抉られてる

「過去の自分と戦って、傷ついた部分を癒す」
事ができれば、どんなに良いだろう。

この歳になっても、
未だに「家族」って言葉に過剰に
反応してしまうし、
「実家」って言う言い方に
ものすごく違和感を覚える。

未だに、傷口はぱっかりと開いて、
じくじくと血が流れ続けてる。

ゆっくりと血が滲む側で、
かさぶたになりきれず、
膿のようになった部分が
ふとした弾みでゴロリと取れる。

するとそこから、
また血がじわじわと滲み出て
鈍い痛みが倍増する。


冒頭の言葉は、
今朝の新聞にちらっと載っていたもの。

「過去と向き合う」って、
何度もやって来たけど、
心の闇が深くなるだけな気がする・・・。