雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の才能なし俳句「近所の公園にて」

2017-05-17 | 日記
   ◇五月晴れ しろつめ草を 摘む子らも◇

 公園の芝生の中、故意か無意か、しろつめ草の花が蔓延っている。その花を幼児たちが、無心に摘んでいる。子らの心も、五月晴れのようである。

   ◇鳩に餌を 与える子等に みどり風◇

 羽毛、糞塵を巻き上げて逃げる鳩を追う腕白な子。恐る恐る鳩に餌を投げ与えている子。子等に何の罪があろう。要は、親のマナーと健康に対する無関心に問題があるのではないか。親たちはベンチでおしゃべりに夢中。


 南瓜の天婦羅を食べた。後に残った種を、悪戯で空いたプランターに蒔いておいたら、でっかい双葉が芽を吹いた。せめて、大きな尾花だけでも見せてくれないだろうか。そんな願いを持つほど、南瓜の花を見ることがない。そう、あの大きな黄色い尾花だ。過去にも悪戯で植えてみたが、小さいプランターでは、あの奥行きがあり、ぷっくり子房が膨らんだ雌花はつけなかった。

   ◇遠き日や カボチャの花の 首かざり◇

 白いシャツを、花粉だらけにして遊んだこともあった。 








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