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カーネーション・戦争への視点 / ららら♪クラシック司会・加羽沢美濃インタビュー 鍵盤は私の絵の具

2012-03-31 | 動画 ・ 文化芸能
  近藤ファンにはおなじみの美濃さん。 N響アワー、ついに終わるんですね・・


  鍵盤は私の絵の具  加羽沢美濃(かばさわみの)ー 作曲家 

    4月1日からの「ららら♪クラシック」司会
 (NHKEテレ、日、午後9:00~もとN響アワー枠)

                    しんぶん赤旗2012年3月25日(日)休憩室より


 3歳で始めたピアノと一心同体の作曲家です。作家の石田衣良さんと、「クラシックって何から始めたらいいの」という初心者向けにその魅力を届けます。

 自身も「敷居が高い」クラシック。「でも、時代も国も超えて愛されてきた音楽の力強さを感じます」

 音作りは幼い頃から。「鍵盤は私の絵の具。この音とこの音の赤と白を混ぜたらどんなピンクの響きになるか。そんな時間が好きで」。

 幼稚園のとき第1次”作曲家になりたい”ブームがきます。 ラフマニノフのピアノ協奏曲に「何を食べたらこんな美しい曲をかけるのか」と思いました。

 その後、「おしん」を見て、ドラマ音楽を作曲したいと思い、チャゲ&飛鳥の曲に憧れ、東京芸術大学大学院在学中にCDデビュー。 以来15年、21枚のCDを出し、映画・ドラマの曲も多数あります。

 NHKFM「名曲リサイタル」(3月終了)の司会を9年務め、出会った演奏家は千人超。 「1曲1曲から人生観まで伝わる感動がありました」   (記事・田村三香子 写真・橋爪拓治)



 朝ドラ『カーネーション』  戦争への視点に胸を打たれた 
                    
                   しんぶん赤旗2012年3月24日(土)読者のページより京都 I・Cさん

 NHKの朝ドラ「カーネーション」。その戦争への視点はこれまでにないものだ。

 主人公・糸子の幼馴染は心を失ったような様子で戦地から戻り、そしてまたまるで死にに行くように出征し、帰らなかった。
 その母親が戦後、日本軍が行ったことをテレビで見て糸子に話す。
 
 「あの子は戦地でひどいことをやられたのではない、やったんや」

 戦後何年たとうと、自分が死を迎えるときまで、戦争で死んだ息子の思いを知ろうとした母親。共に泣くほかない糸子。

 戦争の苦しさだけでなく、加害の歴史まできっちりと描き、どれほど双方の人々を後々まで苦しめるものなのかを見せていて、胸を打たれた。

 色々な戦争を描くドラマがあるが、「カーネーション」ほど、突き放して描くものは初めて。

 今、老いを迎えた糸子の、綺麗事でない生き方にまた学ばせてもらっている。優れた脚本と俳優さんたちの名演、真面目なNHKの姿勢に拍手を送る。

 
 
カーネーションは、思いのほか評判が良かったそうで。最初と最後の数回しか見てませんが。
次の朝ドラは、「梅ちゃん先生」堀北真希ちゃんが主役で戦後の混乱期の話?みたいなので、ちゃんと見てみようかにゃ。
吾輩にとっては、戦争中より戦後の混乱期の方がより、あまり話を聞かなくてイメージ沸かないので。
もちろん加羽沢美濃さん司会のクラシック初心者向けのも。明日にゃ♪

ついでにいうと、このブログでは共産党の知識も初心者向けにいろいろお知らせしております。

 知らにゃいと 後悔かもよ 共産党  知るか知らぬか そこが問題。

 弾圧の 歴史を無駄に するのかにゃ  命を賭けた 活動家たち・・ 


 まずは、「共産党を大きくしたい」というよりは、「声を上げる方法論」としてです。
 まぁ、ある人にとっては、弱者になってみてから知ってみてもいいかもしれませんが。

 
 

安心と希望「共」に「産」み出すーだから私は日本共産党 /橋下維新何するの?ラジオ派遣村の清水ただし

2012-03-30 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
だから私は日本共産党/清水ただしさん/大阪市議。参院選挙区予定候補


 『 清水ただしビデオ (橋下維新の会 何をするの?)  』←youtube もどうぞ。

 
 ま、”ラジオ派遣村”や”叩き売り”で異色・期待の若手、ということで。
  市会議員ではトップ当選したそうですし。共産党ででっせ?ちょっと信じられませんやろ。



 奈良県のこれまた若手県議でフットワークの良い宮本次郎さんの新しい事務所開きにつながりがあったので、新聞の軒先販売を事務所前で行うことや、HPをわかりやすくPRするチラシを作ってほしいし、それも置いといて、というようなことを伝えたら、宮本さんはすぐに動いてくださったそうです。

 よく野菜とかである、無人販売ね。「もってけどろぼー」て書いといてもいいからって感じで。だって、誰も怪しげな??共産党事務所に入っていったりしないでしょ?

