Across The Universe

当ブログはフィクションであり、登場する人物・出来事等はすべて架空のものです。

愛知こどもの国のこども汽車

2008年10月29日 | 鉄道関連
 幡豆町にある「愛知こどもの国」に出かけてきました。ここは前に来たのが確か幼稚園年長の時に行った子供会のキャンプだったので、実に24年ぶりの訪問ということになります。当然、どんな施設だったのかはほとんど覚えがないのですが、園内をSLが走っていたことは覚えがありました。そこで、たまたまドライブで蒲郡方面に行ったついでに立ち寄ってみました。

    


      

 ※いずれも許可を得て撮影。※


 愛知こどもの国のこども汽車は広大な園内に敷かれた約1キロの線路を約7分かけて一周しています。軌間は762ミリと鉄道ファンにはうれしいナローゲージで、SLは1974年に製造された協三工業製のB11「まつかぜ」とB12の「しおかぜ」です。残念ながら新製の機関車ですが、製造後30年以上を経てなかなか味わい深い感じが出てきていますね。
 客車も結構本格的な車両で、5両編成が2本存在しています。この日はB11「まつかぜ」でした。遊園地などを走るいわゆる遊覧鉄道としては、愛知こどもの国のSLがパイオニアだそうです。


    

 
 こども汽車は線路設備も本格的で、給水塔やターンテーブル、踏切、出発信号、勾配票、トンネルなども備えられており、鉄道ファンも結構楽しめると思います。また、沿線風景からは三河湾を眺めることができ、なかなか素晴らしい眺めが楽しめます。子どもづれはもちろんのこと、鉄道ファンにもなかなか面白い鉄道ですので、一度休日にでも訪問してみると面白いかもしれませんね。今度の土曜日(11月1日)には後補機付運行を行なうそうです。
 ちなみにこの日はクルマを利用しましたが、公共交通機関を使うなら名鉄蒲郡線こどもの国駅から歩いて15分ほどですので、廃線の噂が絶えない名鉄蒲郡線の乗車も兼ねて訪問するのも良いかと思います。