桜に似た花

我が家の庭だけでなく、ご近所の庭先も、どこかに出かけても、あちこち花でいっぱい、目にも美しい春ですね。

桜は少しづつ散り始め、葉桜になりつつあります。
どういう加減か、毎年遅れがちに花を咲かせる、近所のある桜の木は今が満開。
桜に似た花も、次々と綺麗な花を咲かせています。
どの花見ても綺麗だな♪って童謡は・・・「チューリップ」ですね。
まさにそんな感じ。
私のブログもここんところ「花ブログ」と化しております。

　　

これはご近所で見かけた、桜に似た花。
りんごの花です。
花を綺麗に咲かせ、秋までに実もつけるのですが、やはりある程度気温の低い所でないと、実が成長途中、赤くなる前に落ちてしまうようです。

　　

野菜もそういうことはあるのでしょうが、果物の方がより気候の影響を受けやすい、南国の果物、寒い地方の果物、と生産地が限定されているような感じはしますね。

以前沖縄に行った時、子供がパイナップルがなるんだって、と言うことで、ピンポン玉くらいの大きさ（っていうのもなんだか謎）のパイナップルをお土産で買って来た事があって、実の部分を切り取り上の葉の部分だけにしてセットされていたミニ植木鉢に植えておくというものでした。

それが成長してパイナップルの木（木って言うのかな？）になるという説明書が入っていたんだけど、その時物凄く疑心暗鬼な気持ちになっていたんですよ。

愛犬さくらに取られない様に、と気をつけて、届かない高さの所に置いてあったんですが、犬って奴は不思議なくらい、そういうこと敏感に感じ取るんですよね。
強い風が吹いた拍子に鉢が落ちた途端、咥えて持っていっておもちゃにしてしまいました。

結果、パイナップルの成長を見ることは叶いませんでした、という話。
多分、そんなアクシデントがなかったとしても、南国ではない地方でパイナップルの育成は無理だったのではないでしょうか。
そんな風に思いますよ。

パイナップルの話ではありません。
今日は、桜に似た花の紹介でした。

　　
　
昨年もこちらで紹介したカイドウです。
我が家のカイドウは、もともと盆栽だったものなので、まだまだとても小さな木です。

　　

毎日こまめに記事更新しているわけではないので、写真を撮ってもうっかりしているとその花の時期が過ぎてしまいそうです。
桜に似た花ではありませんが、２年前に種を蒔いたきり、全然花を咲かせることのなかった「勿忘草」が、やっと小さな花を付けてくれました。

　　

一昨年前の春咲かず、秋も咲かず、その次の春も、秋も・・・葉オンリーの、その葉さえも何だか枯れてるみたいな茶色に変色してしまったり、見栄えが悪いので本当にもうこの春が来る前に、抜いてしまおうかと思っていたところでした。
とても小さな可愛い花。
よく見ると蕾がまだまだたくさんあるようで、しばらくは楽しめそうです。

　　

「私を忘れないで」
忘れてなかったけれど、待ちくたびれちゃいましたよ。
桃栗三年柿八年みたいに、勿忘草の開花も年数が必要だったのかしら？
いつかきっと花を咲かせる時が来るから。
ん～、何かを教えられたような気がしないでもない・・・。