雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の日記「がーん」

2017-05-17 | 日記
 「弱り目に祟り目」とは、このことだろうか。きっちりと医者通いをしていても、思わぬ祟り目に出遭う。自分は運命論者ではないと思っていたが、結構運命に操られているのに気がつく。 
 わが血族は、癌で亡くなったものは居ないから、自分もまた「そうであろう」と高を括っていたが、兄に裏切られた。昨年、肺がんで亡くなったのだ。

 自分も、部分MRIを受けて影が出たのだが、さらに「生検」をした結果、「癌告知」となってしまった。
 幸か不幸か、「骨シンチ」と「造影剤スキャン」の結果、転移はないとの事だったが、大概「病気のデパート」であった上に、更にこの告知である。

 昔、「癌告知」は慎重になされた気がするが、今は医者も笑みを浮かべながら「残念でしたが…」と、サラリと伝える。それだけ、治療法が進歩して、完治も夢ではなくなっているのであろう。だが、猫爺の場合は違う。数十年以前に入院40日の手術を受けているのだ。これでは内視鏡手術は出来ないそうである。そのうえ脳梗塞があり、血液をサラサラにする薬は欠かせないとくる。

 可能な治療は、ホルモン療法、そしてコバルト療法で進行を遅らせるくらいなもので、完治などは望めない。とは言え、ここまで長生きしたのであるから、諦めもつくというもの。カネのかかる最新治療とかは避けて、可能な治療を素直に受けて、十返舎一九ではないが、「灰さようなら」と辞世するのも宜しいかも知れないと思う昨今である。

 

 
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