どんな小さい事務所でももう少し、掲示物等工夫が必要なところも多いし、チラシの工夫も必要ですにゃ。

 支持者みなさまの宣伝案、がんがん党の幹部に伝え、バンバン要望メールでも出していきましょう。


 吾輩がコンビニみたいな店の経営者なら、赤旗日曜版でも売るんですがにゃ。まぁコンビニに置ける社会なら誰も苦労はしないっすにゃ。
 以前、俳優の瑛太氏の赤旗インタビューを載せたので思いついて赤旗インタビューで検索してみたら、「瑛太くんの記事を読みたくて赤旗に問い合わせてみたら、コンビニ等では取り扱っていないそうなので、お取り寄せにしてもらいました」という書き込みがありました・・・ああ、そうか、、と新鮮でした。。

 あ、日曜版をディスプレイするときは、人気者が出てるときは特に、裏面の「ひと」欄を見せて置いてくださいにゃ。

橋下市長 思想調査アンケートの口実!? 【労組攻撃】材料の捏造問題 

2012-03-30 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
 橋下市長、無責任すぎないか

労組攻撃材料の捏造問題 大阪

  「組合が脅している」と断言 思想調査の口実にも
   しんぶん赤旗2012・3・28


 「大阪維新の会」が大阪市議会で「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していた」と組合攻撃の材料に使った市長選用のリストが26日、捏造(ねつぞう)されたものだったと判明し、「維新」代表としての橋下徹市長の責任が問われています。(藤原直)

 市交通局によると、問題のリストは市のデータをもとに一人の非常勤職員によって捏造されたもの。交通局職員1867人分の氏名や平松邦夫前市長を支援する「知人・友人紹介カード」の回収状況などが記載されていました。その上、「紹介カードを提出しない等の非協力的な組合員がいた場合は、今後不利益になることを本人に伝え(る)」と記すなど組合側が不当な影響力をあからさまに行使したかのように細工されていました。


質問議員擁護

 今回の件で濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)を着せられたのは大阪交通労働組合(大交・連合加盟)。橋下氏はこの問題を市議会で取り上げた「維新」の杉村幸太郎市議について「非常に慎重な言い回しで質問していた」と述べ、「『維新の会』にも杉村議員にもなんの問題もない」(26日)といいはります。

 しかし、事実経過は、とてもそうはいえません。

 もともとリストは2月6日、杉村市議が職員から内部告発を受けたとして公表。新聞各紙は当日の夕刊から「組合が選挙協力強要か」などと大々的に報道しました。

 橋下徹市長も同日のツイッターで「今回のえげつなさは…組合が幹部職員も含めて、従わない場合は不利益を与えると脅していること」と組合攻撃をエスカレートさせていました。

 一方、疑いをかけられた大交が同日中にリストの作成を否定すると、橋下氏は、かつて国会で問題になった「偽メールの様相を呈してきた」ともツイート。いずれにせよ問題だと「徹底調査」を宣言しました。

 このように当初から信ぴょう性が問題になっていたのです。それなのに2月10日には杉村市議が、市議会でも「信ぴょう性は非常に高い」とリストを取り上げ、「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付けるものだ」と市側を追及。市役所や組合側の抱える大問題として騒ぎを大きくしたのです。

 橋下氏が「市の職員による違法ないし不適切と思われる政治活動、組合活動などについて、次々に問題が露呈しています」と、憲法で保障された思想・良心の自由を侵す「思想調査」の実施を表明したのは2月9日。捏造されたリストの問題を利用して、「市長の業務命令として」、「正確な回答がなされない場合には処分の対象となりえる」職員「思想調査」へと踏み切ったのです。

批判に逆ギレ

 橋下氏は27日、「維新」の質問に「裏付けが足りなかった」との批判が出ていることについて、「メディアだって裏付けをとらずに報道していたじゃないか」と報道陣に逆ギレ。市の調査によって「僕は、組合の濡れ衣を晴らした」と開き直りました。

 橋下氏が、当初から「(リストは)ちょっと危ないな」と思っていたというのなら、なぜ杉村市議の質問を「問題ない」というのか、無責任にすぎるといわざるを得ません。
(赤旗日刊紙2012・3・28)

大阪維新の会・杉村幸太郎アメーバブログ
http://ameblo.jp/osakaishin/


  どうみても、橋下側が非常勤職員を買収したか、そういう職員を採用して作らせたとしか思えませんにゃ。ここはなんでもありですからにゃ

やなわらばー 空をこえて 海をこえて  と話題の卒園ソング

2012-03-30 | 女性VOCAL
やなわらばー 空をこえて 海をこえて



 ふとTBSの「はなまるマーケット」をつけると、本庄まなみの気になる金曜日(最終回)コーナーでルンヒャンという人が作った卒園ソングが紹介されまして。

 検索してみましたら、やなわらばーも話題の卒園ソングがあるらしく。消されててyoutubeで聞けませんでしたが、「ぷれぜんと」という曲。

 このお二人声が美しいですにゃ。
「の」などの発音での沖縄のこぶしっぽいのもきれいだし。

 吾輩のときは、卒園ソングは「思い出のアルバム」でしたかにゃ?
 何曲か歌った気がするけど。

 いーつのーことーだかー おもいだしてごーらんー 
 あんなことー こんなこーとー  ←ドラえもんみたいにゃ

 吾輩はなぜだか、卒園式から帰る用意をするときに自分のロッカーに泣いてすがりつきなでなでして離れなかったそうです。あとから、親には「珍しい子ですね」と伝えられたそうで。
 なんとなく覚えておりますが・・←友だちや先生じゃなくロッカーかい いや、仲良かった子が神戸に引っ越すこともあり園内で名残惜しんだりもしましたが。

