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橋下氏私設秘書 府と業界団体“仲介” 暴力団資金源?府政私物化橋下前知事の説明責任

2011-11-14 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
 橋下氏私設秘書 府と業界団体“仲介”

パー券あっせん者企業が加盟


共産党府議団調べ
    しんぶん赤旗11月13日

 同協会は「大阪府建設協会」を前身とする団体。府に働きかけたのは前知事私設秘書の奥下剛光氏です。

 大阪府のホームページによると奥下氏は、2009年3月18日に当時の秘書課長を通じ、同協会の「府の応接窓口の整理について相談」しています。これを受けて翌19日に同協会から「中小零細企業の実情を府に伝えたい」との申し出があり、府の人権室が面談し、対応窓口を整理することになったとしています。
 
 党府議団の問い合わせに人権室は、「契約局、都市整備部、住宅まちづくり部と合同で応接するよう調整したが、応接は実現しなかった」と回答しました。

受注会社が

 同協会の会員名簿によると、同協会には、橋下徹後援会の政治資金パーティー(08年6月)のパーティー券180万円分をあっせんした橋下氏の友人が役員で、6億円を超える府公共事業を受注したことが明らかになっている喜捨建設(本社・大阪市東淀川区)が所属。同社関係者が協会の副会長を務めていました。

 さらに同パーティー券156万円分をあっせんした男性が役員の別の建設会社(本社・東淀川区)も同協会会員です。同社は受注の大半が大阪市発注事業という、公共工事と密接に関わる企業です。


府政私物化

 私設秘書の働きかけについて宮原威党府議団長は「解放同盟と一体で、会員の一部は暴力団の資金源の一つといわれる建設業者の団体の会員である2社関係者にパーティー券の販売をさせ、その団体と大阪府の窓口を公式につくるよう働きかけたことは、府の公共事業受注のためであり、知事の府政私物化ともいえます。解放同盟との癒着をうかがわせるもので重大」と指摘しています。

 同協会は会長が09年10月、虚偽の建設業許可申請書を府に提出したとして建設業法違反容疑で逮捕されたため、10年5月に解散しました。その後、大阪人権建設協会に改組され、現在も解放同盟が買い取った大阪市港区の8階建てビルのワンフロアに事務所を置いています。


橋下前知事の説明責任

 激烈な言葉で相手を攻撃することは得意でも自分の都合の悪いことには口をつぐむという人がよくいます。大阪府知事を辞任して大阪市長選に立候補する橋下徹氏もそんな一人かもしれません。

○・・同氏はネットのツイッター上で、「共産党が、僕の政治資金(収支)報告書を見て色々と難癖をつけてくる。今頃やらなくても、府議会でやればよかったのに」といっています。どうやら、本紙が5日付で「橋下前知事パー券あっせん者の会社 6億円超の府事業受注」と報じたことが、かんにさわったようです。

○・・橋下氏の後援会が2008年に開いた政治資金パーティーで、180万円分のパーティー券購入をあっせんしていた橋下氏の友人が経営する建設会社が、あっせん後に計6億8000万円の府発注工事を受注していたという問題です。日本共産党府議団が、公開質問状を出したように、橋下氏には説明責任があります。

○・・知事就任直後の府議会で共産党府議の質問に、「企業や団体、府に利害関係があるかどうかにかかわらず、(献金を)一切受けない」と答弁していた橋下氏。その後、府発注工事を受注している建設会社の役員でもある橋下氏のおじが08年のパーティーで100万円分のパー券を購入していたことが発覚。09年末の府議会で党府議に追及されると「おじに仕事を変えろというわけにもいきません」と泣き言。府議会で説明してこなかったのは橋下氏自身です。



2011年11月15日(火)

きょうの潮流

大阪のシンボルというと、思い浮かぶ一つが大阪城天守閣。天下統一をした豊臣秀吉が築城した天守閣は、1615年の大坂夏の陣で徳川家康に攻められ炎上。江戸時代に再建されたものの、またしても落雷で燃失しました

▼現存しているのは、戦前の1931年に再建した3代目です。大阪城公園には「天守閣復興80周年」の大横断幕が掲げられ、府民や全国からの観光客でにぎわっています

▼天守閣前に置かれたパンフレットを読むと、ちょっと意外ですが再建費用は、市民の募金でまかなわれたとあります。当時の大阪市長が復興を提案。市民から短期間で寄付が集まったそうです。太平洋戦争へ向かう暗い時代、明るく景気のいい話題を求めた浪速っ子の心意気では、と想像します


▼天守閣の展望台からも間近に見える大阪府庁に最近まで君臨したのが橋下徹前知事。「独裁をやる」と公言してはばからない橋下氏は、そのための足がかりとして大阪市長選に立候補しました

▼「大阪都構想」などと、目新しそうに振る舞っていますが、中身は古くて怖い。大阪市の権限と財源を奪い、橋下氏に一手に集中させることを狙う、まさに「大阪まるごと乗っ取り」の構想なのです
▼その邪魔となる住民、子ども本位の真面目な府職員や教職員を強権的に統制・排除しようと狙っているのが「職員基本条例案」、「教育基本条例案」です。大阪を私物化して、やりたい放題しようという独裁者に“天下統一”をさせるわけにはいきません。
 


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