないというのは、私はやはり中毒なのではないかと思いますね。私は酒は人並み以上に飲む方だと思っていますが、1日飲まなかったからといって禁断症状が出るわけではなく、もしそうであったら完全なアル中だと思います。
 私は消費税を廃止する代わりにたばこ税を大幅に値上げすべきだとの考えですが、タバコを吸う権利自体は否定しません。しかし、公共の場所ではやはり健康を害させる恐れのある行為(喫煙)は慎むのがマナーではないかと思います。一番良いのは1箇所だけガラス張りの見世物小屋のような喫煙室を作り、そこで吸わせることではないかと思います。そうすればあまりに目だって気恥ずかしいので、タバコを吸おうという気持ちにならなくなるかもしれませんね(笑)。