 
 あ、『 ルンヒャンさん・さくらびより 』もやさしくていいですね。

     ↑youtube検索してどうぞ~♪

東野純直ー懐メロ 君は僕の勇気 【PV-歌詞付】僕らのSomeday 【歌詞付】

2012-03-29 | VOCAL
東野純直 君は僕の勇気 【PV-album ver, CD音源 歌詞付】



 時が僕たちの心に 言葉では切れない橋をかけるよ


 だから今がすべてじゃないと・・

ちょっとだけWANDSのもっと君を強く抱きしめたなら?なんちゃらとかいう歌を思い出す。のキーも同じだからにゃ。

 この方知りませんでしたが、純粋ですにゃ。



『 東野純直 僕らのSomeday 【歌詞付-CD音源】 』

広い世界中の同じこの星空
笑顔で見上げるのはわずかな人

争うことの意味少しずれてる時代
信じることもせずにらみ合ってる

手をつなぐ日がやってくる
新しい命に愛を残してゆこう


世界みんなで夜空眺めよう
やさしくなりたい すべての人に
PEACE OF LOVE 永遠の星のように


きゃりーぱみゅぱみゅとかああいうキカイで作ったような曲より今っぽいですにゃ。

まぁメロディーが今っぽいかは知りませんがにゃ。


 

倉本聡、ジャーナリスト鎌田慧 さようなら原発1千万人アクションin北海道

2012-03-29 | 動画 ・ 文化芸能
  新婦人しんぶん 2012年3月22日号(毎週木曜日発行)より


 倉本聡さん(呼びかけ人のひとり) 「岡山に疎開していた11歳のとき、隣の広島に原爆が落ちた」

 湯川秀樹氏らが「原子兵器は悪である」と宣言したにもかかわらず、「核抑止力」の言葉や、東西の冷戦問題でうやむやにされ、「原子力の平和利用」という美名に騙され続けてきた。

 太陽の核融合反応をヒントに原子力を作り出したが、コントロールする能力も未知数、廃棄物の処理の方法も全くわからないまま見切り発車してしまったものだ。

 ”昔、アイヌはその年に自然が作ってくれる利子の一部だけで暮らしていた。しかし、日本人は最近、自然という元金に手をつけている。元金に手をつけたら利子はどんどん少なくなることにこれだけ経済観念の発達した日本人がなぜ気づかないんだろう”
 とのアイヌ民族の萱野茂さんの言葉を紹介。

 人間が要求しているものは1980年には地球の再生能力を超えいまや地球が1・5個必要になっている。

 仮に1972年時点まで戻ったとすると、今日本人の使っているエネルギーの5分の2で済む。これは世界各国のエネルギー消費量の平均値でもある。

 70年代の高校生の就寝時間は9時くらいだったものが今は12時を超え、父親の帰宅は、ストックホルムでは平均5時だが日本では8時になっても帰ってこない。それを会社は7時から始めて4時に終わり、みんなでご飯を食べて8時ごろには寝る。酒を飲みたければロウソクの明かりでと太陽にあわせた暮らしに戻せば相当エネルギー消費を減らすことができる。

 「グローバル資本主義経済が王様になり、景気に振り回されて暮らしているうちは、原発はなくならない。ぼくは、『さようなら原発』というときに、自分の生活縮小への覚悟をこめて言いたい」



 「金、金、金」の汚い存在
 
    大江健三郎氏らとともにアクションを呼びかけた 鎌田慧(さとし)さん(ジャーナリスト)
 


 「どうして北海道に原発があるんだろう。こんなに森が深くて雄大な川があって、海があって結構風も強くていろんな自然のエネルギーがあるのに。北海道には原発は似合わない」

 原発のある地域を回っていろんな人と話してきたが原発のエネルギーは”金”。
 中曽根元首相が1954年に初めて原子力予算をつくったときに、”もたもたしている学者のほっぺたを札束でたたいてやる”と語ったことを紹介。

 買収、交付金・・・。電源三法交付金で税金をどんどん注ぎ込み、資源エネルギー庁は”130万キロの原発で10年間で480億円、稼動すると500億円(10年で)入ります”と宣伝している。


 「残念ながら私の故郷の青森県にはあらゆる原発に関する施設があります。東北に巨大な鉄塔を造り長大な電線を引っ張って東京に電気を運んでくるという無駄なことをやっている」

 「一方、日本に54基ある原発のうち今2基しか稼動していないが電気に何の不自由もしていない。原発とはなんだったのか・・・。メーカーとゼネコンと学者、政治家と天下り、マスコミが広告費をもらうという”金”だけの構造です。

 1千万人の署名を集め、政府が新しい政策を決めるといっている8月までに力を集めて腹を決めさせる。7月16日には東京・代々木公園で10万人集会を開き、もう原発から手をひけと迫ります。
 市民一人ひとりがこういう社会から脱したいとの思いをこめて頑張りましょう」(文要約)

