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共産党:「蟹工船」ブームで1万人新規入党(2008年)/ 戦争のメカニズム(田中優、忌野清志郎)

2012-06-04 | 哀 / 労働問題 

古い記事を持ち出しますが。。 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshikunpat/ より。



共産党:「蟹工船」ブームで1万人新規入党
http://mainichi.jp/select/today/news/20080901k0000m010040000c.html
毎日新聞 2008年8月31日


資本主義社会→資本経由の搾取→格差社会の発達→被搾取民による革命→共産主義社会の到来…
簡単に書いてしまえば、マルクスが、当時(資本主義社会が発達し始めた頃)のイギリス社会を分析し、未来の人間社会の発展形態として予言したのはこのコースだった。

格差の少ない社会の代表みたいな近代日本で、共産党が衰退するのはその意味では当然だったのかもしれないが、ここにきて、「蟹工船」ブームに乗り1万人もの共産党入党者が出現した。(「蟹工船」については、ここhttp://blogs.yahoo.co.jp/yoshikunpat/55951822.htmlでも書いた)


果たして、世界第2の経済大国にまでなった日本で、マルクスの予言したコースが実現するのか否か?実現するなら、人類史上初めてマルクスの予言どおりの国が出現することになる。

資本主義の発達によって格差社会が生まれてきているところまでは日本で出現してきている。さて、これからどうなっていくのか?
消費税率が上げられて、累進税率となっている所得税が税金分野に占める割合が小さくなればなるほど、マルクスの考えた「資本による搾取」は昔のように表に出てくる。マルクスの予言
がとうとう当たるのか?


ちなみに、共産主義と民主主義とを対立概念とみなして共産主義を「悪」とする理屈が嘘であることが、これを機会にみなさんに知れ渡って欲しいと思う。

共産主義に対立する概念は資本主義なのであって、民主主義と共産主義とは共存し得る概念である。
資本主義を大切にしたい人々(たいがいは資本家と資本家にくっついているコバンザメ型の人々)は、すぐに共産主義=反民主主義という理屈を出してくるけれども、それは詭弁だ。



私のみるところでは、共産主義の敵は、伝統的には累進課税制であり、最近それに加えてでてきたのがストックオプションや小額株式投資などによる「資本のおすそ分け」である。日本でこれら2つがなかったならば、共産主義社会はすでに成立していたかもしれない。

累進課税制度は、資本主義が本質的にもつ“搾取”という大問題(富める人はますます富み、貧しい人はますます貧しくなるという問題)に国が介入して緩和し、共産主義革命が起こらないようにする制度であるといってよい。
また、資本を持たない人にもチョッピリ資本のおすそ分けをすることで「無産階級」がなくなれば、共産主義革命がおこらなくなる。

日本共産党が消費税率アップに反対しているのは、その意味では矛盾していることになる。

庶民の味方としての日本共産党は消費税率アップに反対せざるを得ないのだけれども、長い目でみれば、消費税率が上がって「搾取」「格差」がより鮮明になる方が、共産主義革命に近づくということなのである。累進課税についても同じことだ。
消費税率アップを表面的には反対しつつ認め、累進課税に反対すれば、共産党は入党者がどんどん増えて発展するのは間違いないだろう。資本家と共産主義者とはその意味では同じ穴の狢といってよいのでは。





最後の段落の考え方、、理屈としては吾輩もそう考えたりしますが、、

日本共産党は、共産主義にす早く移行するのを目指すのが目的というよりは、目の前の人間の苦難を軽減しながら、
将来的にその社会形態を目指すという、原則人権優先の考え方なので、歴史的効率は悪くなるのだと思います。

 宣伝も極端に?下手ですが。


昨年2011・4月の記事なんですが、こちらもどうぞ ヾ(^・ε・^)
 (なぜか、このブログの中で表示数がトップになっていたので↓)

http://blog.goo.ne.jp/nekogatarobo/e/e583de6a209d49dff1cb9ffef878fd20
 田中優 ブログTV 戦争のメカニズム 未来バンク 太陽光・自然エネルギー発電


 
 忌野清志郎氏も、ライブDVDで話していました。

 「奴ら(政治家や資本家など権力者たち)は、景気が悪くなると、戦争をしたがるんだ」


 彼カバー(日本語歌詞)のジョンレノン「イマジン」が入ってるやつです。

 まぁ、物騒な国枠・愛国主義の右翼思想と、「金」が絡むと、そうなるということで。

 今まさにそうなってますにゃ(前回記事・「まさに売国奴・野田良彦 武器を輸出する国へ大転換」でもご覧ください)。 

 歴史を振り返ったり世界中を大まかに見渡しても、あたりまえのことですにゃ。




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