重松清「その日のまえに」を撮った大林宣彦監督 インタビュー「富と無縁でも」「70歳の新人宣言」

2012-03-28 | 各界インタビュー(新聞赤旗等より)
  
    映画作家 大林宣彦  70歳の新人宣言

       「富と無縁でも 平和に連なる作品が撮りたいな」 



               しんぶん赤旗日曜版2008年11月9日号より


 映画「その日のまえに」は、自分のデザイン事務所を持つ売れっ子のイラストレーター(南原清隆)が、余命宣告をされた妻(永作博美)と、「その日」(死ぬ日)の最期のときを迎えるまで懸命に生きる姿を描きます。
 人気作家、重松清さんの同名の連作短編集をもとにしています。

 妻でありプロデューサーである恭子さんからこの本を手渡され一読したとき、大林さんは、大泣きしてしまったといいます。

 「映画にすべき本に出会った、恋人に会ったような感動でした。僕は、映像になりやすい本には関心がない。本も映画も想像力で読んだり見たりするものですから。自分なりに登場人物の心を読み解き、一つの色を選んで表現してコミュニケーションが成り立つか、見てくださる皆さんと対話してみたい、と珍しく動き出してしまいました」

 手紙たずさえ

 あまたの希望者の中から映画化の権利を獲得。原作者の心をとらえたのは、大林さんの若々しい心でした。
 お互いの事務所が近いと知り、映画化のお願いの手紙を投函せず、わざわざ持って行ったのです。

 「その時、封書に切手はいらないから、こどもみたいに手書きで切手の形を記しておいた。そんなこともあって重松さんは、僕を『向日性』の人間だと思い、原作を預けます、と。

 もともと泣きの涙の難病ものを描くつもりはありません。悲しいだけではなく、よく生きたと胸を張って誇らしく踏み出すのが死の世界。それを泣きの涙の商売にするのは罪深い。
 自分が70歳になって初めて送られていく側の気持ちも見えてきたんですね。40代の作家が書いた物語を、彼の父親の世代の者が映画にして化学変化を起こしたかな、と思いますよ」

 映画は、主人公たちの現実世界に、過去の世界や、現実にはありえないことを織り込んで描くユニークな描き方。イメージの自由なはばたきが魅力です。

 「現実にはあり得ないとわかっていても、こんな場面があったらいいなと誰もが思うシーンを入れたりしました。”うそから出たまこと”です。 プロの作り手としては踏み込んではいけないところに踏み込んだかもしれない。妙なおびえと至福感が一緒にある。生まれて初めての映画体験でした」


 1938年生まれ。終戦を迎えたのは国民学校2年のときでした。周りの少し上の若者たちは戦場に行き、たちまち遺骨になって戻ってくるという日常の中で育ちました。

 1月に古希を迎えた自分を「70歳の新人」と言います。60台に長野県の無言館を訪ね、衝撃を受けたことによります。

 「恋人を描き、妻を描き、親を描き、古里を描いている戦没画学生の絵が、私に迫ってきたのです。戦没学徒の遺稿もそうです。私よりほんの少し上の彼らが、24,25歳で完結させられてしまった表現にまさるようなものを、自分は作ってはいない。これで生きていたといえるのか、と」


 「僕たちは平和な時代を生きたつもりが実は平和ではなかった、どこで間違ったのか、しっかり確かめる必要があるのです」

 大林さんは、そうした思いを、映画人九条の会の会へのメッセージにたびたび表明。
 同会への入会に際しては、「私達が未来を生きる子どもたちに残すべき遺産は、平和を手繰り寄せる知恵と努力こそであります」と寄せています。


 スターウォーズより、スターピース

 10月に『ぼくの映画人生』(実業之日本社)を刊行。出身地・尾道を舞台にして話題を呼んだ「転校生」(82年)に、高度経済成長への異議を込めたといった自身の歩みとともに、「映画作家」とは?の自問への答えを記しています。

 「どうやれば上手な映画を作れるかよりも、どうすれば『イマジン』が歌える世界になるか、50年後に子どもが映画を観ていられる日本を、映画がどうやってつくるか、こうしたことを考えていくこと」と。

 「9・11の同時多発テロが起きたとき、ビルに飛行機が突っ込む場面は、明らかにテロリストが映画から盗んだ映像だ、と世界中の映画人が思ったはずです。戦争を描く『スターウォーズ』ではなく平和を願う『スターピース』を作っていたら、あんな映像になるテロは起きなかった、という反省もしたはず。面白い『スターウォーズ』にはお客が入って商売になるし、地味な『スターピース』はもうからない。でも僕は、富や名誉には縁が無くとも『スターピース』に連なるものを撮りたいな、と思います」

                  児玉由紀恵記者  撮影・片桐資喜記者

 おおばやし・のぶひこ 
 広島県生まれ。CMや個人映画で活躍し、77年、「HOUSE/ハウス」で劇場映画に進出。
 尾道3部作の「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」、新尾道3部作のほか、
 「北京的西瓜」 「青春デンデケデケデケ」(芸術選奨文部大臣賞)、「なごり雪」 「理由」など。
 「日々世は好日」(日本文芸大賞特別賞)など著書多数


   

思想差別に勝った 【石播】ついに反省 (石川島播磨重工業が日本共産党員いじめ)

2012-03-26 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
 思想差別に勝った 森啓二さん(58)
                             

 思想・信条を理由に賃金・昇格で差別したり、運動会や忘年会からも排除

   
   ーーこんなことが造船・重機械の大手メーカー、石川島播磨重工業(石播)で40年間も続きました。

 会社は、差別した日本共産党員らに「反省の意」をしめし、和解と再発防止の協定に調印(2007年1月19日)しました。

 大企業に思想差別を「反省」させた、画期的な出来事です。 

                  (赤旗日曜版2007・1・28より記事抜粋)

 小・中学校時代は、弁当も持っていけなかった極貧の家庭に育ちました。
 学びながら賃金が支払われる(石播)設立の石川島工業高校へ1963年入学。4年後、鋳鋼向上に配属されました。

 「 ”鋳物師”と呼ばれ、職人魂にあふれ、仕事に誇りを持った労働者たちがいました 」
 
 石播は、世界一の造船建造量(68年)を誇る一方で、労働者の死亡事故が続出(66年に33人)。
 劣悪な職場
でした。


 当時、労働組合は、春闘の定額回答に43時間ストライキ(68年)で闘っていました。
 多くの共産党員が労組の役員として奮闘していました。

 石播は、会社言いなりの労組に変質させようとインフォーマル(秘密)組織を育成していました。
 
 そんな時、森さんの真剣な仕事ぶりを見た鋳物師たちは、労組の支部委員に立候補するよう説得しました。

 「みんなの役に立てばという軽い気持ちでしたが、70%の得票で、会社派候補に圧勝しました」


 あわてた会社は、1年間の支部委員の任期が切れると、森さんを現場から事務部門の品質管理部へ配転しました。

 「労組活動の中で労働者のために献身的に活動する共産党の存在を知りました。
 出世して母を楽にしてやりたい、という思いもあって悩みました。しかし、仲間の権利を守っていくにはこの道しかない。
 そう決心して69年に入党したんです」


 その時期から共産党員らへの組織的な差別が始まりました。
 釣りに行くと、「赤い魚を釣ってくるのか」とののしり、香典を出すと「赤い連中からもらっても遺族は喜ばない」とたたきつける・・・。

 森さんの場合はー
 「昼休みにみんながバレーボールをしているのを見て、『入れてほしい』というと、さーっと解散してしまう。お花見、歓送迎会・・・すべて呼ばれませんでした」

 忘れられないのが会社の運動会。
 4歳の長女をつれて参加しましたが、競技に出ることも許されず、弁当やジュースももらえませんでした。
 「子ども心にも異様なものを感じたんでしょうね。『帰ろう』というんです。 ある労働者がそっとジュースや菓子をくれました。その心づかいがうれしかった」

 仕事も、図面の整理や検査記録のコピーなど補助的なものしか与えられませんでした

 「鋳物師から教えられた労働者への誇りは忘れませんでした。 どんな部署でも精一杯、真面目に働いてきたつもりです」

 独学で英文タイプの練習もしました。職場では、「森ちゃんに仕事を頼もう」とひそかにささやかれ、労働者の信頼を集めてきました。

 86年、石播は7千人「合理化」計画をたて退職を強要しましたが、森さんは屈しませんでした。閉鎖が決まっていた部署へ配転され、仕事は品物の保管と掃除だけ。 追い打ちをかけるように関連会社への出向命令。 本社物流システム事業部の片隅に配属されました。
 正社員が設計しているフロアの一角に設計請負会社の机が数個あり、その机の一つで図面の受付や管理をする・・・。


 
  たたかってこそ

 思想・信条の自由を保障する憲法に違反して共産党員というだけで不当な差別をするーー。

 労働委員会への申告や裁判所への提訴を始め、職場内外で労働者のたたかいが広がりました。

 そのなかで石播が、共産党員をゼロにするという『ZC(ゼロ・コミュニスト)計画管理名簿』や、共産党員を定年まで最低の身分に据え置くという「個別管理計画」を作っていた極秘資料が明らかに。

 表向きは差別を否定する石播を窮地に陥れる資料で、会社は今回の和解に追い込まれました。

 妻の和子さん(中学教師)はいいます。
 「夫はいつも言っていました。『差別する人、黙っている人、本心じゃない。みんな良心を痛めている。誠実に対応すれば心は通じる。僕はみんなを信じている』と」

 森さんは、今年4月、出向を解かれ、石播に戻ることになりました。
 「これからは職場の仲間と当たり前の人間関係をつくれるようになるのです。うれしいですね」おだやかな表情がほころびます。
 権利報告集会で、「いい人生だったと胸張っていえる」と語る仲間たち。

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 橋下市長が国政で大勝したら、『日本共産党員削減のための企業・自治体アンケート』とか言い出しそうですにゃ・・・
 それとも、興味を持たれそうな騒ぎ方はやめとくかにゃ。 

 




 

かっこいい審判 / 消費税増税 世代対立あおる脅し 極端な数字

2012-03-23 | その他の政治経済
かっこいい審判


 『 「ええ声~」の球審  』youtube ←これってアウトなん? 4秒目、守備妨害?


  これは、完全にアウト。↓↓ 


 世代対立あおる脅し

 野田政権は、「50年前には9人の若者が1人のお年寄りを支える『胴上げ』型社会だったのが、いまは3人で1人を支える『騎馬戦』型になり、いずれ1人が1人を支える『肩車』の時代になる」「このままでは、将来世代は高齢者を支える負担に耐えられない」と、消費税を増税しながら社会保障を改悪する「一体改革」の宣伝に躍起となっています。

しかしこれは、世代間対立と不安を煽り、国民に消費税増税をのませるためのごまかしです。


極端な数字

 働く世代は、高齢者だけでなく子どもも扶養しています。生産年齢人口(20~64歳)に対して未成年と高齢者(20歳未満と65歳以上)を合わせた人口(従属人口)を比べると、1960年には現役世代1.2人で1人を扶養、2010年では1.4人で1人を扶養しており、それほど変わっていません。
子どもより高齢者の方が医療費などかかるとしても、政府のいうような「9人で1人を支えていたのが、1人で1人を支えることになる」ほどの極端な変化ではありません。

経済力が要

 高齢者などを支える上で問題なのが人口比ではなく経済力です。経済力を表す国内総生産(GDP)に対する社会保障費の比率は日本は21.1%(2009年度)。これをイギリス並みの28.2%にするならあと34兆円、ドイツ並み(30.1%)なら43兆円、フランス並み(31.6%)なら50兆円、社会保障給付を増やしても支える経済力はあるということになります。問題は、これを誰が負担するかです。

最悪の選択

 だれもが、失業や病気のリスクを抱え、やがて年を取ります。それらや、次世代を育てる子育て・教育を社会全体で支えるのは当然です。その仕組みがあってこそ働く世代も安心感をもてます。

 将来にわたって社会全体で支えていくには、支え手である現役世代や日本の経済を豊かにする政策こそが必要です。 ところが、消費税増税と社会保障切り捨ての「一体改革」は、暮らしを壊し、日本の経済に破壊的打撃を与え、支え手を弱らせる最悪の道です。とりわけ、非正規雇用が多く所得の低い若者や女性を直撃します。

大企業除外

 「一体改革」の議論で政府は、「国民相互で負担を分かち合う」とか「負担の最適化」などといい、国民のなかで世代間を対立させ、年金削減などをしようとしています。しかし、その議論では、大企業が視野から外されています。

 社会保障切り捨てと消費税増税で国民に年間20兆円もの負担を課す一方で、法人税を減税して大企業の負担は減らします。

 消費税の増税では、国民や中小企業が重い負担を被るのに対し、商品価格に転嫁できる大企業は1円も負担しません。
社会保障の財源を消費税で賄おうという「一体改革」は、大企業の負担を減らし、その分を国民に被せるものです。


体力は十分

 「みんなで負担を分かち合う」というなら、担う力に応じた負担を求めるべきです。大企業への新たな減税をやめ、大企業と富裕層への優遇税制を改めて、応分の負担を課すことこそが、真の「負担の最適化」です。

 大企業や富裕層は、この間の優遇税制で巨大な内部留保を抱えるなど、“体力十分”。しかもこの間、リストラ・賃下げ、非正規社員化が進められるなかで、社会保険の事業主負担は01年度の28.6兆円から09年度の26.1兆円に2.5兆円も減っています。

 大企業・富裕層の応分の負担によって、△社会保障を拡充し安心して子どもを産み育てられる環境をつくる △非正規雇用や長時間労働をなくし賃金を引き上げて、国民の所得を増やすとともに、経済を健全な成長軌道にのせる―その道でこそ、将来の支え手の力をつけることになります。

財界が主張

 野田政権の「肩車」型社会論は財界の主張の引き写しです。日本経団連は、日本の社会保障制度は「多くの現役世代が少ない高齢者を支えることを前提」にしてきたが、「現役世代が急激に減少している」として「現役世代の負担に過度に依存した社会保障制度」の見直しを要求してきました。(「経団連成長戦略2011」)

 自分たちの負担を減らしたいだけの財界の言うまま国民に20兆円もの負担を課す「一体改革」は中止し、大企業も含めて、負担能力に応じて社会保障を支えることが必要です。




有期雇用使い捨ての改定法案要綱 労政審が「妥当」と答申

 厚生労働省の労働政策審議会(諏訪康雄会長)は16日、労働契約法を一部改定する法案要綱について「おおむね妥当」と小宮山洋子厚労相に答申しました。2月末に諮問された要綱案は、「使い捨てを温存するもの」というきびしい批判が出ていましたが、結局、修正されず、労使双方の委員が原案のまま了承しました。改定法案は今国会中に提出される見通しです。

 要綱は、通算の有期契約期間が5年を超えた場合、労働者の申し出によって期間の定めのない契約に転換する制度を創設しています。しかし、5年の上限期間手前での脱法的な雇い止めを防ぐ手立てがなく、契約と契約の間に6ヵ月の空白期間(クーリング)をおけば、契約期間は通算されないという抜け穴がある内容になっています。

 有期労働契約については、全労連や法曹界などが「臨時・一時的業務に限定する」という「入り口」規制が重要だとする意見を出していました。しかし労働政策審議会が昨年末に厚労相に提出した建議は、経営者側の猛反発に屈して導入を回避。全労連などは、使い捨ての働き方を温存するものだと批判し、抜本的な規制を求めていました。

 2月末の労政審労働条件分科会で1回目の議論をしたあと、今月5日の会議で答申する予定でしたが、異論が出て延期されていたものの、修正されませんでした。
(赤旗日刊紙2012・3・17)

橋下市長 ナベツネに「ヒトラー」と言われ / 【秘密保全法案】内部告発も取材も市民活動もできない!? 

2012-03-23 | その他の政治経済




 秘密保全法案―その危険な仕組み


 政府が国会への提出を狙う「秘密保全法案」に各界から危惧する声が強まっています。法案の詳細は明らかではありませんが、政府の有識者会議がまとめた報告書からは、国民の知る権利を奪う危険な仕組みが見えてきました。


不都合な情報隠す恐れ

 政府や行政機関が持つ「秘密」の漏洩を罰で禁止する法案です。

 政府の検討案では、「秘密」を漏らすと「10年以下の懲役、罰金刑」となっており、国家公務員法の「懲役1年以下または50万円以下の罰金」と比べても、厳罰化は明らかです。また「秘密保全法案」にともなって、政府は懲役5年以下と定めていた自衛隊法の防衛秘密の漏洩も「10年以下」に引き上げるとしています。

 どんなことが「秘密」になるのでしょう。報告書では、①国の安全 ②外交 ③公共の安全と秩序の維持に関する情報―の3分野を「特別秘密」と呼んでいますが、範囲は広く曖昧です。

 しかも、どの情報を「特別秘密」にするか決めるのは、情報を持つ政府や行政機関側です。政府にとって不都合な情報が隠される恐れがあります。

 例えば、原子力発電所や在日米軍基地に関わる情報や、環太平洋連携協定(TPP)でどんな交渉をやっているかなど、国民が当然知りたいと思う情報が隠されることが予想されます。


内部告発や取材も対象

 「特別秘密」になるのは、国の行政機関が持つ情報にとどまりません。独立行政法人や地方自治体、さらには行政から委託を受けた企業や大学が持つ情報も「特別秘密」の対象です。本人が知らないうちに「特別秘密」に関わりかねません。

 この「秘密」に関わる人が故意に情報を流すだけでなく、例えばデータが入ったパソコンが盗まれ、「特別秘密」が第三者に流れても処罰の対象です。組織の不正や法律違反を内部告発した場合であっても、そこに「特別秘密」があれば「犯罪」となります。

 情報を持つ側だけでなく、新聞記者や市民が取材や調査することも「特定取得行為」として処罰されます。
 例えば、新聞記者が取材したものの「特別秘密」を入手できなかった場合でも「未遂」として罰せられることになっています。
 また、市民団体が「市民生活に関わる重大な情報だ」と関係者にビラで情報提供を呼びかける行為も「教唆」「扇動」として処罰の対象となっています。ビラを数人でつくったことが「共謀」として、犯罪扱いされる恐るべきものです。


「適性評価」で人権侵害

 有識者会議では、「適性評価制度」の導入を求めています。
 この制度は、「特別秘密」を扱うのに“適切”な人物か“不適切”か、判断するものです。

 同制度では、対象者の経歴や飲酒、借金などの情報、さらに家族や友人など身近な人物についても調べることになっています。さらに「わが国の不利益となる行動をしないこと」などが評価のポイントとなっています。

 適性評価制度は、プライバシーの保護や差別的取扱いの禁止に抵触し、人権侵害の危険が大きい制度です。
 導入されれば、行政機関のみならず委託先の企業や大学関係者とその家族や知人など、広範に監視対象とされてしまいます。

 日弁連は、昨年11月に発表した意見書で「知る権利が侵害されるなど、憲法上の諸原理と正面から衝突するもの」と反対の声を上げています。日本新聞協会も反対声明を発表しています。
 そうした声に押され、藤村修官房長官は19日、「(今国会への)提出についてはっきり決めているわけではない」と述べています。


米との軍事協力強化狙う

 秘密保全法案の真の狙いは、日米の安全保障・防衛協力の強化にあります。2007年に日米両政府が結んだ「秘密軍事情報の保護のための秘密保持の措置に関する協定」では、秘密軍事情報にアクセスできる資格者の登録簿を保持することが求められています。
 日弁連も同法案の問題点をまとめたパンフレットを作成し、こうした背景を指摘。「日本の主権者は、日本国民?それとも米政府?」と批判しています。

反対の声広げたい 憲法会議代表幹事の吉田健一弁護士の話

 原発のことやTPP(環太平洋連携協定)の秘密交渉、米軍基地など、国民に知らせるべき情報が多くある中、それを秘密にして隠そうとする狙いは明らかです。
 「秘密保全法案」は、「公共の安全に関わる情報」も秘密の対象とし、広範な国民を処罰の対象とする、1985年に国会に提出され、国民やマスメディアの大きな批判を受け、断念に追い込んだ「国家機密法」よりさらに危険なものとなっています。
 大阪市の「思想調査」を法制度として公認するような「適性評価制度」は、国家機密法にもありませんでした。
 IHI(旧石川島播磨重工)などでたたかう労働組合員の差別事件のなかでも明らかにされたように軍事産業では、労働者がすでに選別され、排除され、人権侵害が横行してきました。それを「保全法案」は公然と認めたうえ広く波及させることになります。例えば、原発に批判的な大学教員が研究から排除されるようなことが、どこでも横行することになるでしょう。
 法案の背景には、アメリカと財界の要求があります。この制度の狙いを多くの人に伝え、反対の声を広げていくことが求められます。
(赤旗日刊紙2012・3・21)



同じ穴の狢 橋下徹vs渡辺恒雄


橋下大阪市長の「君が代」強制

テレビ番組 視聴者から意見・疑問集中


 橋下徹大阪市長は20日、読売テレビ「かんさい情報ネットten!」に出演し、発言しました。

 視聴者からの意見・疑問が集中したのが、橋下氏らが条例までつくって教職員の「君が代」起立斉唱を強制してきた問題です。
 「起立斉唱をさせて」との声も紹介されましたが、「強制は残念」「国旗・国歌が国会で定められたさい義務や強制ではないと明確にされたはずだ」との批判が寄せられました。


 橋下氏は「『君が代』を歌いなさいというルールが決められた以上、起立して歌うのは当たり前だ」などと発言。

コメンテーターの若一光司さん(作家)は「教員がルールを守るのは当然だが、『君が代』問題は一般の服務規定とは違う。戦争や、戦前の権力と一体化していた歴史的経緯があり、長年憲法議論が続いている」と強制を批判しました。

 橋下氏は「公務員は特権階級ではない。嫌だったら辞めればいい」と発言。

視聴者からは「先生方は先生だからこそ『君が代』を歌いたくないのですよね。橋下さんも歌詞の意味はご存じのはず。本当の改革者なら、世界平和を願う国歌に変えるためにパワーを使ってください」とのメールが寄せられました。


橋下大阪市長 「ヒトラー」と言われ、反論するが・・・。

 橋下徹大阪市長は19日、自身の政治手法についてナチス・ドイツのヒトラーを想起させると相次いで批判されたことに対し、「時代も世の中の仕組みも全然違う」と反論しました。

 批判者の一人は、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長。渡辺氏は『文芸春秋』4月号で、 「選挙では国民に大きな方向性を示して訴える。ある種の白紙委任なんですよ」という橋下氏の発言を引用して、「この発言から、私が想起するのは、アドルフ・ヒトラーである」と批判しています。

 渡辺氏は「ヒトラーは、首相になった途端『全権委任法』を成立させ、これがファシズムの元凶となった」と指摘。自民党の谷垣禎一総裁も、京都府内の講演で「大阪維新の会」の躍進を戦前のファシズム台頭になぞらえたと報じられています。

 これに対する橋下氏のコメントが冒頭の「状況が違う」の一言。肝心の白紙委任についての批判には答えていません。逆にインターネット上のツイッターで同氏は、「政治家は大きな方向性、価値観を示し、それが(選挙で)支持されたのであればその範囲である種の白紙委任となる」「その大きな方向性、価値観が、今まとめている維新八策である。個別の政策は、維新八策の範囲内で展開していく」と開き直ったコメントを繰り返しています。


 この白紙委任論で、議会と民主政治を根底から否定してきたのが橋下氏です。まともな議論もなく、定数削減条例や「君が代」強制条例を強行したのがその表れです。

 「何を話し合うことがあるのか」「そもそも議論がいらない」と言い放ち、行き着いた先が、首長言いなりの教育・職員をつくる教育・職員基本条例案であり、人権無視の市職員に対する「思想調査」です。これを「独裁」といわずになんというのかという問題です。

 「維新八策」では、この大阪での独裁的やり方を全国に広げることを柱にしています。橋下氏が「渡辺氏の方が・・・堂々たる独裁」などと切り替えしてみても、その独裁の実態を覆い隠すことはできません。
(赤旗日刊紙2012・3・21)

桜坂 福山雅治 / 槇原敬之「軒下のモンスター」

2012-03-18 | VOCAL
桜坂【PV】 福山雅治



よく流れ過ぎてあまりちゃんと聴いてなかったですが、味わってみると素直にいい曲でしたわ。

 福山さんの曲他にもいいのありますか?
 ってファンに聞いたらあるんでしょうにゃ。

 90年代のヒット曲は聞き覚えあるし、ドラちゃん映画に使われる新曲や最近の「家族になろうよ」とかは知ってますが。


 それはそうと、槇原敬之さんの「軒下のモンスター」はちょっと衝撃でした。
 思い切って歌にしたのかにゃ??でも良いことなんじゃないかと。同じ気持ちでの実感は沸かないながらも、叶わないとか自信がなくて堂々とできないという苦しさは、大多数の人分かるよね。